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All Seasons

Season 1

  • S01E01 明青のエース

    • April 6, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E02 おれが兄貴でおまえが弟

    • April 13, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E03 明青学園なんて

    • April 20, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E04 交換(トレード)してえなァ

    • April 27, 2019
    • YTV (JP)

    ブロック大会決勝戦を前に緊迫する投馬と二階堂。ケンカする気満々の投馬だったが、二階堂はそれをスルーしてさっさと帰ってしまう。迎えたブロック大会決勝戦。ここ一番の集中力と執念でまさかの完封勝利を収めた二階堂は、投馬と走一郎に「自分がこのチームのエースだ」と宣言する。色々あったが、とにかく20年ぶりに都大会出場を決めることが出来た明青学園中等部野球部。だがその前に期末テストがあった。駒から音美とのデートをかけてテストの点数勝負を挑まれる投馬。本人は断るが、走一郎がOKしてしまう。結果、全力で勉強した投馬はクラスで5位に入り、見事に駒に勝利する。本気を出した投馬を褒める走一郎の様子を見て、音美も機嫌がいい。テストが終わり、改めて都大会一回戦の相手を研究する投馬と走一郎。相手のエースは、一級品のカーブを決め球に持つ男・西村拓味。予選でほとんど点を取られていない強敵だった。一方、明青学園の背番号1・二階堂は、最近は全然練習に出てこない。試合前日、やっと顔を出した二階堂は一言の侘びもない上、いつにも増して球威もキレもない。そして始まった一回戦。ところが試合時間になっても二階堂は姿を現さず、マウンドには控えのピッチャーがあがる。だが相手も、長く低迷が続いている明青学園を舐めているのかエースを温存してくる。ならば今のうちに取れるだけ点を取るしかないと張り切る投馬たちは、見事先制点を奪取。が、あっという間に同点に追いつかれ、そのまま一気に逆転される。それでも駒のバットで再び逆転すると、ついにマウンドに相手エース・西村を引きずり出す。その後もちょっとずつ点を返されるが、投馬と走一郎の活躍で辛うじてリードを守り続ける。そんな二人の実力を認めた西村は、マウンドで「交換(トレード)してくれねえかなァ」とつぶやきながら本気の勝負を挑んでくる。白熱する好ゲームはいよいよ後半に突入。その時、投馬と走一郎はスタンドにOB会長の姿を見つける。嫌な予感がしてベンチを見ると、そこにいたのは背番号1を付けた二階堂だった。当然のように投手交代は行われ、マウンドにあがる二階堂。迎えるバッターは相手の4番西村。しかし二階堂のボールは、フルスイングした西村のバットに当たり、遠い夏空に吸い込まれていった。同点に追いつかれた明青学園。ここからが本当の勝負だ?

  • S01E05 ピッチャーだろ?

    • May 4, 2019
    • YTV (JP)

