魔人ブウとの激闘からしばらくが経過した地球で、悟空はチチに言われる通りに農業をしながらさぼって修業する日々を送っていた。一方で、地球を2度救ったことになったミスターサタンは世界平和賞を受賞するが…。
ベジータは、過去のトランクスとの約束を果たそうと、ブルマ、トランクスと共に家族旅行をしていた。一方、破壊神ビルスは、予知夢で見た最強の敵・超サイヤ人ゴッドと戦うため、39年ぶりに目を覚ました。
老界王神は、悟空がビルスに闘いを挑んだら大変なことになると思い、ビルスの存在を悟空には秘密にしようとしていた。一方ビルスは、ライバルとなりうる者の名を超サイヤ人ゴッドだと確信する。
お宝を求めて孤島に遭難したピラフは、ドラゴンボールの場所を突き止める。また、ボロボロとなったボートでブルマの誕生パーティーへの潜入に成功した。しかし、お腹が空き過ぎてしまい動くに動けない。
界王星での修行中に、最強の破壊神ビルスが出現。悟空は超サイヤ人ゴッドのことを尋ねられるが、心当たりがない。悟空は立ち去ろうとするビルスたちに対して、力試しを挑み、全力でぶつかっていくが…。
破壊神ビルスが地球に現れた。ブルマは、そのビルスたちを自分の誕生パーティーに招いてしまう。地球の破壊を避けるためには、ビルスを怒らせてはならなかった。そう考えたベジータは、家族を守るために必死になる。
プリンの取り合いで魔人ブウに激怒したビルスに対し、トランクスと悟天もゴテンクスに変身して挑む。しかし、全く相手にならない。天津飯、18号、クリリン、悟飯も手も足も出ない中、ブルマは…。
破壊神ビルスと魔人ブウはプリンを取り合った。すると、魔人ブウに似ているというだけの理由で選ばれたウーロンが、地球の命運を懸けたジャンケンをすることになる。手に汗握るジャンケン勝負が始まった。
神龍が語る五つの正しい心を持つサイヤ人が、もう一つ正しいサイヤ人に心を注ぐことができれば、超サイヤ人ゴッドが生まれる。だが、地球には、5人のサイヤ人しか存在しない。そんな中で悟空は…。
悟空は超サイヤ人ゴッドに変身した。そして、ビルスとの一騎打ちに挑むことになる。ところが、強大な超サイヤ人ゴッドのパワーに振り回されてしまう。悟空は、力を加減することができなくなってしまったのだ。
強力な破壊神ビルと本気でぶつかり合う悟空。ところが、両者の実力差はかけ離れており、悟空の勝ち目はゼロに等しかった。それでもこの戦いに勝利しようとする悟空は、異次元の神の力に追いつこうとする。
悟空とビルスの闘いは、どんどんエスカレートしていった。その強力過ぎる両者の力がぶつかったために、宇宙が耐えきれなくなり、消滅の危機に直面した。それでも悟空とビルスは全力でぶつかり合う。
神と神の超絶パワーが3度ぶつかり合ったが、宇宙消滅の危機を消し去ったのは破壊神ビルスだった。そして、両者の間で激しい戦いが繰り広げられる中、悟空の姿が普通の超サイヤ人に戻ってしまう。
激しさを増しながら続く戦いの中、さすがの悟空も負けを覚悟する。彼は、勝負での負けよりも、地球を破壊され、もう二度と戦えないことが残念だと感じた。悟空はビルスの一撃を受け、地球へと落下していく。
サタンは、破壊神を撃退したのは自分だと演説する。そんな中、破壊神を退けた「勇者」との戦いを望むスナク星人ガルビが現れた。破壊神の撃退を豪語するサタンはガルビとの戦いを回避できそうもなく…。
悟空を越えようとして必死に修業に励むベジータは、ウイスがビルスの師匠だという事実を知って驚きを隠せない。ベジータはウイスの下での修行を望むのだが、そのためにはウイスを説得する必要があった。
サタンとチチは、パンが生まれてから初孫ラブとなりとても可愛がる。ところが、パンの教育方針をめぐってチチとサタンの意見が対立する。怒ったチチは、ビーデルとパンを連れて立てこもってしまう。
