ドラゴンボールの力によって"魔人ブウ”の記憶が人々から消え去り、さらに月日が流れた地球。悟空は、チチの言いつけで働くことになって農業をしつつもさぼりながら修業の毎日。そして結婚したての悟飯とビーデルは幸せな日々を過ごしていた。 そんなある日、ビーデルさんに結婚お祝いを贈ろう！とトランクスに相談する悟天。チビッコ二人は、お金をかけずに手に入る「とあるもの」に注目するが！？一方、世界を2度救った事になったミスターサタンは、世界平和賞を受賞する。そのミスターサタンは、悟空へ会いに向かった。果たしてその目的は一体！？
ブルマ、トランクスと一緒にリゾート地へ家族旅行に出かけるベジータ！かつてトランクスとした遊園地へ連れて行く約束を守ろうというのだ。それにしてもベジータらしからぬ家族サービスにブルマとトランクスは大満足！しかし、ベジータは、こうしている間も修業しているであろう悟空のことがどうしても気になる…… 一方、宇宙の彼方では39年ぶりに目覚めた破壊神ビルスが、予知夢で見た自分のライバルになり得るであろう何者かの名前を思い出すべく奮闘していた。果たしてその者の名前は！？
老界王神は、破壊神ビルスが39年ぶりに目覚めたことを察知した。悟空に知られてビルスに闘いを挑んだら大変な事になる！老界王神は、北の界王に連絡して、ビルスの存在を悟空には秘密にするよう言う。だが、ビルスは、予言魚との会話から予知夢で見た自分のライバルとなりうる者の名を「超サイヤ人ゴッド」だと確信する！
お宝を求めて孤島に遭難していたピラフは、ドラゴンレーダーに一瞬映った光でドラゴンボール7つのありかを確信する。ドラゴンボールは、あの豪華客船の中だ！オンボロボートでブルマの誕生パーティーに必死の潜入を果たしたピラフ一味だったが、お腹が空きすぎて動くに動けない！一方、界王星では破壊神ビルスの存在がとうとう悟空にバレてしまった！？
「超サイヤ人ゴッド」を求めて、破壊神ビルスが界王星にやって来た。悟空は、ビルスが宇宙一強いと知ると、界王が止めるのを聞かずに闘いを申し込む。だが、超サイヤ人、超サイヤ人2ではビルスに攻撃がかすりもしなかった。「力を見せてくれないと攻撃しない」と言うビルスに焦れる悟空は、最強の超サイヤ3で、初めてビルスに攻撃を当てた！しかし、これはビルスがわざと攻撃を受けていたと悟る悟空。満面の笑みで、悟空に近づく破壊神ビルス。果たして決着はどうなるのか……！？
地球に現れた破壊神ビルスとウイス。ビルスと出会い、その実力を知るベジータはあまりの恐ろしさに金縛りになってしまう！事情を知らないブルマは、ビルスたちを自分の誕生パーティーに招待してしまった。地球を破壊されない為には、ビルスを怒らせてはならない！家族を守るため必死でビルスのご機嫌をとるベジータだが、パーティー参加者が次々とトラブルを起こす！ベジータの必死の努力は実を結ぶのか！？
プリンを渡さない魔神ブウに激昂した破壊神ビルスは、不愉快な地球を壊してしまえと暴れた。それを阻止するためにピッコロ、18号、天津飯、ゴテンクスがビルスに挑むがまるで相手にならず、悟飯ですら一撃で倒れてしまった。ついにベジータもビルスに立ち向かうが、ビビった体は思うように動かずパンチの一つも放てない。もはやこれまでと地球の最後を覚悟するベジータ。だが、ベジータに止めを刺そうとしたビルスにブルマがビンタを浴びせた！ブルマに報復をしようとするビルス！それを見たベジータは必死でやめてくれと叫ぶが！？
神龍が語る超サイヤ人ゴッドを生み出す方法は、『五つの正しい心を持つサイヤ人が、もう一つの正しいサイヤ人に心を注げば超サイヤ人ゴッドが生まれる』というものだった。早速、これを試した悟空だったが、上手くいかない。それもそのはず、この方法にはサイヤ人が6人必要だったのだ。あと1人サイヤ人が足りない。失望して地球を破壊しようとするビルスだが、それを止めたのは、なんとお腹に悟飯の赤ちゃんを宿したビーデルだった。これでサイヤ人は6人となった。果たして悟空は、無事に超サイヤ人ゴッドになれるのか！？
超サイヤ人ゴッドへと変異を遂げた悟空は、地球の命運をかけて破壊神ビルスとの一騎打ちを挑んだ。しかし、あまりにも強大な超サイヤ人ゴッドのパワーに振り回される悟空は、力加減が効かずに自分の体をコントロール出来ずにいた。ビルスにやられ放題の悟空だったが、パワーが自分になじむにつれて少しずつ超サイヤ人ゴッドの力を発揮していく。そして、遂に悟空の拳がビルスを捕らえた！かつての界王星での実力差を理解した悟空は、強引にビルスに技を仕掛けていく！果たして悟空はビルスの本気を引き出す事が出来るのか！？
予知夢で知った自分のライバルとなる存在−−超サイヤ人ゴッド。ビルスは、超サイヤ人ゴッドに成り立ての悟空が見せる今の力が、その全力であるわけが無い思っていた。だからこそ、ありとあらゆる手段で悟空の力を引き出そうと企む。戦いの舞台を成層圏の限界地点へと移し、とことん悟空を追い込んで力の目覚めを促すビルス。だが、悟空の渾身のパワーは、ビルスが切望していた力には届かなかった。がっかりしたビルスは「どうやら人違いだったようだ」と見切りをつけ、遂に悟空に止めを刺す！成層圏から落下していく悟空になすすべはあるのか！？
悟空をさらに高みへと押し上げる超サイヤ人ゴッドのパワーは、ビルスとの真っ向勝負を可能にした。だが、その強力すぎる両者の力がぶつかったせいで、余波に耐えきれない宇宙が消滅するという危機を向かえる！二人の戦いを見届けていたブルマの飛行船も墜落し、老界王神は悟空とビルスの激突に宇宙はあと2度しか耐えられないと予言する。そして、遂に3度目の激突！ 悟空は、全く同じ威力と角度の攻撃でビルスの攻撃を打ち消す事に成功する。だが、それは更なるパワーの激突を予感させた。宇宙の運命、そして決戦の行方は…!?