    都大会一回戦、5回の裏に西村にホームランを打たれながらも必死に守って同点で踏みとどまる明青学園。だが相手エースの西村の前に打線は全く歯が立たず、追加点を取ることが出来ない。一方、6回のマウンドに上がった二階堂は、感慨にふけるように球場をぐるりと見回すと、投馬に視線を向けて笑みを浮かべる。水神の攻撃が始まるとめった打ちにされる二階堂。走一郎はベンチを見るが、監督の黒柳は動く気配もなく、結局5点を奪われて逆転されてしまう。最終回の攻撃が始まるとき、二階堂の姿はすでにベンチになかった。それでも黒柳は何も言わず、投馬と走一郎の夏は終わった。その頃、立花家では、大山と言う変な男が英介を訪ねて来ていた。大山は父・英介の高校時代の野球部のキャプテンであり、走一郎と音美の実の父・澤井のことも知っていた。澤井は、英介たちの後輩だったのだ。大会が終わった後、西村が立花家を訪ねてくる。投馬と走一郎の才能を高く評価する西村は、二人に名門・勢南高校で一緒に甲子園を目指そうと誘いに来たのだ。進路について色々考えていた2人は、とりあえず勢南の監督である西村の父親に会ってみようと勢南高校に向かう。西村の父は、かつての明青学園の上杉達也のライバル・西村勇だった。父親に投馬と走一郎をサードとキャッチャーと紹介する西村。しかし、西村監督は投馬がピッチャーだと知っていた。明青の黒柳監督から優秀な投手だと聞いていたというのだ。走一郎に「実力次第で息子以外にエースナンバーをつけさせる気はあるのか」と尋ねられた西村監督は、「息子以上のピッチャーなんてものはあり得ない」と答える。その傍で投馬が物凄いボールを投げてみせる。驚く西村親子に、投馬とバッテリーを組むから西村とは組めないと言う走一郎。それを聞いた西村監督は、縁が無かったと大笑いする。明青学園に思うところがある西村監督は、自分が監督になってから一度も明青には負けたことがないと言い、「クソ弱ぇ野球部になっちまったもんだ」とボソリとつぶやく。帰り道、他人が明青の悪口を人に言ったことに腹が立っている投馬。一方、走一郎は黒柳監督が投馬を西村以上のピッチャーだと周りに言っていたことが気になっていた。その頃、立花家の前で頭を下げる黒柳の姿に気が付く音美。黒柳の真意は一体……。

  • S01E06 春がくれば

    • May 11, 2019
    • YTV (JP)

    今川キャプテンに誘われて大きな総合病院に向かう投馬と走一郎。そこに入院していたのは、二階堂だった。本当に奇跡だったと言われるぐらい成功率の低い手術を乗り越えた二階堂が、投馬と走一郎に初めて胸の内を語る。昔、明青学園のピッチャーだった二階堂の父は、中・高等部の6年間で一度もエースナンバーをつけることなく卒業していった。その後、親の会社を継いで大企業に成長させ、40歳をすぎて一人息子を授かる。野球を始めた息子は中等部1年の秋に背番号1を背負い、父親は人目をはばかることなく「天才」と周囲に自慢しまくった。だがその半年後、息子の心臓に異常が見つかった。残された時間、一試合でも多くマウンドで背番号1を背負った姿を見せることが親孝行だと考えた二階堂は、父の親友である黒柳監督に無理を言って野球を続けていたのだ。その後、全ての責任を取った黒柳は、何の言い訳もせずに明青学園を去って行った。助からないと思っていた二階堂は、「死ぬ前のわがままくらい大目に見ろ」とうそぶく。「散々言った二階堂さんの悪口も謝りませんから」と言いながら、受け入れる二人。その日、家に戻ると、二階堂の父が二階堂のつけていた背番号1を持って訪ねて来る。明青学園には、エースを受け継いだ者は、一試合だけ先代のエースの背番号を借りて戦い、その後で新しいものに付け替えるという伝統があった。さまざまな思いの詰まった背番号1を受け取る投馬。季節は流れ、投馬と走一郎を中心に再始動する野球部。中3の夏の大会でノーヒットノーランを記録するなど、周囲に知られる存在になっていた立花兄弟は、明青学園高等部への進学を決めていた。そんなある日、パンチの散歩をしていた走一郎が、一人の美少女と出会う。その傍にいたのは、二人の父親・英介が明青野球部の時のチームメイトの大山だった。近所に引っ越してきた大山が、立花家に遊びに来る。散々飲み食いした大山に、何をしにこの町に戻ってきたのかと尋ねる英介。大山は「明青学園高等部、野球部監督」と答える。そして走一郎が出会った美少女・大山の娘の春夏も春から一緒に高等部に入学するという。春夏の存在が気になる走一郎。一方、音美はパンチの散歩の途中、雪が降り積もった坂道を見て、幼い頃の投馬の優しさを思い出していた。春が来れば高校生。いよいよ物語の舞台は明青学園・高等部に移ってゆく。

  • S01E07 心配?