ビルス星に到着した悟空が連れて来られたのは、ビルスの寝床だった。また、ビルスが寝ているベッドのシーツを交換するのだと言うが、寝ているビルスを起こさずにそれをするのは簡単ではなかった。
フリーザ軍は、悪の帝王・フリーザが君臨していた頃と比べると、見る影もなく弱体化してしまった。これを大いに嘆いた参謀のソルベは、フリーザをドラゴンボールで復活させようと動き出したのだが…。
ブルマを訪れた銀河パトロール隊員のジャコは、見事に復活を遂げたフリーザが1000人の兵士と共に地球に向かっていると報告する。これを受けてブルマはウイスと連絡を取ろうとするのだが…。
悟飯ら地球の戦士たちは、フリーザ軍の一般兵をなんなく退ける。フリーザに殺された記憶に恐れ、集中的に狙われたクリリンもどうにか危機を脱出する。そこでソルベはフリーザ軍一の兵士であるシサミを投入してきた。
悟飯は、今までよりも強さを増したタゴマとの戦いで苦戦を強いられる。ところが、そこにナメック星でカエルになったギニューが登場すると、ボディーチェンジによってタゴマの体を奪い取って復活を果たす。
フリーザによって体を打ち抜かれたため、満身創痍となった悟飯は、巨大なパワーを放出する。ところが、体力が持たず全ての気が弾けてしまった。そんな悟飯に対して、フリーザはとどめを刺そうとする。
フリーザは、悟空への復讐に燃えていた。一方、悟空はピッコロが死んでしまったことに怒りを爆発させる。悟空とフリーザ、2人の激しい攻防が繰り広げられるが、その戦いを見たベジータが突然乱入する。
「ゴールデンフリーザ」と自ら名付けたフリーザは、黄金色に輝いていた。また、その真の力は、超サイヤ人であるゴッドSS状態の悟空ですら苦戦を強いられるほどの凄まじいパワーを秘めていた。
黄金色に輝き、強烈なパワーを誇るゴールデンフリーザに押されて大ピンチの悟空。しかし、悟空はベジータと交代することなく、あくまで1対1の勝負にこだわり続ける。その時、ゴールデンフリーザに変化が現れ…。
ゴッドSS状態の悟空ですら苦戦を強いられるほどの圧倒的な強さを見せたゴールデンフリーザを完膚無きまでに叩きのめしていくベジータ。だが、追い詰められたフリーザは、とどめを刺される前に逆転の一手を放つ。
ビルスの下で修業に明け暮れる悟空とベジータ。そんな2人の前に現れたのは、第6宇宙の破壊神シャンパと、その付き人のヴァドスだった。彼らはビルスにある物を自慢するために訪れたと言うのだが…。
全部で12あるという宇宙の6番目の宇宙からやってきた破壊神シャンパは、地球を賭けた「格闘試合」を第7宇宙の破壊神ビルスに持ち掛ける。意地でこれを受けたビルスは、悟空たちに負けたら承知しないと脅す。
第6宇宙と第7宇宙の格闘試合を「大宇宙でピクニック」と間違って聞いたクリリンに説明する悟空。だが、12の宇宙については不理解な様子だ。また、悟空とベジータがやるべきことは残り2人のメンバー選出で…。
ブルマは、第7宇宙にある超ドラゴンボールを探すために超ドラゴンレーダーを完成させた。それを探すには宇宙の中心に向かう必要があると考え、ジャコを強引に呼び出す。するとジャコは、ある代案を持ち掛ける。
試合当日、ウイスと一同はキューブという神の乗り物でビルス星へ向かう。ビルス星で悟空は、第7宇宙一強いと言われるモナカと出会う。試合会場に到着した悟空たちは、第6宇宙のメンバーに強い興味を示した。
第1試合、孫悟空とボタモの戦いが始まる。クマのようなボタモは、大柄な体格にもかかわらず、素早いフットワークの持ち主だった。ボタモはゴムボールの様に弾んで、腹で圧殺しようと悟空をおびやかす。