これまで以上の超絶パワーをぶつけ合った悟空とビルスの3度目の衝突は、宇宙消滅の危機を孕んだ閃光を発して地球を包み込んだ。だが、ビルスが100%の力を出し、自分の周り全てののエネルギーを無にした事で、地球の破壊は回避された。サイヤ人相手に全力を出す事を恥と思っていたビルスだったが、悟空とのケンカには、絶対に勝ちたくなったと言い放つ。お互い全力での攻防が始まったが、悟空を取り巻く超サイヤ人ゴッドのオーラは、徐々に薄れ、ついにはただの超サイヤ人へと姿が戻ってしまった。悟空に勝機はあるのか！？
激しさを増す悟空とビルスの戦いは終局を迎える。ついに悟空は、ビルスの前に負けを覚悟した。勝負に負ける事よりも、約束で地球を破壊されてもう二度と戦えない事が残念だと感じる悟空。そして、ビルスは悟空にトドメの一撃を放った。気を失い地球へと落下していく悟空。だが、意地で無理矢理復活してビルスの前に戻った悟空は、ビルスにありったけの力をぶつけるまでは倒れる事はできないと言い放つ。最後にかめはめ波に渾身の力を込めて、ビルスに挑む悟空。果たしてこの戦いはどんな結末を向かえるのか！？
悟空を超えるための修行に励むベジータは、帰宅するとブルマに招待されたウイスを発見する。お気楽な二人を苦々しく感じるベジータだったが、ウイスがビルスの師匠と知って驚がく！強くなるためにウイスの下で修行をさせて欲しいと頭まで下げたベジータ。だが、ウイスは首を縦に振らない。必死のベジータは、美味しいモノを食べさせたら修行に連れていって貰うと強引に話を持って行くが、ベジータが紹介する店は、全てブルマがウイスに紹介済みだった……。果たしてベジータはウイスを説得する事ができるのか！？
パンが生まれてから初孫ラブで可愛がるサタンとチチ。しかし、パンの教育方針を巡ってチチとサタンが対立！怒ったチチがビーデルとパンを連れて立て籠もる!?
ビルス星に到着した悟空は、格段にまとう気が見違えたベジータの出迎えを受ける。そして、修行へと気持ちが高ぶる悟空が、ベジータに連れてこられたのはビルスの寝床だった。寝ているビルスの傍らでジーーーッと機会を伺うベジータ。聞けば、ビルスのシーツを取り替えるのが目的らしいが、その方法は一切説明がない。焦れる悟空は、大声を出してビルスを起こしかけたり、ビルスの寝返りで吹き飛ばされたりと悪銭苦闘。やっとの事でシーツの交換には成功したが、これは只の家事手伝いだと言う。果たして悟空の望む修行は行われるのか！？
軍弱体化が著しいフリーザ軍の現況に困り果てた参謀ソルベは、悪の帝王・フリーザの復活を目論む。だが、ナメック星人が移住した星は、ついに見つからない。そこで、ソルベは地球のドラゴンボールに目を付けた。兵士タゴマを率いたソルベは、ドラゴンボールを集めたピラフ一味を脅して神龍を呼び出す。無事にフリーザを復活させるが、復活したフリーザはかつて未来から来たトランクスに細切れにされた状態のままだった。辛うじて目的を果たしたソルベは、最新式の再生装置を使ってフリーザが完全復活を待ち受ける！
復活したフリーザは、かつて自分を倒した孫悟空への復讐に執念を燃やす！ まずは悟空を倒す為の自らのパワーアップを図るのだった。そして、4ヶ月あまりが過ぎた頃、ブルマを訪ねてくる宇宙人がいた。その名はジャコ。銀河パトロールのエリート隊員と名乗る彼は、旧知のブルマの為にフリーザの復活と地球侵攻を知らせにやって来たのだ。あと1時間でやって来るという事態に焦るブルマは、ウイスと連絡を取ろうとするが反応は無い。そして、悟飯、ピッコロ、クリリン、亀仙人、天津飯がフリーザを迎え撃つべく結集する！
フリーザ軍を迎え撃つ悟飯、ピッコロ、天津飯、クリリン、亀仙人。弱体化の激しいフリーザ軍の一般兵を問題なく退ける地球戦士たち。しかし、フリーザに殺された記憶にビビるクリリンは、なかなか体が動かずにいた。集中的に狙われるクリリン。だが、弱気さえ克服すれば、更に凄い強敵との戦いを経験してきたクリリンには、ピンチと呼べるものではなく、自力で危機を脱出するのだった。これを見たたソルベはフリーザ軍一の兵士・シサミを投入。悟飯は圧倒的な実力差でシサミを撃退しようとしたが、その時意外な攻撃が悟飯を襲った！
強くなったタゴマとの戦いで苦戦を強いられる悟飯。だが、そこにナメック星でカエルになったギニューが登場！ボディチェンジでタゴマの体を奪い取って復活した！
フリーザに体を打ち抜かれ満身創痍の悟飯は、巨大なパワーを放出！だが体力が持たず全ての気が弾けてしまう！そんな悟飯にフリーザがとどめを刺す!?
悟空への復讐に燃えるフリーザ！そして悟空はピッコロの死に怒りを爆発させる！二人の激しい攻防が続くが、両者の戦いを見たベジータが突然闘いに乱入した!?