    • May 18, 2019
    • YTV (JP)

    春が来て、明青学園高等部に進学した立花兄弟と大山監督の一人娘・春夏。かつて一度だけ全国制覇を果たした野球部に入る投馬と走一郎。春夏は、野球部と同じ時期に全国一になった新体操部に入部する。投馬と同じクラスになった春夏はさっそく注目の的になるが、その傍に南郷という男子生徒が立ちはだかる。大山監督を慕って九州から引っ越してきたという南郷は、当然野球部に入部する。だが春夏への態度を見て目的が監督だけではないだろうと見抜く投馬。しかし南郷のパワーは本物であり、先に入部していた今川や同級生の駒といったメンバーも揃い、投馬と走一郎はいよいよ甲子園への道を歩み始める。二人が中等部とは比べものにならない厳しい練習を終えて帰宅すると、立花家に大山監督が春夏と一緒に遊びに来ていた。何も知らない投馬は、洗面所で着替えている最中の春夏と遭遇。慌てて扉を閉めるが、春夏のことが気になっている走一郎に裸を見たのかと問い詰められる。言い争いを始める二人のやり取りを微笑ましそうに見ている春夏。そんな春夏に、音美はどっちが好みかと訊ねる。少し考えた春夏は、逆に「心配?」と返す。返答に困る音美。中等部では、音美が同じクラスの三田亜里沙という女生徒にライバル視されていた。亜里沙は、同じクラスのサッカー部の赤井と一緒にクラス委員になりたかったのだが、担任が音美を委員に選んだことを逆恨みしているのだ。迷惑そうな顔をする音美に、宿命だと思ってあきらめるしかないと無責任なことを言う夏野。どうやら音美のまわりにも騒がしくなりそうな気配が漂い始めているようで……。一方、野球部では今川を始めとする先輩たちが、何故投馬のピッチングを見ないのかと大山に抗議していた。一年生を特別扱いしたくない大山だったが、上級生の真剣さに渋々立花兄弟を呼ぶ。そして初めて投馬のピッチングを見て目を丸くする大山。その日の晩、「あんなすげえならもっと自慢しろ!」と立花家を訪れて英介に文句を言う大山。二人は酒を飲みながら明青学園の校歌を歌い、盛り上がる。その頃、勢南高校の西村監督は、息子の拓味に立花兄弟のことを訪ねていた。しかし、音美に夢中な拓味は、所詮明青だろ、と相手にしている様子がない。一抹の不安を感じながらも同意する西村監督。果たして、明青学園野球部は甲子園にたどり着くことが出来るのだろうか?

  • S01E08 うちのお兄ちゃん

    • May 25, 2019
    • YTV (JP)

    練習が早く終わった投馬が家に帰ると、南郷が一緒について来る。毎度立花家に酒を飲みに来る大山に、メシを食わせてやるから先に行って待っているようにと言われたそうだ。大山の文句を言う投馬に、南郷は「監督の悪口は言うな」と怒る。かつて南郷は大山に命を助けられたらしいが、投馬と音美は全く興味を示さない。そんな話をしている間に天気は崩れて雨が降り出し、投馬たちの両親から「帰りは遅くなる」と連絡が入る。その頃、雨の直撃を受けてずぶぬれで自宅に帰宅していた大山は、南郷を立花家に誘ったことなど忘れていた。一方、雨を避けてファミレスに避難していた走一郎は、音美をライバル視する三田亜里沙と遭遇。同じファミレスで雑誌取材を受けていた亜里沙の兄・三田浩樹が、昨年の甲子園ベスト8の東秀高校のエースだと知る。どうやら三田は、立花兄弟のことを知っているようだった。しばらくして、強豪校の東秀高校が低迷する明青学園に練習試合を申し込んできた。不思議に思う投馬だが、妹思いな三田を感じていた走一郎は、三田亜里沙が音美への対抗心から兄貴対決でポイントを稼ぐために頼んだのだろうと気付く。とにかく立花兄弟にとっては、超高校級のピッチングを体験できるチャンス。それでも投馬は三田が格下相手に本気で投げてくれるかと心配するが、走一郎は可愛い妹が観ている前で手を抜くわけがないと確信していた。実際に三田は本気のピッチングを見せる。その様子に気をよくして自慢する亜里沙と何も言えない音美。明青学園の先発は三年生の武下。大山は打者一巡ごとに投手を変える作戦を立てるが、あっという間に先制点を許す。二番手の高岡も四球を連発し、無死満塁で投馬が登板。半ばやけ気味で一球目を投げる投馬だが、偶然のトリプルプレーでピンチを切り抜ける。次の明青学園の攻撃で走一郎に打席が回ってくるとあっさりと打ち上げてアウト。しかし東秀の監督は、初めて見る三田の球を外野まで飛ばしたことに驚く。続く投馬もファールで粘るが、誤審のストライクで打ち取られてしまう。だがそれを利用してやり返す立花兄弟。一度ストライクと判定したコースをボールに変えることはできず、東秀レギュラーから連続三振を取る。そして打者一巡しても一本のヒットも許さない投馬の様子に、そのまま続投させる大山。投馬のピッチングに東秀高校の監督にも変化が。音美の前で投馬の快投はまだまだ続く!