第2試合で悟空がまさかの敗北を喫する。続いてフロストと戦うピッコロは、実力差を覆すためにある秘策を練っていた。ピッコロは魔貫光殺砲の一撃によってフロストを倒し、勝利を掴もうとする。
フロストは反則が発覚したため、失格となるはずだった。ところが、怒りに燃えるベジータは、その失格を取り消しにしてしまう。あらゆる武器の使用を認めて、ベジータはフロストに闘いを挑んでいく。
ベジータはマゲッタとの戦いで苦戦を強いられる。戦況を有利に運ぶマゲッタは動きが悪くなったベジータの隙を突いて猛攻を仕掛ける。すると、窮地に陥ったベジータの足が場外の地面についてしまい…。
ベジータの対戦相手は第6宇宙のサイヤ人・キャベ。実力者ではあるが、「お願いします。変身する方法を教えて下さい」と、超サイヤ人になれないばかりか、戦う相手に頭を下げ、これにベジータは激怒する。
第6宇宙最強の男と言われるヒットの放つ攻撃が見えず、ベジータは何度も地をはうほど苦戦を強いられる。また、観戦している悟空たちもヒットの攻撃は全く見ることができないほど驚異的なものだった。
無敵の「時飛ばし」を破られた第6宇宙最強の男・ヒットは、戦いの中で成長を遂げ、時飛ばしの時間を拡張させて悟空を追い詰める。その一方で、悟空は勝利を掴むために、ある技の使用を決心した。
界王拳の封印を解いた悟空だったが、進化し続けるヒットには、悟空渾身のかめはめ波すら効果がない。界王拳の限界が近づく中、悟空はビルスに「殺すのはなし」というルールのとりやめを提案する。
悟空ら第7宇宙のメンバーたちは、無事に勝利を収めた。しかし、勝利を喜ぶのも束の間、彼らの前に12の宇宙の頂点に立つ人物・全王が現れる。これをきっかけにして意外な展開を迎えることになる。
カプセルコーポレーションでは祝勝会が開かれていたが、そこに来ないはずのモナカが来てしまう。孫悟空は、手合わせをしようとするが、モナカが弱いと知られたくないビルスは、モナカに変装して…。
「遅発性乱気症」を患い、気をコントロールできなくなった悟空は、パンの世話と留守番をすることに。すると、ピラフ一味が眠りについた悟空への急襲を試みるが失敗し、逃げ出す時にパンも一緒に連れてきてしまう。
飲めば何百倍もの力が手に入るという奇跡の水・超人水が眠るポトフ星にやって来たトランクスと悟天。そこでは超人水を狙うグリールがポタージュを撃退する。だが、超人水の封印を解く鍵を奪われてしまい…。
複製ベジータが誕生したことによって、気を奪われてしまったベジータ。ポタージュは、超人水は性格すらもコピーしてしまい、元の人物がさらにそのパワーを失った時には最終的に死に至ってしまうという。
悟空と複製ベジータは、互いに一歩も引かない激闘を繰り広げる。その様子に複雑な思いを抱くベジータ。苦戦する悟空に対して怒りをぶつける一方で、悟空の攻撃を食らう複製にはいら立ちを隠せない。
ポトフ星での激闘を終えた悟空たちは、カプセルコーポレーションで束の間の休息を取っていた。だが、人造人間とセルを倒して平穏を取り戻したはずの17年後の未来では、新たな危機を迎えていた。
ブルマに続いてマイまでも殺され怒り狂うトランクスだが、マイと交わした誓いを思い出して冷静さを取り戻す。ブラックと戦いながら、一瞬の隙を突いてタイムマシンに乗り込むトランクスだが、その場に倒れ込む。
トランクスは、ビルスとウイスに時間移動は大罪だと教えられショックを受ける。だが、自らを孫悟空と名乗る謎の敵・ゴクウブラックにより危機を迎えた地球を救うには、現代の悟空たちの力を借りるしかないのだ。
悟空たちが未来の敵と戦う決意をした時、未来の敵、ゴクウブラック本人が現れた。孫悟空は、時の指輪により時を越えたゴクウブラックに戦いを挑み、ブラックは、トランクスが時空を越えたタイムマシンを発見する。