新たな力を解放した悟空に対して、フリーザも隠された力を解放する。自ら「ゴールデンフリーザ」と名付けた全身金色の姿は、計りしれぬパワーを秘めていた。二人の実力は互角かと思われたが、想像を超えたゴールデンフリーザの力に悟空は次第に劣勢に陥って行く。そんな悟空とフリーザの戦いを見守るブルマたちの前に、デラックスストロベリーパフェに釣られたビルスとウイスが現れた。戦いそっちのけでパフェに夢中になるビルスだが、フリーザがその存在に気がつく。破壊神ビルスの恐ろしさに萎縮するフリーザだが、ビルスが戦いに干渉しないという約束を取り付けると、再び悟空へと向き直る。劣勢の悟空に勝機はあるのか！？
お互いに秘めた力を解放した悟空とフリーザの戦いは、想像を超えたゴールデンフリーザの力に悟空が圧倒されたまま進んでいった。だが、ベジータの言葉をきっかけに勝機を見いだした悟空に笑みが戻る。しかし、戦いはあい変わらず悟空が押され続けていた。遂に追い詰められた悟空に必殺の一撃となるフリーザのパンチが決まった。だが、微動だにせずそのパンチを額で受け止めた悟空。悟空は体力の消耗が激しいというゴールデンフリーザの弱点を突き、パワー切れを狙っていたのだった。もう悟空にとどめを刺す力は残っていないフリーザだったが、フリーザもまた悟空の弱点を突いて卑劣な手段で状況を覆す！勝負の行方はどうなるのか！？
圧倒的な強さでゴールデンフリーザを完膚無きまでに叩きのめしていくベジータ。しかし、追い詰められたフリーザは、とどめの一撃の寸前に逆転の一手を放つ！
ビルス星で起きた謎の爆発。修行していた悟空とベジータが、あっけに取られて爆発を眺めていると、昼寝を妨害されたビルスが二人に怒りを向けていた。実はその爆発は、第6宇宙の破壊神シャンパが派手な登場の演出でおこしたものだった。ビルスの双子の兄弟のシャンパは、ビルスをからかうために第6宇宙の美味いモノを自慢しにきたのだ。だが、逆に地球の美味しい食べ物で自慢され返されてしまったシャンパ。初めて地球という存在を知ったシャンパは、くやしさのあまりある提案をビルスに持ちかける……。
全部で12あるという宇宙。その6番目の宇宙からやってきた破壊神シャンパは、地球を賭けた「格闘試合」を第7宇宙の破壊神ビルスもちかけた。シャンパに対する意地でこれを受けたビルスは、悟空たちに負けたら承知しないと脅しをかける。そしてシャンパが賭けに持ち出したのはドラゴンボール本来の姿の「超ドラゴンボール」だった。惑星の大きさを誇る超ドラゴンボールが見つかった数は六つ。最後の一つを宇宙で探すためにブルマに相談を持ちかける悟空たち。するとブルマは簡単な方法があると言い、とあるの提案をするのだが……。
第6宇宙と第7宇宙の格闘試合が、いつのまにか「大宇宙でピクニック」と間違って聞いたクリリンにこれまでの経過を説明する悟空。しかし、12の宇宙の存在についてイマイチ解っていない悟空に代わってベジータが説明をすることになる。様々な事情を踏まえた上で、悟空とベジータがやるべき事は残り二人のメンバー選出だ った。ビルスが言い残した悟空よりも強い「モナカ」というまだ見ぬ新メンバーに期待を寄せる悟空は、ブウを口説き、ピッコロの下へ。だが、そこで懸命に修行に励む悟飯は、格闘大会の出場意欲を燃やすのだった。
第7宇宙にある超ドラゴンボールを探す為に超ドラゴンレーダーを完成させたブルマは、探すには宇宙の中心に向かわなくてはならない。そう考えてジャコを強引に呼び出したが、とんでもなく広い宇宙の中心なんかに行ける訳がないと呆れるジャコ。しかしブルマにビビらされたジャコは、何でも知っているズノー様という人物に聞いてみると良いと代案を持ちかける。早速、ズノー様の星に向かうブルマとジャコ。だが、ズノー様との面会は、予約制で、順番が回ってくるのは7年後だという！果たして、二人の面会は叶うのか！？
ついに試合当日！ウイスは「キューブ」という神の乗り物で地球のみんなを迎えに来た。ギリギリまで修行をしていた悟空とベジータが遅刻するも、みんなを乗せたキューブは和気あいあいでビルス星へ。そのビルス星で、悟空は遂に第7宇宙一強いと言われるモナカと出会う。ビルスとモナカを拾ったキューブは試合会場の「名も無い 星」へ。悟空たちは、初顔合わせの第6宇宙のメンバーに興味しんしん。メンバーには第6宇宙のサイヤ人がいたりフリーザに似た人物がいたり……。そして、試合前のペーパーテストで思わぬ事態が起こった！？
第1試合が始まった！対戦するは孫悟空とボタモ。クマみたいなボタモは、大柄な体格からは予想できないフットワークの持ち主だった。まるでゴムボールの様に弾み、腹で圧殺しようと悟空をおびやかす。悟空は焼き肉の食べ過ぎで本調子が出ない様子だ。腹の中の肉を消化して、やっと反撃に転じる悟空だが、驚くことに攻撃が全く通用しない！ボタモの体は敵の攻撃を全て無効化してまうのだった。その事実に焦る第7宇宙一同。しかし、悟空は「わかった！」とばかりに勝ち方を見つけるのだった。その方法とは？
第2試合で悟空が敗北！この結果に怒るビルスをよそに試合は進む。第3試合はフロストVSピッコロ。悟空に「勝機はない」と断言されたピッコロは、魔貫光殺砲の一撃に全てを賭ける作戦に出た。魔貫光殺砲は、右手に大量の気を溜める必要があるため、持てる技全てでフロストの攻撃を躱し、逃げて逃げて逃げまくるピッコロ。だが、ついに追い詰められて右手の気を散らしてしまった！フロストが勝利を確信したその時、ピッコロの顔に不敵な笑みが宿る！ピッコロの狙いは……果たして！？
毒針の使用を暴かれて悪の正体を明かしたフロストは、失格になるはずだったが、ピッコロが棄権し、次の対戦相手となったベジータがフロストの失格取り消しを望んだ。更にどんな反則も認めるとのベジータの意見をビルスとシャンパが承認して、ベジータVSフロストの特別対戦が実現した！卑怯な技を存分に使えるフロストは、余裕でベジータを迎え撃つが、ベジータは第6宇宙選手席を覆うバリアごとフロストを粉砕する！ベジータの勝利に喜ぶ第7宇宙。だが、シャンパが安全を理由にルール変更を言い出した！‥‥その狙いは何だろうか？
鈍重そうなマゲッタとの戦いは、ベジータにとって楽勝かと思われたが、マゲッタの圧倒的なパワーと多彩な攻撃でベジータは苦戦をしてられてしまう。そして戦いの中、突然動きが悪くなったベジータ。その原因は新たに設けられたルール「空中リングアウト」の名目で作られたバリアにあった。パワーアップして激しく体の温度を 上昇させたマゲッタの攻撃にベジータは充分な呼吸ができずに実力を発揮できないでいた。打つ手の無いベジータはマゲッタの猛攻をかわして行くが、耐えきれずついにリング外の地面に足をついてしまった‥‥？