  • S01E09 大ニュースでしょ

    • June 1, 2019
    • YTV (JP)

    快投を続ける甲子園ベスト8の東秀高校エース・三田の前に手も足も出ない明青学園。音美に対抗心を燃やす三田の妹・亜里沙は、兄の圧倒的な実力を自慢してくる。さすがに内心穏やかではない音美。その時、ピッチャーが投馬に代わってから相手にほとんど打たれていないことに気付く夏野。そして互いに点が入らないまま試合は終盤へ。なるか、逆転!意地を見せろ、立花兄弟!野球はドラマだ!

  • S01E10 ただの散歩

    • June 8, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E11 投げてみろ

    • June 15, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E12 なめてませんか

    • June 22, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E13 兄弟だから

    • June 29, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E14 負けてます

    • July 13, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E15 あの顔が見たくて

    • July 20, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E16 活気があって

    • July 27, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E17 やっぱりだれかに

    • August 3, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E18 こんな雨の日に

    • August 10, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E19 うらやましいか?

    • August 17, 2019
    • YTV (JP)
  • S01E20 神頼みなんですね

    • August 24, 2019
    • YTV (JP)

    東東京大会準々決勝の初日、大会大本命の強敵・東秀高校は当然のようにベスト4に進出。 その頃、試合を翌日に控えた明青学園では周囲の人たちの期待が増々盛り上がっていた。 そんな中で投球練習を行っていた投馬だったが、受けていた走一郎はそのボールに違和感を感じたようで、練習を途中でやめて監督とミーティングを始める。 一人残された投馬に、テレビ中継用のアンケートを書いて欲しいと頼みに来る春夏。 面倒くさがりながらも引き受ける投馬。春夏は、アンケートを書きながら無意識に右肩の様子を気にしている投馬の様子に気が付く。 ちょうどそのとき、パンチの散歩をしていた音美がグランドの近くを通りかかっていた。 投馬と春夏が親しげに話す様子を遠くから複雑な表情で見ていた音美は、「幼なじみ……ですか」と一言つぶやくと二人に気付かれないうちにその場を去る。 迎えた翌日の準々決勝。明青学園の先発ピッチャーは、投馬ではなかった。 全て大山監督の計算違いから起こったことだった。 この夏の大会は、投馬の力を試しながらチームの課題を試合でチェックしようと大山は考えていたのだが、想定を超える投馬の力投で気が付けば明青学園はベスト8に進んでいた。 しかし連投で疲れていた投馬は、昨日の練習でもボールに本来の威力が無くなっていた。 このまま次の試合に投げさせれば更に投馬が消耗してしまうと考えた大山は、走一郎とも相談して投馬を休ませる決断をしたのだ。 投馬を温存した明青学園は、南郷のホームランで先制するがすぐに海旺西に逆転され、互いにピンチとチャンスが交互に訪れる点の取り合いに

  • S01E21 もしも…

    • August 31, 2019
    • YTV (JP)

    投馬を温存した明青学園は、強豪・海旺西を相手に何とか粘って食らいついていく。しかし徐々に点差は広がってゆき、気が付けば相手に大きくリードを許していた。そして投馬がマウンドに上らないまま試合は九回裏へ。海旺西は万全を期して背番号1のエースピッチャーを八回からマウンドに送ってくる。あとアウト三つで投馬と走一郎の夏が終わってしまう。白熱する準々決勝、いよいよ決着!