タイムマシンを修理すれば未来の世界を救えるとうなずく未来のトランクス。だが、ビルスとウイスは渋い顔で、ウイスは悟空の修行もしてくれない。一方、未来のトランクスはピラフと行動を共にするマイに気づく。
ブルマたちはタイムマシンの修理に着手。未来のトランクスとマイに嫉妬する現在のトランクスは良いところを見せようと張り切る。一方、寝つけずにいた未来のトランクスは、不意に師であった悟飯のことが気になる。
ビルス、ウイス、悟空の3人は第10宇宙の界王神・ゴワスとその見習いであるザマスを訪ねる。ビルスとウイスは、「時の指輪」が管理されているか確認をゴワスに求め、悟空はザマスに興味津々で手合わせを求めるが…。
タイムマシンの修理が大詰めを迎えるなか、悟空、ビルス、ウイスが帰還してくる。そして結局、界王神見習いのザマスとゴクウブラックとを結びつける確証を得ることはできなかったとウイスは話した。
「悟空に会いたい」と言う全王からの知らせを受け、ビルスは悟空を呼び出した。全王の機嫌を損ねれば全宇宙が消されてしまうかもしれない。だが、心配するビルスをよそに当の本人は気楽な様子だった。
悟空、ベジータ、トランクスの3人が未来にやってくる。そこでマイは生き残っていて、トランクスが戻るまで希望を捨てないようレジスタンスを励まし続けていた。再会したトランクスとマイはお互いの無事を喜ぶ。
スーパーサイヤ人・ロゼと化したブラックに苦戦を強いられる悟空。そんな時、突如ザマスが降り立ち、ザマスの正体はブラックではと疑っていた悟空たちは驚く。ザマスはブラックのことを同志だと言った。
現代に戻った悟空たちは、待っていたブルマたちに未来のブラックとザマスの話をする。そこへビルス、ウイス、界王神の3人がやってきた。今までの経緯を聞いたウイスは、興味深い情報が揃ったと言って推理を始める。
悟空たちは界王神・ゴワスの命を守るため、第10宇宙の界王神界へやってきた。ザマスが戻ってくるが、ビルスはザマスを見るとすぐにその場を去る。ウイスとビルスはザマスの気の中に明確な殺意を感じた。
現代のザマスを破壊したことで未来の状況も好転したはずだと話すビルスの言葉を、未来トランクスは受け入れられない。悟空は未来トランクスに、一緒に未来へ行って世界が平和になっているか確かめようと言う。
悟空たちは未来でゴクウブラック、ザマスと対峙した。ブラックは自分の恐るべき正体を語った。なぜ、悟空の姿なのか、なぜザマスが別に存在しているのか、そして、なぜザマスは不死身なのかが明らかになろうとする。
怒りによって変異したトランクスはブラックを倒すと宣言し、猛然と攻撃を仕掛ける。ブラックと互角の戦いに持ち込みながらトランクスはベジータに、「現代へ戻り、ザマスを倒す方法を見つけてきてくれ」と叫んだ。
未来のレジスタンスの拠点では、トランクスが仙豆により回復して目を覚ます。マイがいないことに気づいて尋ねると、トランクスが倒れている間にザマスのアジトを襲撃するために出ていったのだと言われる。
ベジータとブラックの対決は、ベジータが圧倒的優位に進めていた。ブラックはベジータの突然のパワーアップを怒りの力によるものとにらみ、自身も怒りの感情を昂ぶらせ、新たな技を発動させるのだった。
まばゆいオーラの光を放ちながら合体ザマスは上昇していき、無防備な体勢のまま自身の力に酔いしれる。合体ザマスの背後にできた光輪はすさまじい閃光を発し、その光が圧力となり、がれきを巻き上げて迫ってくる。
悟空のかめはめ波と合体ザマスの絶対のいかずちの衝突によって、悟空の両腕の骨は折れてしまっていた。それでも悟空は捨て身で突進して攻撃し、合体ザマスの光輪を砕くことに成功するのだが…。