あと一勝で第7宇宙の勝利となる試合に登場したのは、第6宇宙最強の男ヒット。迎え撃つベジータは強敵の予感に闘志を燃やす。だが、試合は一方的な展開となった。ヒットが放つ攻撃が見えず、何度も地をはうベジータ。観戦している悟空たちにも、超高速という次元をはるかに越えるヒットの攻撃を目で追える者はいなかった。触れる事すら叶わない現実に悔しがるベジータ。しかし、それでもベジータは、勝つために攻撃された直後を狙って避けられない攻撃を仕掛ける覚悟を決めた！果たしてヒットの攻撃の謎が解けぬまま勝利は掴めるのか！？
0.1秒時間を止めて攻撃をする”時とばし”に、悟空は、0.1秒後の動きを予測して見事に反撃！無敵の”時とばし”を破った悟空は、そのままヒットを追い詰めていく。だが、悟空がとどめの一撃を放った時、突然糸が切れた様に倒れたのは悟空だった！自分の限界を初めて体験したヒットに勝つために残された手段は「成長」だけであった。自分の可能性を引き出したヒットは、”時とばし”で止められる時間を拡張して悟空を追い詰めていく。戦いの中で成長するサイヤ人特有の勝ちパターンのお株を奪われた悟空は、更なる強さを目指し、ある技を使う決心をする！
強敵ヒットとの対決でついに界王拳の封印を解いた悟空だったが、戦いを通じさらなる進化を果たしていたヒットには、悟空渾身のかめはめ波すら効かなかった。満身創痍の悟空は界王拳の限界が近づく中、ビルスに驚くべき提案をする。「殺すのは無しってルール、取りやめにしてくれねえか？」予想外の申し出に驚く面々。果たして、悟空の狙いはどこにあるのか？そして、格闘試合の行方は？ビルスとシャンパ、最後に笑ったのは…。
一触即発のビルスとシャンパの前に突如現れた全王。12の宇宙を統べるという全王は、断りもなく対戦を始めた破壊神達を戒める。取り乱し、弁明を重ねるビルスとシャンパ。しかし、続く全王が放った言葉に一同は耳を疑うことに。「だからね、今度ね、全部の宇宙から選手を集めてね、やってみようかな～」全王の思いもかけなかった一言に、悟空が動く！ ついに決着を見る第6宇宙VS第7宇宙！そして、超ドラゴンボールによって願いを叶えるのは一体、誰なのか！？
第7宇宙との激闘を終え、カプセルコーポレーションでは祝勝会が開かれていた。だが、そこに勝利の立役者であるはずのモナカの姿はなかった。実はモナカが弱いと知られたくないビルスが仕事と嘘をついていたのだ。ところが、何故かモナカがやって来る。なんでも普段は配達員をしているらしく、届け物を持ってきたというのだ。そして、そこに悟空も合流。未だにモナカが第6宇宙一強いと信じる悟空は、是非モナカと手合わせしたいと言い始める。このままではモナカの秘密がバレてしまう！思わぬ危機に直面した一同が悩んで末に選んだのは、ビルスがモナカに変装して悟空と戦うという無謀とも思える作戦で…。
デタラメな界王拳を使ったため、突如「遅発性乱気症」に罹り、「気」のコントロールが出来なくなった悟空。「治したければ絶対安静」と界王から言い渡された悟空は、多忙な悟飯に代わりパンの世話と留守番をすることとなる。ところが、そんな悟空を虎視眈々と狙う者達がいた。悟空への復讐に燃えるピラフである。ピラフはシュウ、マイとともに、眠りにつく悟空への急襲を試みる。だが、ここで思わぬ事態が発生する。なんとパンに見つかってしまったのだ！驚き逃げ出すピラフ一味だったが、勢い余ってパンも一緒に連れてきてしまい…。一方、その頃悟空たちはパンがいなくなったことで、大騒ぎとなっていて…。
「ポトフ星」飲めば何百倍もの力が手に入るという奇跡の水「超人水」が眠るこの地にやって来たトランクスと悟天。二人はそこで超人水を狙うグリールがポタージュを襲撃しているのを目撃する。見事撃退してみせる二人。しかし、すでにポタージュの手元にあった超人水の封印を解く鍵は奪われており、さらにモナカが人質となり、抵抗できなくなってしまう。グリールによりついに解き放たれた超人水。ところが、グリールは強くなるどころか体に変調をきたし…。一方、ベジータはジャコとともに二人を連れ戻すためにポトフ星を目指していた。だが、そんなベジータにもある危機が待ち受けていた。
複製ベジータの誕生により、気を奪われてしまったベジータ。 ポタージュから、超人水は性格すらもコピーしさらにそのパワーを失った時には最終的に死に至ると聞かされたトランクスは、ベジータを救うべく悟天とゴテンクスとなり複製ベジータに戦いを挑むのだが、ベジータと同等の力を前に歯が立たず…。フュージョンが解け、窮地に立たされる一同。万事休すと思われたその時、悟空が現れる！事情がつかめないながら、トランクスから3分以内複製を倒さなければ、ベジータが死ぬと教えられ、ついに悟空は決断する。悟空VS複製ベジータ。命懸けの死闘がここに始まる！
ベジータを救うためには、複製ベジータを倒さなければならない。 悟空と複製ベジータによるバトルは、手の内を知り尽くした者同士の激しいぶつかり合いを見せるが、互いに一歩も引く気配はない。そんな様子を見つめながらベジータは悔しさを噛み締め、複雑な思いを抱いていた。複製相手に苦戦する悟空に怒りをぶつける一方で、悟空の攻撃を食らう複製に自分の実力を重ね苛立つベジータ。一方、トランクスはポタージュの「超人水の核を潰せば、ベジータが助かる」という話を信じ、ある行動に出るが…。 刻一刻とベジータの死が迫る中、ついに決着の時が訪れる！
ポトフ星での激闘を終え、地球に帰還した悟空はカプセルコーポレーションで一時の休息を取っていた。だが、時を同じくして、人造人間とセルを倒し平穏を取り戻したはずの17年後の未来では、ある恐るべき計画が進行していた。 17年後の未来を再び襲う危機！トランクスですら歯が立たない新たな敵！その正体は、なんと悟空だった！ 「あなたには、全てを投げ捨ててでも、やり遂げなければならないことがある」ブルマの言葉を胸に、タイムマシンを使いかつて行った現代へと飛ぼうと試みるトランクス。しかし、そこに再び、忌まわしき敵が姿を現す。