  • S01E22 妹思いなんですよ

    • September 7, 2019
    • YTV (JP)

    ついに始まった東東京大会・準決勝。 相手は大会が始まってここまで失点0の超高校級左腕エース・三田と自慢の強力打線で全国制覇を目標に掲げる東秀高校。 一度対戦した経験をもとに万全の対策を立てて三田に挑んだ明青学園だったが、初回にあっという間に三者連続三振をくらってしまう。 東秀の監督は「四点とったら三田を休ませる」と最初から余裕の表情。 しかし準々決勝を休んで疲れのとれた投馬は、強力な東秀打線相手に最初から全力でボールを投げ込み、こちらもまた三者連続三振を奪う。 練習試合とはまるで違う投馬の投球に驚く東秀の監督。だが三田はこれを予想していたかのようで、さらにエンジン全開の投球を見せつけて明青のバッターを力でねじ伏せてくる。 対する投馬は三田の挑発には乗らず、二回からはコントロールを重視して打たせて取るピッチングに切り替える。 それは炎天下に三田に付き合って全力のピッチングを続けたら先につぶされてしまう、という走一郎の冷静な判断だった。 球数を押さえて長いイニングを投げる作戦に出た投馬と走一郎。 東秀の監督、三田、四番の今川、そしてスタンドで観戦していた投馬の父の英介が、投馬の力まず投げるときのコントロールの良さに感心していた。 実は投馬のコントロールは、音美のために身に着けたものだった。 幼い頃、投馬が走一郎とケンカしたとき、代わりにキャッチボールの相手を務めたのは音美。 投馬は、音美が後ろにそらしたボールを傷だらけになりながら追ってゆく姿を見て、動かなくてもボールを取れるようにコントロールを磨いていったのだった。 打席に立った三田が、「こういうピッチングも出来るんだな」と投馬のコントロールを褒めると、「三田さんと同じで昔から妹思いなんですよ、あいつは」と答える走一郎。 その頃、春夏の母親・月影渚が立花家を訪れていた。そして何故か母・真弓と一緒に投馬たちの試合を観戦することに。 球場では両チームとも無得点のまま試合が進み、六回表の明青学園の攻撃が始まっていた。 ツーアウトながらランナーを二人置いて打席に入る走一郎。 絶好のチャンスを迎えた明青学園だったが、ここで本気の本気を出した三田に抑えられてしまう。 両校ともに譲らず、試合は終盤戦に突入する。

  • S01E23 時間の問題だな

    • September 14, 2019
    • YTV (JP)