トランクスの剣により真っ二つに引き裂かれたザマスは砕け散った。しかしその直後、地鳴りとともに不気味な気の奔流が空へ噴き上がる。そこには、ザマスの顔が無数に浮かび上がり、笑い声を響かせていた。
悟空は、長いこと死んだままである界王、バブルス、グレゴリーたちを、ドラゴンボールを使って生き返らせたいと考えた。そしてブルマにドラゴンレーダーを借り、あっという間に7個のボールを集め終えた。
最も優れた発明品を決める「世界発明品アワード」の会場には、ブルマたちをはじめガードマンのバイトを始めた悟空もいた。テレビカメラやレポーターが見守るなか、選ばれたのはペンギン村の則巻千兵衛博士だった。
シャンパから第6宇宙と第7宇宙との親睦を深めるため野球をしようとの提案があり、ビルスは不審に思うが、地球で親善試合をすることになった。当日、「俺についてこい」と野球の経験があるヤムチャは張り切るが…。
ある朝、食事中から精神を研ぎ澄ませている悟空の姿があった。チチが怪しんで尋ねるも、悟空は「事情がある」と言うだけだった。実は悟空は何者かに命を狙われていた。そして彼は、突然姿を消してしまう。
暗殺者の一撃によって殺されてしまった悟空。倒れていた悟空を発見した悟飯、悟天、ピッコロは懸命に蘇生を試みるも回復の兆しは見られない。その時、ピッコロは空から何かが降ってくるのを感じ取った。
映画「グレートサイヤマンVSミスター・サタン」の撮影現場に来ていた悟飯とビーデル。そこで主演男優のバリー・カーンが撮影の段取りに文句を言いだし、スタントマンを脅して無茶なアクションを強要しようとする。
悟飯が気に入らないバリーは、悟飯とココアが2人でいる場面を盗撮して家庭崩壊を目論むが、ビーデルはバリーを相手にせず追い返す。一方、怒り狂うバリーに、銀河パトロール・ジャコが逃がした危険生物が近づく。
修行をしたい悟空だが、悟飯との激し過ぎる2人の組手は、家の畑を崩壊させチチを怒らせる。 悟空は改めて修行相手を求めクリリンを訪ねると、彼は娘・マロンの言葉に、再び強くなろうと悟空との修行を決意する。
修行の一環として極楽草を取ってくるよう亀仙人から命じられた悟空とクリリンを待ち受けていたのは、過去に戦った敵だった。魔人ブウ、セル、フリーザ、ギニュー特戦隊、ベジータ、ナッパ、ピッコロ、タンバリンだ。
平和が続き、体がなまった悟空は再びウイスのもとで修行することに決めた。ビルスの星で話をするビルス、ウイスと悟空。そこで悟空は、全宇宙の強い者を集めて武道会を開催するという全王との約束を思い出した。
悟空の直談判によって全王が決定した、全宇宙最強の戦士を決める武道会「力の大会」。悟空は大喜びだが、大神官から大会の概要を聞いた一同は驚がく。「敗退した宇宙は全王が全て消滅させる」と言うのだ。
全覧試合の1回戦は、魔人ブウと第9宇宙のバジルとの対戦となった。冒頭からバジルの蹴り技が次々とブウに炸裂するが、全くダメージを与えられない。しかし、ブウの攻撃もまたバジルには当たらないのだ。
全覧試合の2回戦は悟飯が名乗りを上げて第9宇宙のラベンダと戦うが、攻撃をかわされ逆に顔に毒霧を浴びせられる。ラベンダは「毒々のラベンダ」の異名を持つ毒使いだったのだ。悟飯は一方的に打ちのめされるが…。
3回戦の悟空の対戦相手である第9宇宙のベルガモは、「全宇宙を消滅の危機にさらした」と悟空を強く非難。さらに、悟空を倒した際は「力の大会」で敗退した宇宙が消滅するというルールを撤回するよう全王に嘆願する。
乱入してきた第11宇宙の戦士・トッポと悟空の特別試合が行われる。トッポは正義の戦士・プライドトルーパーズのリーダーで、正義の鉄拳で悟空を倒すと宣言。トッポの威圧感はすさまじく、悟空の表情は引き締まる。