ブルマに続いて、マイまでも殺されてしまった。怒りに我を失いそうになったトランクスに冷静さを取り戻させたのは、マイと交わした誓いだった。ブラックと戦いながら、一瞬の隙を窺い続けるトランクス。ブラックの攻撃にボロボロになるも命からがらタイムマシンに乗り込んだトランクスは、ブルマとマイの姿を思い出しながら、その場に倒れこんで…。 一方、現代では突如現れたタイムマシンと重傷を負った謎の青年に騒然となっていた。事態が飲み込めず右往左往するトランクスとピラフ一味。知らせを受けたブルマはビルスの元で修行していたベジータと悟空を急ぎ呼び出すのだが…。
目覚めた青年トランクスが、未来からやってきた自分と知って衝撃を受ける現在の少年トランクス。そして、未来のトランクスは、時間移動は大罪である事をビルスとウイスに教えられて衝撃を受けていた。しかし、それでも自らを孫悟空と名乗る謎の敵「ゴクウブラック」によって危機を向かえた地球を救うには、現代の悟空たちの力を借りるしか方法が無いと語る。トランクスが強敵から逃げたと思ったベジータは怒るが、それを制したのは、未来のブルマから現在の自分宛に届けた一冊のノートを手に持ったブルマだった……。
悟空たちが”未来の敵”と決意を固めた時、突然、”未来の敵”ゴクウブラックその人が現れた。タイムマシンが通り抜けた時空に時の指輪が干渉して時を越えたのだ。ゴクウブラックに戦いを挑む孫悟空だったが、ブラックもまた悟空との戦いを望んでいた。相手の実力に探りを入れる二人の戦いは、次第にお互いのパワーを引き上げて行く。だが戦いの最中、時空の穴に引き寄せられてカプセルコーポレーション上空に舞い戻ったブラックは、トランクスが時空を越えたタイムマシンを発見した！
もう一台のタイムマシン。それはかつてセルが未来から来た時に使用していたものだった。これを修理すれば未来の世界を救えると希望を見いだす未来のトランクス。だが、世の摂理を乱すタイムマシンの存在にビルスとウイスは渋い顔。ブラックとの再戦に燃える悟空は、タイムマシンの修理が終わるまで修行をつけて欲しいとウイスに頼むが、気が乗らないウイスは修行してくれない。そんな中、未来のトランクスはピラフと一緒に行動する少女が未来の世界の「マイ」と気付く。未来のトランクスはマイに未来の出来事を語るのだが……。
ブルマ達はタイムマシンの修理にとりかかる。未来のトランクスとマイに嫉妬する現在のトランクスは、いいところを見せるべく手伝おうとするもうまくいかず逆にマイに邪魔者扱いされてしまう。一方、寝つけずにいた未来のトランクスは、ふと、未来の世界で武術の師であった悟飯のことが気になり、ピッコロとクリリンに尋ねる。ピッコロは、学者になり武術から遠のいた悟飯は、トランクスが考える人物ではないだろうと告げる。未来世界の凄惨な悟飯の最期を思い出しながらも、トランクスは現在の悟飯に会いに行くことにする。
ゴクウブラックの気と似ている者を確かめるため、ビルス・ウイス・悟空の3人は第10宇宙の界王神界へ向かう。そこには界王神ゴワスとその見習いであるザマスがいた。ザマスは過ちを繰り返す人間の存在に疑問を持っており、それをゴワスが諭しているところへ悟空達は到着する。ビルスとウイスは、ゴクウブラックが身につけていた時の指輪が管理されているか確認をゴワスに求め、悟空は天才的な戦闘の腕を持つというザマスに興味津々で手合わせを求める。ザマスは人間である悟空に嫌悪感を抱きつきはなすが…。
タイムマシンの修理は大詰めを迎えていた。未来トランクスは再戦にそなえイメージトレーニングに励む。そんな中、悟空・ビルス・ウイスの3人が第10宇宙の界王神界から帰還してくる。結局、界王神見習い・ザマスとゴクウブラックとを結びつける確証を得ることはできなかったとウイスは語る。その報せに落胆する未来トランクス。だが、悟空がザマスを倒し、破壊神とも戦ったことがあると聞き、悟空の圧倒的な強さに改めて衝撃を受ける。そんな姿を横目で見ていたベジータは未来トランクスに声をかける。「稽古をつけてやる」と！
悟空に会いたいという全王からの知らせを受け、ビルスは悟空を呼び出した。全王の機嫌を損ねれば全宇宙が消されてしまうかもしれない。心配で落ち着かないビルスをよそに、当の本人はお気楽そのもの、面倒くさそうにすらしている。一瞬で全王の所へ行ける能力を持つ界王神を伴って、悟空は全王に会いに行くことに…。一方、未来のババリ星を訪れていた第10宇宙の界王神ゴワスと弟子のザマス。ババリ人達は1000年経っても凶暴なままで争いを続けていた。突然2人を襲ってきたババリ人を、ザマスは冷徹な目を向けながら殺害してしまう！
未来にやってきた悟空・ベジータ・トランクスの3人。到着早々、レジスタンスから攻撃されてしまう。トランクスが兵士達を制止し、事情を説明しようとしたところ、兵士達はトランクスが助っ人を連れてくることを知っていた。タイムマシンでの計画はブルマとマイしか知らないはず…。実はマイは生き残っていたのだ。マイは、トランクスが戻るまで希望を捨てないよう皆を励まし戦い続けていた。再会しお互いの無事を喜ぶトランクスとマイ。感動の再会の後、3人は外に出て空に向けて気弾を放った。ブラックを呼び寄せ、決着をつけるために！
スーパーサイヤ人ロゼと化したブラックに苦戦を強いられる悟空、そんな中、突如ザマスが降り立った。ザマスの正体はブラックではないかと疑っていた悟空達は驚く。ザマスはブラックのことを同志だと言い、平和な世界に人間は必要ないと語る。そうはさせまいとブラックには悟空が、ザマスにはトランクスが対峙して激しい攻防が繰り広げられる。トランクスはザマスに対して優勢だったが、いくら攻撃を当ててもザマスの傷はすぐに治ってしまう。なんとザマスは不死身の肉体を持っていたのだ！？
タイムマシンで現代へ戻った悟空達。待っていたブルマ達に、ブラックがスーパーサイヤ人ロゼとなりパワーアップしたこと、ザマスが敵として現れ、しかも不死身であったことを話す。そこへビルス・ウイス・界王神の3人がやってきた。界王神によると、賢者ズノーの所へザマスが現れ、超ドラゴンボールと悟空のことについて尋ねてきたのだという。ビルス達にも未来での経緯を話すと、ウイスは興味深い情報が揃ったと言い推理を始める。ザマスは自分の正義に賛同する仲間が欲しかった。そこで超ドラゴンボールが必要になったのだろうと…
界王神ゴワスの命を守るため、再び第10宇宙の界王神界へやってきた悟空達。そこへ不在にしていたザマスが戻ってくる。ビルスはザマスを見るなり、ろくな会話もせず、ゴワスに手土産の菓子を差し出しその場を去る。少し離れた宇宙空間でウイスは足を止め、話し出す。ウイスとビルスはザマスの気の中に明確な殺意を感じたのだという。それならば早くゴワスを助けに戻らねばと悟空は主張する。しかし、界王を罰するための確たる証拠をつかむため、しばらく様子を伺うのだとウイスは言い、ホログラム映像でザマスの動向を監視するのだった。
