Meisei and Toushu’s war of attrition has entered extra innings, neither pitcher allowing a single run. With Toushu playing in unfamiliar category, and Touma seemingly reaching a new level on the mound, will this be the year Meisei returns to Koshien?
Le match de demi-finale opposant Tôshû et Meisei semble interminable. Après plusieurs manches de prolongation, les deux équipes n'ont toujours pas marqué un seul point. Les joueurs sont tous épuisés, mais l'équipe de Tôshû est plus expérimentée. Un accès à la finale et potentiellement au Kôshien se joue ici, mais Meisei semble sur le point de céder.
양 측 모두 무득점인 상태로 교전을 계속해나가는 메이세이 학원과 토슈 고등학교의 준결승. 연장전에 들어가 더욱 그 엄청남을 더해가는 토슈의 고등학교 수준을 넘어선 좌완, 미타. 그에 대항해 시합 중에 급속히 발전을 더해가는 토우마. 눈 깜짝할 새에 토우마의 자세는 몸에 쓸데없는 부담을 줄인 이상적인 투구 자세가 된다. 그 자세의 좌우만 바뀐다면 미타와 거의 비슷한 형상을 띤다. 서로 한 치의 양보 없이 한계를 넘어선 열정적인 투구를 계속하는 각 학교의 에이스들. 그리고 다가온 연장전의 14회 공격과 방어. 지금이 결실을 볼 때다!
両校無得点のまま接戦が続く明青学園と東秀高校の準決勝は、延長戦に入っても互いに譲らず、ともに無得点のままだった。 十二回の裏、マウンドに向かう投馬の背中を見ていた春夏は、限界を超えて投げる投馬を一度は交代しようとした大山監督に、代わりに誰を投げさせるつもりだったのかを訪ねる。 投馬がマウンドを降りた時点でこの試合は終わりだと考えていた大山の脳裏に、かつて似たような状況で貧乏くじを引いたピッチャーの姿がよぎっていた。 それは20数年前、当時の明青学園のエースで走一郎と音美の実の父親である澤井がケガして病院に運ばれた後を引きついでマウンドにあがった投馬の父・英介の姿だった。 一方、マウンドに上がった投馬は試合中に急速に進化を遂げていた。 次々と東秀のバッターを打ち取ってゆく投馬のフォームは、いつの間にか体に負担のかからない理想的な投げ方に。それは、左右を逆にすればほとんど三田と同じフォームだった。 だが三田もまた延長に入ってから更に凄みを増していた。その剛腕の前に、一人のランナーも出すことの出来ない明青学園。 この試合は、怪物として騒がれた三田の、間違いなく高校時代のベストピッチだった。 双方ともに譲らず、熱戦を繰り広げる両チームだったが、回が進むにしたがって元々は明らかにチーム力が落ちる明青学園の守備が乱れ始める。 十四回裏、エラーが重なって一死一、三塁の大ピンチで東秀の三番打者を迎える投馬。 だがこのシチュエーションは、七回裏にダブルプレーに打ち取ったときと全く同じだった。 そして東秀の三番・加賀の打った打球は、あの時と同じくまた投馬のグラブに収まる。 ピッチャーライナーで二死。そして飛び出したランナーを刺そうとサードに投げる投馬。 しかしボールは大きくそれ、サードランナーがサヨナラのホームを踏んで試合は終わった。 それから数日、誰も居ない家で一人で古いビデオを見る投馬。それは、明青学園の伝説のエース・上杉達也が甲子園を制覇した試合だった。 母親が亡くなった後、父の英介と一緒に繰り返し何度も見た上杉達也の姿は、幼い投馬の心に深く焼き付いていった。 やがて走一郎と音美と家族になり、父親たちの思いも引き継いだ投馬。 投馬と走一郎の甲子園への夢は続く。
Gli inning supplementari della partita tra Meisei e Toushuu hanno inizio. Sognando il Koushien, Touma e Mita si affrontano nella sfida risolutiva. Quale delle due squadre raggiungera' la finale del torneo di Tokyo Est?
Die Verlängerung zieht sich weiterhin punktlos hin. Bei diesem Pitcher-Duell entscheidet, welcher Pitcher zuerst erschöpft ist. Oder wessen Defense zuerst in sich zusammenbricht.