地球に戻ってきた悟空たち。「力の大会」に出場するメンバーについて話しあうが、カプセルコーポレーションではまだブルマの出産が終わっておらず、ベジータは子供が産まれるまではブルマのそばから離れないと言う。
悟空は宇宙の消滅の件は隠しつつ、「力の大会」に出るようクリリンに依頼して承諾を得る。18号も同様に誘うが、ただ働きはしないと断られてしまう。そこで悟空は、1千万ゼニーの報酬が出ると18号にうそを話す。
悟空は人造人間17号もチームに入れようと考え、17号を探すべく神様の神殿へと向かい、道すがら魔人ブウを見つける。ブウは大会に向けてやる気になり、ずっと特訓を続けていたため体つきも変わっていた。
デンデの案内で、17号が動物保護官をしているという島に来た悟空。17号は以前よりも強さが増しているらしい。その時、森の奥で銃声が響き、悟空が向かうと、そこには武装した男たちと1人で戦う17号がいた。
「力の大会」への参戦を17号に断られた悟空は、説得を試みる。その最中、巨大な宇宙船が現れ、動物たちを次々と吸い寄せていく。17号と悟空が乗り込んだその宇宙船は、宇宙中の珍しい動物を狩る巨大な密猟団だった。
悟飯はピッコロを訪ね、修行を始めていた。周りの人間を守りたいと必死で思う悟飯に対してピッコロは、強過ぎる思いはかえって「かせ」となると告げ、悟飯の精神のバランスの悪さを指摘するのだった。
悟空は天津飯と、天津飯の道場で名誉師範となっていた亀仙人をメンバーに誘おうと考える。その頃、天津飯の道場には1人の美女・ユーリンが入門しに訪れていた。亀仙人は喜んでユーリンを道場へ招き入れるのだが…。
修行を終えボロボロの姿の悟飯とピッコロが天津飯の道場に現れる。悟飯はさらなる高みを目指すべく悟空に挑みにきたのだ。そして悟空&天津飯のペアと悟飯&ピッコロのペアとで、2対2のタッグ戦を行うことになる。
各宇宙の状況を全王たちに解説している大神官。一方、悟空たち第7宇宙はメンバーが揃ったが、全覧試合で闘った第9宇宙は依然としてバジル、ラベンダ、ベルガモ以外は揃っておらず焦り始めていた。
眠り続けるブウ。一度深い眠りについてしまうと数カ月は起きないらしい。カプセルコーポレーションに天津飯やクリリンらが集まりブウの件を話していた時、悟空が「力の大会」に関してついていたうそがばれてしまう。
「フリーザを10人目のメンバーにする」と言う悟空の言葉に一同は驚き、止めようとする。死人が24時間だけ地上に降りられる日を利用し、時間制限つきでフリーザを復活させようとの考えなのだが…。
悟空がフリーザとの交渉を終え、カプセルコーポレーションに戻る頃、第4宇宙の破壊神キテラは第9宇宙の破壊神シドラに連絡をとり密談をしていた。何やら悟空のいる第7宇宙に関する話をしているようだが…
地獄から戻ってきた悟空とフリーザを待ち受けていた謎の一団。フリーザはゴールデンに変身し、容赦なく敵を殺害していく。悟空が止めに入ろうとするも占いババまで敵に狙われてしまいフォローにまわらざるをえない。さらに敵を打ちのめしていくフリーザだが、戦いの最中、何か別の目的が生れたようで…
カプセルコーポレーションにはようやく「力の大会」出場メンバーの10人が揃っていた。リーダーとなった悟飯はチームワークが重要だとみんなに説くが、メンバーはなかなかひとつにまとまりそうもなかった。
武舞台上で80人の戦士たちがそれぞれの宇宙ごとに集結。大神官が「殺してはならない、武器を使用してはならない、回復アイテムを使用してはいけない、敵は武舞台の外へ落とす」など、ルールの説明を始める。
開始から大混戦の様相となった「力の大会」。悟空たち第7宇宙は早くも他の宇宙のターゲットとなってしまう。チームから1人離れてしまった悟空を8人の敵が取り囲む。いきなり苦戦を強いられそうな悟空だったが…!?