現代のザマスを破壊したことで未来の状況も好転したはずだと語るビルスの言葉を、未来トランクスは受け入れることができずにいた。悟空は沈痛な面持ちの未来トランクスに、一緒に未来へ行き世界が平和になっているか確かめようともちかける。食事の後、未来トランクスは少年トランクスに、自分たちは同じ人物ではあっても、これまで歩んできた歴史、そしてこれから迎える未来はそれぞれ別の世界であるということを語る。苛立つビルスに詫びの言葉を述べ、悟空、ベジータ、ブルマらとともにタイムマシンで未来へ向かうのだった。
未来でゴクウブラック、ザマスと対峙した悟空達。ブラックは語る。ブラックの正体は、現代のザマスが超ドラゴンボールによって悟空の体と入れ替わったものだった。ブラックは悟空達に攻撃をしかけながらもなお語る。ブラックとなったザマスはゴワスを殺害して界王神となり、時の指輪を使い未来へ行き、未来のゴワスも殺害。そして未来のザマスと手を組んだのだと。再び超ドラゴンボールの力で未来ザマスは不死身となった。超ドラゴンボールは破壊。全宇宙の神々まで殺害していた。全てはザマスの願い、「人間0計画」を成し遂げるために。
怒りによって変異したトランクス。ブラックを倒すと宣言、猛然と攻撃をしかけていく。そのパワーアップは凄まじく、ブラックと互角の勝負に持ち込んだ。気弾を連射しブラックとザマスを押し込みながらトランクスはベジータに向かって叫ぶ。自分が奴らを抑えている間に現代へ戻り、ザマスを倒す方法を見つけてきてくれと。ベジータは、オマエ1人を残しては帰れないと反対するが、トランクスの決意をくみ取り、ブルマにタイムマシンを準備するよう指示する。かくして、傷ついた悟空、ベジータとブルマの3人は現代へと帰還するのだった…
現代では、ベジータは精神と時の部屋、悟空は亀仙人の下での修行を終え、戦いに備えていた。未来、レジスタンスの拠点では、トランクスが仙豆によって回復し目を覚ます。マイがいないことに気づき、尋ねると、トランクスが倒れている間に、ザマスのアジトを襲撃するべく出て行ったのだという。慌てて後を追うトランクス。山荘でザマスとブラックは悟空が現れるのを待ちわびていた。離れた位置に身を潜めたマイはライフルで狙撃を試みるが失敗に終わる。絶体絶命のピンチにトランクスがかけつけ再びブラックと激しい戦闘に突入するが…！？
ベジータとブラックの対決は、ベジータが圧倒的優位に進めていた。思わずザマスが助太刀に入ろうとするも、それを悟空が制止する。ベジータの攻勢によりこのまま決着がつくようにも思えた。しかし、ブラックはベジータの突然のパワーアップを怒りの力によるものと推測し、ならばと自分も怒りの感情を昂ぶらせ、新たな技を発動させる。一方、離れた所から双眼鏡で戦いの様子を伺っていたマイ。戦いの衝撃波に吹き飛ばされそうになり、体勢を立て直したところで異変を察知する。なんとザマスがマイの方に向かって飛んで来ていたのだった！
眩いオーラの光を放ちながら上昇していく合体ザマス。無防備な体勢のまま己の力に酔いしれる。合体ザマスの背後にできた光輪は凄まじい閃光を発し、その光が圧力となって瓦礫を巻き上げ迫ってくる。悟空、ベジータは気弾を放ち抵抗を試みるも、その気は途中でかき消され、二人は吹き飛ばされてしまう。なおも自己陶酔にひたる合体ザマスは1人で謳いあげ続ける。悟空、ベジータは、今度は直接攻撃をいれようと飛びたつも、合体ザマスが放つ光の気のせいで思うように動きがとれず、攻撃するどころか、近づくことすらできないのだった。
悟空のかめはめ波と合体ザマスの絶対のいかずちの衝突により、悟空の両腕の骨は折れてしまっていた。それでも悟空は捨て身で突進、攻撃し、合体ザマスの光輪を砕くことに成功する。その時、合体ザマスの体に異変が起きた。再生すると思われたその肉体の半身はおどろに歪み、禍々しく巨大化していた。界王神・ゴワスは、不死身ではなかったブラックの体の影響が出ているのではないかと推測し、より大きな力をぶつければ合体ザマスを倒せるのではないかと言う。それを聞き、ゴワスに目を向けた悟空はある秘策を思いつく
トランクスの剣により真っ二つに引き裂かれたザマスは、半狂乱になり、わめき散らしながら砕け散った。ついにやった。トランクスたちは喜びを噛みしめていた。と、その時、突如、地鳴りとともに不気味な気の奔流が空へ噴きあがる。そこには、ザマスの顔が無数に浮かび上がり、笑い声を響かせながら拡がって空を覆う。悟空たちは気弾を放ち攻撃するも、全く歯が立たない。逆に、空からエネルギー波が激しく降り注ぎ、街を跡形もなく消し去っていく。絶望的な状況の中、悟空は自分の懐の中に何かが入っていることに気づく。
ある日、悟空は界王の星を訪れていた。長いこと死んだままである、界王、バブルス、グレゴリーたちを、今度こそドラゴンボールを使って生き返らせたいのだと話す。感激し悟空に抱きつく界王。悟空はブルマにドラゴンレーダーを借り、あっという間に7つのボールを集めていった。そして、神龍を呼び出した。叶えられる願いは2つ。悟空が願いを言おうとしたその時、18号、亀仙人、ウーロンらが飛び込んできた。誰の願いを叶えるのかで言い争いになってしまう。ピラフ一味も物陰から機会を伺う。実はブルマにも秘密に叶えたい願いがあり…
最も優れた発明品を決める「世界発明品アワード」が催されることになった。会場にはブルマら多くの科学者をはじめ、ガードマンのバイトをすることになった悟空もいた。多くのTVカメラやレポーターが見守る中、司会のミスターサタンが最優秀賞を発表する。なんと選ばれたのはペンギン村の則巻千兵衛博士であった。千兵衛博士が発明品を披露している最中、ドクターマシリトが乱入してくる。マシリトは自分が招待されなかったことに憤慨し、式典を妨害しに現れたのだ。そして、なぜかマシリトのそばにはアラレとガッちゃん達がいて…
ある日、ビルスのもとへシャンパが訪ねて来た。第6宇宙と第7宇宙との親睦を深めるために野球をしようというのだ。シャンパの提案を不信がるビルスだったが、ウイスの勧めもあり、地球で親善試合を行うことになった。試合当日、選手として参加するヤムチャは、「みんな俺についてこい」と、1人張り切る。野球の経験があるヤムチャは、格闘試合では勝てなくとも、野球ならヒーローになれると考えていたのだ。しかし、悟空をはじめ、第6宇宙、第7宇宙の他の選手達はほとんど野球のルールを知らず、パワーまかせのプレイを連発し…