    接戦となった明青と東秀の準決勝。圧倒的不利と思われた明青学園だが、投馬の快投でまさかの両校無得点のままで試合が進んでゆく。 迎えた六回裏、投馬はこの日初めての失投をバッター・三田に打たれ、二塁打にされてしまう。この試合初めてのピンチを背負った立花兄弟バッテリー。 次の打者に投馬がボールを投げようとしたその瞬間、二塁ランナーの三田がまさかのスタートをきり、誰もが予想しなかった盗塁を試みる。 だが一瞬の判断でボールを外した投馬のファインプレーで、走一郎が盗塁阻止に成功。 投馬の脳裏には、「子供のころの三田は足が速かった」という音美から聞いた何気ない話が残っていたのだ。 その後の打者も打ち取られ、結局この回も無得点に抑えられてしまう東秀高校。 続く七回裏、三田は走塁のダメージがまだ回復していないままにマウンドに上がるが、四番の今川に意図的に四球を与えて息を整えるとその後の打者を再び三者三振にとる。 マウンドに仁王立ちする三田の姿は、まさしく怪物だった。 一方、暑さで徐々に疲れが見え始めた投馬は、七回裏に一死一・三塁のピンチで打席に東秀クリーンナップの深堀を迎えてしまう。 投馬の投げた力のない棒玉を完璧にとらえる深堀。 だがそのボールはまっすぐ投馬のグラブに収まり、まさかのダブルプレーでピンチを切り抜けることが出来た。 運にも助けられてギリギリの投球を続ける投馬。 しかし誰の目から見ても限界が近いのは明らかだった。 それでも必死の粘りを見せる明青学園。 九回を終わって互いに無得点のまま、試合は延長戦に入る。 十回表、投馬との投げ合いを楽しんでいる三田の投球が更に凄みを増してゆき、ここに来てこの日自己最速のボールを投げてくる。 一方、もはや限界と判断した大山監督は、投馬が壊れる前にマウンドから降ろす決断を下そうとするが、走一郎がそれを拒否する。 走一郎は、投馬がまさに今、三田の投球に引っ張られて限界を超えて一段上のステージに上がろうとしていることを感じていた。 そして十回裏のマウンドに立った投馬の投げたボールも、この日の自己最速のスピードを出すのだった。 投馬と三田、互いに譲らないまま、延長戦は進んでゆく。

  • S01E24 似てると思わないか?

    • September 28, 2019
    • YTV (JP)

    両校無得点のまま接戦が続く明青学園と東秀高校の準決勝は、延長戦に入っても互いに譲らず、ともに無得点のままだった。 十二回の裏、マウンドに向かう投馬の背中を見ていた春夏は、限界を超えて投げる投馬を一度は交代しようとした大山監督に、代わりに誰を投げさせるつもりだったのかを訪ねる。 投馬がマウンドを降りた時点でこの試合は終わりだと考えていた大山の脳裏に、かつて似たような状況で貧乏くじを引いたピッチャーの姿がよぎっていた。 それは20数年前、当時の明青学園のエースで走一郎と音美の実の父親である澤井がケガして病院に運ばれた後を引きついでマウンドにあがった投馬の父・英介の姿だった。 一方、マウンドに上がった投馬は試合中に急速に進化を遂げていた。 次々と東秀のバッターを打ち取ってゆく投馬のフォームは、いつの間にか体に負担のかからない理想的な投げ方に。それは、左右を逆にすればほとんど三田と同じフォームだった。 だが三田もまた延長に入ってから更に凄みを増していた。その剛腕の前に、一人のランナーも出すことの出来ない明青学園。 この試合は、怪物として騒がれた三田の、間違いなく高校時代のベストピッチだった。 双方ともに譲らず、熱戦を繰り広げる両チームだったが、回が進むにしたがって元々は明らかにチーム力が落ちる明青学園の守備が乱れ始める。 十四回裏、エラーが重なって一死一、三塁の大ピンチで東秀の三番打者を迎える投馬。 だがこのシチュエーションは、七回裏にダブルプレーに打ち取ったときと全く同じだった。 そして東秀の三番・加賀の打った打球は、あの時と同じくまた投馬のグラブに収まる。 ピッチャーライナーで二死。そして飛び出したランナーを刺そうとサードに投げる投馬。 しかしボールは大きくそれ、サードランナーがサヨナラのホームを踏んで試合は終わった。 それから数日、誰も居ない家で一人で古いビデオを見る投馬。それは、明青学園の伝説のエース・上杉達也が甲子園を制覇した試合だった。 母親が亡くなった後、父の英介と一緒に繰り返し何度も見た上杉達也の姿は、幼い投馬の心に深く焼き付いていった。 やがて走一郎と音美と家族になり、父親たちの思いも引き継いだ投馬。 投馬と走一郎の甲子園への夢は続く。

Season 2 - ~二度目の夏、空の向こうへ~