ひとつの宇宙があっさりと消滅して戦闘は膠着状態を迎えるが、ベジータは第6宇宙の面々に切り込んでいき、悟空も動きだした。17号、18号もまた自分たちの永久エネルギーによる利点を活かすべく戦闘に臨む。
第6宇宙はやはり強敵で、ベジータは苦戦を強いられる。ヒットは第3宇宙を相手にその実力を見せつけた。一方、第6宇宙の女サイヤ人、ケールとカリフラは2人で悟空に勝負を挑む。ケールはおじけづいていたのだが…。
ジレンの実力を目の当たりにした悟空はジレンに挑もうとするが、トッポのジャスティスフラッシュを受けて吹っ飛ばされてしまう。悟空は飛んだ先でまたも第6宇宙のサイヤ人・カリフラと鉢合わせするが…。
ついに変身の時だと叫ぶ第2宇宙の女戦士、ブリアン・デ・シャトーらに他の戦士たちはあぜんとする。17号が攻撃して変身の邪魔をするが、ブリアンは17号を非難し、第11宇宙のトッポも同調。悟空も17号をいさめる。
戦況を窺い続けていた悟飯とピッコロは勝負を懸けていこうと決意すると、第10宇宙の戦士2人が悟飯とピッコロに向かってきた。悟飯に仕掛けてきたオブニは生粋の武道家で、悟飯を強敵と認めた上で挑んできたのだ。
第6宇宙のエースのヒットに第11宇宙のディスポが攻撃を仕掛けてきた。圧倒的なスピードを誇るディスポの前に、ヒットは「時とばし」を発動するタイミングを掴めない。さらに、第11宇宙のクンシーもヒットに迫る。
亀仙人が行動を開始し、第4宇宙の女戦士・キャウェイを難なく撃退。幻術を操る強敵、ダーコリも魔封波で壷に封じ込めた。次の相手・ガノスのことも観察済みの亀仙人は優位に立って勝負を進めていたが…。
悟飯とピッコロは第6宇宙のDr.ロタと対峙していたが、何者かの気弾が着弾してロタは倒れ込む。危険を感じた悟飯とピッコロはとっさにがれきの陰に隠れるが、敵の姿は見当たらず、気を感じ取ることもできない。
「力の大会」は悟空たち第7宇宙と第6宇宙、それぞれまだ8人の選手が武舞台上に残っている。第6宇宙の破壊神・シャンパは第7宇宙の数を減らすようフロストに命じ、応じたフロストはまず亀仙人に目をつけた。
瞬間移動を駆使して悟飯を翻弄する第2宇宙のヤードラット星人・ジーミスが、とどめの一撃を悟飯に放とうとしたその時、フリーザがあっという間にジーミスを打ちのめした。クリリンたちは安心するのだが…。
「力の大会」も制限時間の半ばを過ぎ、第11宇宙の神々はジレンに孫悟空を潰せと指令を出す。動きだした第11宇宙最強の戦士・ジレンに対し、超サイヤ人ブルーとなった悟空が界王拳を限界まで引き上げて挑むが…。
実力差は圧倒的で、悟空はジレンに傷ひとつ負わせることができない。最後の手段として使った元気玉も簡単に跳ね返され、なす術がなかった。打ちのめされた悟空を見て誰もが絶望したが、その時、事態は一変する。
満身創痍の悟空を見てフリーザは不敵に笑い、悟空に手刀を向けて気を溜めだす。一方、ヒットがジレンに攻撃を仕掛けるが、ヒットの力「時とばし」の能力をもってしてもジレンに一撃を浴びせることができない。
ヒットが敗れ、第6宇宙を潰すべく第4宇宙の女戦士・モンナはカリフラとケールに仕掛ける。キャベがカリフラとケール温存のため割って入るが、モンナは強敵だった。キャベはあわや場外に吹っ飛ぶかと思われたが…。
女サイヤ人・カリフラが再び悟空の前に立ちはだかる。悟空にとっては軽くいなせる相手だったが、カリフラは悟空の動きについていけるようになる。彼女の天才的な格闘センスが、悟空との手合わせで開花したのだ。
再び暴走状態の超サイヤ人となってしまったケールだが、自分の意思で力をコントロールできるようになっていた。これにカリフラは大喜びし、「2人が組めば宇宙最強だ。一緒に悟空を倒す」と意気込む。
ポタラによって合体し、ケフラとなったカリフラとケール。そのパワーとスピードは悟空を圧倒し、悟空は体力を温存しながら戦うことを断念。超サイヤ人ブルーとなって界王拳まで使い、必死で戦う悟空だったが…。
絶体絶命のなか、またしても「身勝手の極意」を発動させて立ち上がった悟空。周りが驚くなか、ケフラはひるむことなく悟空に挑みかかる。そして悟空と激突するたびに、ケフラもさらに力を増していった。