ある日の朝、食事中から精神を研ぎ澄ませている悟空の姿があった。チチがいぶかしがり悟空に尋ねるも、悟空は「事情がある」と言うだけで詳しくは話そうとしない。その後、悟空はチチに買い物を頼まれ街に出るも、ずっと誰かを探しているかのよう。その様子を隠れて伺っていた悟飯と悟天は、悟空を夕食に誘い出して問い詰める。チチには秘密にするという条件で悟空はようやく話し始める。実は、悟空は今、何者かに命を狙われているというのだ。その話を悟飯がピッコロにしている間に、悟空は忽然と姿を消してしまう。
暗殺者の一撃によって殺害されてしまった悟空。倒れていた悟空を発見した悟飯、悟天、ピッコロは必死に蘇生を試みるも回復の兆しは見られない。その時、ピッコロは空から何かが降ってくるのを感じ取る。果たして悟空は復活なるのか！反撃する手立てはあるのか！？
ある日、テレビを観ていたビーデルが叫び声をあげる。なんとテレビ画面には映画「グレートサイヤマンVSミスター・サタン」映画化決定の特報が映し出されていた。翌日、悟飯とビーデルは、上機嫌のサタンに連れられて映画の撮影現場に来ていた。主演男優のバリー・カーンは、到着するなり助監督を相手に文句を言い始める。いざ、映画の撮影がスタートしても、バリーは撮影の段取りに文句を言い出し、スタントマンを脅して無茶なアクションを強要しようとする。それを見かねた悟飯は、自分がスタントマンの代役をすると申し出てしまう。
ヒロイン役のココアに、本物のグレートサイヤマンであることがばれてしまった悟飯は、ココアを乗せ、空を飛んでいたところを突然現れたジャコに襲われてしまう。ジャコの誤解をといた悟飯は、ジャコから、宇宙の危険生物が地球に潜んでいることを聞かされる。一方、目立つ悟飯が気に入らないバリーは、悟飯とココアが二人でいる場面を盗撮し、ビーデルにその写真を見せつけ、家庭崩壊を企む。しかし、ここでもビーデルはバリーを相手にせず追い返す。怒り狂うバリーのもとへ、ジャコが逃がした危険生物が近づき、取り付いてしまう…！
悟空の修行につきあう相手がしばらくみつからず、退屈していた悟空。悟飯はグレートサイヤマンに変身し相手に名乗り出るも、激しすぎる2人の組み手はたちまち悟空が耕していた畑を崩壊させチチの怒りをかってしまう。 悟空はあらためて修行相手を求め、クリリンの家を訪ねる。クリリンは既に武道家を引退していたが、強盗犯から手傷を受けてしまったことや、娘のマーロンから強いパパでいてほしい、と言われたことから発奮し、悟空との修行を決意する。2人が修行の場に選んだのは、かつて少年期に修行して過ごした亀仙人のところだった。
亀仙人から修行の一環として極楽草という薬草をとってくるように命じられた悟空とクリリン。だが、薬草探しに入った森で2人を待ち受けていたのはかつて戦った敵たちだった。魔人ブウ、セル、フリーザ、ギニュー特戦隊、ベジータ、ナッパ、ピッコロ、タンバリン。歴代の悪役たちを前に驚く2人。さらに敵は増え続ける。悟空は、これは幻だといい攻撃するも、悟空のパンチは受け止められ逆に反撃を受けてしまう。大乱戦になりながらも闘う悟空だったが、クリリンはかつて自分を殺した相手を見て足がすくみ思うように動けないのだった。
しばらく平和な月日が流れていた。悟空は畑を耕し、収穫した野菜を町へ届ける日々を過ごしていた。そんなある日、悟空は強盗に襲われる。難なく強盗を退治した悟空だが、僅かに傷を負ってしまっていた。体のなまりを感じた悟空は、再びウイスの元で修行することに決めた。ビルスの星で、悟空の手土産の豆大福を食べながら話をするビルス、ウイスと悟空。その時、悟空は、全王と宇宙中の強い者を集めて武道会を開催する約束をしていたことを思い出す。
悟空の直談判により全王が決定した、全宇宙最強の戦士を決める武道会「力の大会」。悟空は大喜びするのだったが、大神官から大会の概要を聞き、一同は驚愕することになる。大会の最優秀選手には超ドラゴンボールが与えられるということだが、優勝した宇宙には「何もしないこと」が賞品なのだという。なんと、敗退した宇宙は全王が全て消滅させるというのだ。狼狽する一同をよそに大神官は話を続ける。未来から来た全王に格闘試合の面白さを伝えるために、悟空を入れた3名ずつの選手を闘わせる全覧試合をすぐに執り行いたいというのだ。
全覧試合の1回戦、魔人ブウと第9宇宙のバジルとの対戦が始まった。冒頭からバジルの蹴り技が次々とブウにきまっていく。勝ち誇る第9宇宙の界王神たちだったが、ブウは笑いながら立ち上がる。全くダメージは受けていなかったのだ。しかし、ブウの攻撃もバジルには当たらない。ブウが放つ気弾はバジルの蹴りによって全て粉砕されてしまう。戦況を見つめる悟空は、気を読みとることができないバジル達の得体の知れない強さに興味津々。そんな中、バジルはついに本領を発揮、武舞台を覆い尽くすほどの巨大なエネルギー弾を炸裂させる！
全覧試合の2回戦は悟飯が名乗りをあげた。対する第9宇宙はラベンダ。開始早々、悟飯は攻撃をしかけ拳をくり出すが、ラベンダに簡単にかわされ、逆に顔に毒霧を浴びせられてしまう。ラベンダは「毒々のラベンダ」の異名を持つ毒使いだったのだ。視力を失い、相手の気も読めず、一方的に打ちのめされる悟飯。心配するサタンや界王神だったが、悟飯の闘志は萎えていなかった。見ている悟空も、追い詰められたこの状況は、悟飯の本当の力を引き出すためのチャンスだと言う。感覚を研ぎ澄ませ悟飯は反撃に出るのだった。
全覧試合の3回戦、最終試合でついに悟空の出番がきた。意気揚々と試合に臨もうとする悟空。だが、第9宇宙の対戦相手ベルガモは、悟空のことを全宇宙を消滅の危機に晒した大馬鹿者だと激しく罵る。さらにベルガモは、悟空を倒した暁には、「力の大会」で敗退した宇宙が消滅するというルールを撤回するよう全王に嘆願し、全王の承諾を得てしまう。全宇宙から悪者扱いを受けることになった悟空だが、大神官は、試合には手を抜かないようにと釘を刺す。そんな中、ついに試合が始まる。悟空は猛然と攻撃をしかけ、全てヒットさせるが…！？
突如乱入してきた第11宇宙の戦士、トッポ。第11宇宙の界王神は、トッポと悟空の特別試合を行いたいと全王に願い出る。全王は喜びこれを許可。 トッポは悟空にはしゃべらせずに自分だけ名乗りをあげる。自分は、正義の戦士、プライドトルーパーズのリーダーであり、正義の鉄拳で悟空を打ち砕くと。奇妙なキャラクターに困惑気味のビルスだが、対峙している悟空の表情は、トッポの凄まじい威圧感で引き締まる。かくして試合が始まる。トッポはその巨体ならではのパワーと、アクロバティックな動きでサブミッションの技を繰り出し悟空に迫る！
