警視庁に極秘情報を売り渡すべく、一人の情報屋が成田空港に降り立った。だが彼は、冴子の目の前で何者かに暗殺される。犯人は「赤い死神」の異名を持つ、東ガリエラ国の情報部員・ヘルゼンと判明するが、外交官特権に阻まれ警察は手を出せない。その頃、「CAT’S EYE」に集う獠たちの前に、コンサートのため来日していた西ガリエラの天才ピアニスト・ニーナが現れる。名前も顔も分からない父親探しを依頼するため、友人の氷室真希の紹介で海坊主を頼って来たのだ。実はその父親こそ、かつて悲しい運命によりニーナの母との別離を余儀なくされた、ヘルゼンだった。一方東ガリエラは、ニーナのマネージャーでもある祖父のクラウスが情報を引き継いだと知って彼を拉致。クラウスとその後を追った香は、アジトに監禁されてしまう。ニーナはヘルゼンが父親であると知り、二人の奪還のため立ち上がる獠に同行を申し出るが、獠は彼女にコンサートに集中するよう諭す。獠と海坊主の奮闘により、ガリエラの秘密拠点は激戦の末に陥落。ついに対峙する獠とヘルゼン。ニーナの演奏がクライマックスを迎えていたその時、二人の銃が火を噴いた。そして……。
東京湾に面した一角に、スーパーコンピューターが全てを管理する未来都市「東京ベイシティ」が完成。香と美樹は、その中枢となるホテルの落成式に出席する。一方、場所が分からずホテルに辿り着けないでいた獠は、街で出会った美女を追って、海坊主とともに知らず知らずのうちにベイシティへ向かう。ところがその頃、ベイシティはコステロ共和国の独裁者・ギリアム将軍の一味に占拠されていた。獠が出会ったのはギリアムの娘だったのだ。ギリアムはベイシティのコンピューターを使い、娘のハッキング技術で核ミサイルの発射システムに侵入して自分を失脚させた米国に復讐しようと企んでいた。完全武装のギリアム一味に警察も米軍も手を出せない中、獠と海坊主だけが核の脅威に立ち向かう!
LAからやってきた美女・エミリーに、ボディーガードを依頼された獠。痴情のもつれから、組織の差し向けた殺し屋に狙われているというエミリーだが、その正体はCIAの捜査官で、獠を狙う殺し屋・ダグラスを捕らえるのが目的だった。しかし、兄をダグラスに殺された彼女は、捜査員としてダグラスを逮捕するだけでなく、兄の仇を討つことまで考えていた。復讐に燃える彼女を、獠は静かにたしなめる。だがその時、水面下ではCIA内部の二重スパイの陰謀が蠢いていた。一方、ダグラスは香を人質にとり、獠をおびきだす。それが自分を倒すための罠と知りながら、香救出のため出かけていく獠。そして、CIAの二重スパイがついにその正体を現す。決着の時、運命のトリガーが今、引かれる!