体力を使い果たして消耗しきった悟空に、チャンスと見た第2宇宙のリブリアンらが5人がかりで襲いかかる。身動きできない悟空にリブリアンとロージィの攻撃が迫るが、間一髪で悟空を救ったのは17号と18号だった。
後のない第2宇宙はザーブト、ラバンラ、ザーロインが3人がかりで悟空を攻撃。3人が作り出した小さなブラックホール状の技が悟空を苦しめる。一方、悟飯とピッコロは第6宇宙のナメック星人2人と戦っていたが…。
ベジータとの戦闘中、第3宇宙のカトペスラが何者かの攻撃を受けて場外へ落下。ベジータも足元をすくわれ落下しかける。悟飯、18号らも次々と攻撃を受け脱落の危機に陥る。敵は第4宇宙の透明人間・ガミサラスだった。
大会も終盤を迎え、第3宇宙の戦士・パパロニ博士は「第7宇宙を殲滅せよ」と号令。コイツカイ、パンチア、ボラレータの3人は悟空とベジータに向かうが、悟空たちの体力を温存させたい悟飯が間に割って入るのだった。
合体戦士・コイチアレータは悟飯らに倒されたが、パパロニ博士とのさらなる合体を果たし、巨大な筋肉質の肉体を持った戦士・アニラーザへと変貌。察知能力、強大なパワー、多種多様な攻撃に悟空たちは危機を迎える。
「力の大会」もあと8分となり、残る宇宙は悟空たち第7宇宙とジレンのいる第11宇宙のふたつとなる。ジレンと悟空の戦いにベジータが割って入った。ベジータはジレンに猛攻を仕掛け、ジレンもこれに応戦する。
ベジータはジレンにボロボロにされながらも、「場外にしなかったことを後で後悔させてやる」と笑ってみせる。悟空は再びジレンに挑み、かく乱するように次々と攻撃を放つが、ジレンは余裕を持って対処する。
悟空とベジータが優勢に見え、第11宇宙の破壊神と界王神たちも焦りを覚えるが、ジレンはまだ本気を出してはいなかった。一方、フリーザがディスポと交戦していたが、ディスポを難敵と見るや、何やら交渉を始める。
汗ひとつかかないジレンに対し、悟空とベジータは消耗し始めていた。一方、17号は無尽蔵のエネルギーを持つ利点を活かしつつトッポの体力を奪っていく。そこにフリーザも加わり、トッポを倒したかと思われたが…。
破壊のエネルギーを解放したトッポは、17号とフリーザにとどめを刺すべく強大な気を溜め始めた。そこへ悟空、ベジータとジレンが近づき、衝撃波によって武舞台が崩壊し、17号とフリーザは生き埋めになる。
悟空たちの敵はジレン1人となった。ベジータはジレンに向けて気弾を放つがその攻撃はかき消され、逆に見えない無数の拳を受けてしまう。悟空は超サイヤ人ブルーに界王拳を上乗せした状態でジレンを攻め続けるが…。
もう超サイヤ人に変身することができない状態でもベジータはジレンに突進するが、その攻撃は簡単にガードされ、逆にカウンターを浴びる。何度も殴られ突き飛ばされたベジータは、遠のく意識の中でブルマの声を聞く。
3度目の「身勝手の極意」に目覚める悟空。ジレンとの実力は伯仲し、その攻撃の圧力によって武舞台は次々と崩壊していく。ついにジレンの息が乱れ始めるが、ジレンは渾身の一撃を悟空に叩き込んだ。
悟空とジレンの戦いが続く。悟空は「身勝手の極意」によって銀色に輝くまでに昇華し、スピードとパワーいずれもジレンを凌駕していた。しかし、ジレンはまだその力の全てを出し切ってはいなかった。
宇宙の命運を懸けて戦ってきた「力の大会」が幕を閉じる。残り時間30秒、奇跡を起こして生き残るのは悟空たち第7宇宙なのか、ジレンの第11宇宙なのか。また、勝者が超ドラゴンボールでかなえる願いが明らかとなる。
「力の大会」後の平和な地球。宇宙にはまだまだ見た事のない強者がいると分かった悟空は、更なる高みを目指して修業に明け暮れていた。そんなある日、悟空とベジータの前に現れたのは、見たこともないサイヤ人“ブロリー”。惑星ベジータ消滅とともにほぼ全滅したはずの“サイヤ人”がなぜ地球に?再び地獄から舞い戻ったフリーザも巻き込み、全く違う運命をたどってきた3人のサイヤ人の出会いは、壮絶な闘いへ――
かつて、孫悟空により壊滅した悪の組織<レッドリボン軍>。 その意志を継いだ者たちが、新たに最強の人造人間・ガンマ1号、2号を生みだした。彼らは自らを「スーパーヒーロー」と名乗り、ピッコロ、悟飯らを襲い始め・・・ <新生レッドリボン軍>の目的とは?迫りくる危機を前に、 今こそ目覚めよ!スーパーヒーロー!!