“シティーハンター”は、冴羽獠と槇村香、二人組のプロのスイーパー。ボディーガードから殺しまでどんな依頼でも、一度引き受けたからにはパーフェクトにこなす。依頼方法は、新宿駅東口の伝言板に自分の連絡先と「XYZ」と書くこと。これは後が無いという意味なのだ。今日もシティーハンターは、ライバルの海坊主や刑事の野上冴子などとともに、法では裁けない悪に立ち向かい、新宿の街で大活躍するのだった。 ある日、奇妙な依頼が入る。それは、現在来日中のガイナム共和国の大統領候補マクガイアをガードしているシークレットサービスの新庄安奈をガードして欲しいというものだった。 実は彼女はマクガイアの娘なのだ。そして、彼女を狙うのは、かつてマクガイアが反政府活動をしていたときの元同志。現在は麻薬組織のボスとなり、マクガイアを失脚させようと企むゴンザレスという男だった。母を死なせた責任は父にあると、複雑な心境で任務についていた安奈は、獠や冴子にフォローされながら、少しずつ素直に父と向かい合えるようになっていく。 しかしマクガイアと安奈は、マクガイアの秘書であるローザの手引きによって、ゴンザレスに捕らえられてしまう。
“シティーハンター”は、冴羽獠と槇村香、二人組のプロのスイーパー。ボディーガードから殺しまでどんな依頼でも、一度引き受けたからにはパーフェクトにこなす。依頼方法は、新宿駅東口の伝言板に自分の連絡先と「XYZ」と書くこと。これは後が無いという意味なのだ。今日もシティーハンターは、ライバルの海坊主や刑事の野上冴子などとともに、法では裁けない悪に立ち向かい、新宿の街で大活躍するのだった。 プロフェッサーと呼ばれる謎のテロリストが日本警察に勝負を挑むために入国してきた。しかし、独特の美学に基づいて行動する彼に、警察は振り回されていた。その頃、獠と香のもとに一件の依頼が飛び込んできた。依頼人は新宿歌劇団の真風笑美、13年前に行方不明になった兄を探して欲しいというものだった。しかし皮肉にも、プロフェッサーこそが、彼女の兄だったのだ。 プロフェッサーは、実の妹でさえ「邪魔な過去」として抹殺しようとしていた。ここに、獠対プロフェッサーの新宿の街を賭けたとんでもないゲームが始まったのだった。
“シティーハンター”は、冴羽獠と槇村香、二人組のプロのスイーパー。ボディーガードから殺しまでどんな依頼でも、一度引き受けたからにはパーフェクトにこなす。依頼方法は、新宿駅東口の伝言板に自分の連絡先と「XYZ」と書くこと。これは後が無いという意味なのだ。今日もシティーハンターは、ライバルの海坊主や刑事の野上冴子などとともに、法では裁けない悪に立ち向かい、新宿の街で大活躍するのだった。 今回4ヶ月と3日ぶりに持ち込まれた依頼は、ボディガード。メガシティテレビの人気キャスター・朝霧さやかが、殺し屋マッド・ドッグに狙われているというのだ。だがマッド・ドッグは、さやかと彼女をガードする獠の映像に加工して、獠を誘拐犯に仕立て上げてニュースで放送してしまった。 獠は、すっかり全国指名手配犯にされてしまうが、むしろその状況を楽しんでいる様子。そして冴子の機転で、無事マッド・ドッグを倒すことに成功する。 ところが、別行動していた香が、メガシティテレビのオーナーであり、かつて獠と行動をともにしていたこともあるジャック・ダグラスに捕まってしまった。 実はさやかは、彼らとは因縁の仲だった。10年前、獠とジャックは彼女をめぐって決闘し、ふたりを止めようと割って入った彼女が銃弾に傷つくという不幸な出来事があったのだ。
裏社会ナンバーワンの腕をもつシティーハンター冴羽獠は、普段は新宿に事務所を構え、相棒の槇村香と様々な依頼を受けている。 そこに、何者かに襲われたモデル・進藤亜衣がボディーガードを依頼にやってきた。 美女の依頼を快諾した獠だが、撮影スタジオで更衣室を覗いたり、もっこり全開のやりたい放題…。 亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT企業の社長・御国真司は、なんと香の幼馴染。 撮影現場で久々に香と再会した御国は彼女をデートに誘う。 しかし、獠は香に無関心で亜衣にスケベ心丸出し…。 一方、海坊主と美樹は傭兵が新宿に集結する、という情報を入手した。そして、傭兵達は何故か亜衣を狙うのだった… 敵の正体を探る冴子が直面する巨大な陰謀! 来日する大物武器商人・ヴィンス・イングラードと最新兵器―― 御国の登場により、すれ違う獠と香。 シティーハンターは亜衣と新宿を護りぬくことができるのか!?