全覧試合を終えた悟空たちは地球へと戻ってきた。カプセルコーポレーションではまだブルマの出産が終わっておらずざわついている。ベジータも落ち着かない様子だ。悟空たちは食事をとりながら「力の大会」に出場するメンバーについて話し合う。やはりまっさきに候補に挙がったのはベジータだったが、ベジータは子供が無事生れるまでは断固としてブルマの傍から離れないという。そこでウイスはブルマの部屋へ行き、おもむろにバスタオルを手に取ると、超能力であっという間に胎内にいた赤ちゃんを誕生させてしまうのだった。
「力の大会」まで時間が無い。悟空と悟飯はチームのメンバーを集めるべく、まずクリリンのもとへ向かった。悟空は宇宙の消滅の件は隠しつつ、大会に出るようクリリンに依頼する。クリリンは少し戸惑うも、参戦を承諾。さらに悟空は同席していた18号も同様に誘うが、断られてしまう。ただ働きはしないという18号を引き入れるべく、悟空は1000万ゼニーの報酬がでると嘘をつきながらくいさがる。必死な悟空を18号はいぶかしがりながらも参戦することを承諾。万事うまくいったと思ったその時、悟飯が口を開く。クリリンと勝負がしたいと。
チームのメンバーに加えるために悟空は人造人間17号を探す。その途中、特訓していた魔人ブウに出会った悟空は、その成果を試すべく魔人ブウと対決することに！
悟空はデンデの案内で、神の神殿ごと17号が動物保護官をしているという島を訪れた。デンデによると17号は以前よりも強さが増しているのだという。それを聞いた悟空はワクワクしながら島へ降り立つ。顔も分からない17号をどうやって探そうかと考えていた矢先、森の奥から銃声が聞こえてきた。悟空が音の方へ向かうと、そこには武装した男たちと1人で戦う17号がいた。悟空は17号と挨拶をかわしながらも男たちを退治していく。彼らは希少な動物たちを狩りにきた密猟者だったのだ。密猟者を一掃した後、悟空は17号に勝負をもちかける
「力の大会」への参戦を17号に断られてしまった悟空は、賞品の超ドラゴンボールの存在を話し、何とか説得しようと試みていた。その最中、空に巨大な宇宙船が現れる。宇宙船がサーチライトのような光を島に向かって照射すると、動物たちが次々と光に吸い寄せられ宇宙船内へと消えていく。動物たちをさらわれまいと17号と悟空は宇宙船の中へ乗り込んだ。この宇宙船は宇宙中の珍しい動物を目当てにする巨大な密猟団だったのだ。しかし、大勢いた密猟者たちも悟空と17号の敵ではない。難なくボスを追い詰めたかに思えた悟空たちだったが…
悟空が17号を勧誘している頃、悟飯はピッコロを訪ね、修業をはじめていた。悟飯は猛然と攻撃をしかけるがピッコロは難なく受け止めていく。凄い気迫の悟飯ではあるが、攻撃にはキレがないと感じるピッコロ。悟飯は、ビーデルやパン、ブラなど守りたい人々のことを思い浮かべ、必死の形相になっていく。しかし、ピッコロに攻撃がきまることはなく、ついには重たい一撃を逆にもらってしまうのだった。そんな悟飯にピッコロは、強すぎる思いはかえって枷となると語り、悟飯の精神のバランスの悪さを指摘するのだった。
悟空は残り2人となった代表メンバーに誘うべく亀仙人を訪ねた。しかし、亀仙人は天津飯の道場へ名誉師範として招かれ、留守にしていた。その頃、天津飯の道場には1人の美女が入門しにきていた。その場にいた亀仙人は大喜びし、その美女、ユーリンを道場へ招き入れる。そこへ悟空がやってきた。悟空は天津飯に挨拶もそこそこに「力の大会」への参加を求めるが、門下生の修業を理由に断られてしまう。一方、ユーリンは、天津飯の門下生たちを見て悪そうな笑みを浮かべ、札の束を取り出すと、その札に妖気をこめていくのだった。
悟空たちは事件が落着し和やかに食事をとっていた。そこへ修業を終えボロボロの姿の悟飯とピッコロが現れる。亀仙人は悟飯の尋常ではない雰囲気をすぐに読み取る。己の力を取り戻した悟飯は、さらなる高みを目指すべく悟空に挑みに来たのだ。町の近くの山へ移動した悟空たち。悟空＆天津飯のペアと悟飯＆ピッコロのペアとで、2対2のタッグ戦を行うことになった。大会前に怪我をさせないようにと心配する天津飯。だが、悟空は悟飯の姿を見て、下手をすると怪我をしてしまうのは自分達の方かもしれないと感じるのだった。
2人の全王たちは大会までやることもなく退屈してきていた。今すぐに大会を始めてしまおうと言う全王に対し、約束は守ろうと大神官はさとす。そのかわりに、大神官は、各宇宙の状況を全王たちに解説するのだった。悟空たち第7宇宙はメンバーがそろった。全覧試合で闘った第9宇宙は依然としてバジル、ラベンダ、ベルガモ以外は揃っておらず焦りをみせていた。第6宇宙では、ヒットがフロストを探し当て勧誘しようとしていた。フロストはヒットが自分を暗殺しにきたのだと思い、卑怯な手を使いヒットを倒そうと試みるが…
ブウが眠ってしまって起きない。サタンから連絡を受けた悟空はブウのもとへかけつけた。ブウは普段は数秒の睡眠で元気になるが、一度深い眠りについてしまうと数ヶ月は眠り続けるのだとサタンは言う。悟空がどうやって起こそうとしてもやはりブウは起きる気配はないのだった。一方、カプセルコーポレーションには天津飯やクリリンなどメンバーが集結しつつあった。最初はブウの件が話題の中心だったが、クリリンが1000万ゼニーの賞金について話し始めたところで場の空気が一変する。悟空がついてしまった嘘が明るみに出てしまったのだ！
フリーザを10人目のメンバーにする。悟空の言葉に驚愕し、バカな考えだと悟空を制止しようとする一同。悟空の考えは、死人が24時間だけ地上におりられる日を利用して、時間制限つきでフリーザを復活させようというものだった。ベジータは強く反発したが、「力の大会」で生き残る確率を上げるためには、やはりフリーザは欲しいかもしれないという結論へ傾いた。悟空は早速フリーザに会うべく、閻魔大王のもとへ瞬間移動し、閻魔大王にも事情を説明する。かくして、悟空はフリーザと対面すべく地獄へ向かうのだった。
悟空がフリーザとの交渉を終え、カプセルコーポレーションに戻る頃、第4宇宙の破壊神キテラは第9宇宙の破壊神シドラに連絡をとり密談をしていた。何やら悟空のいる第7宇宙に関する話をしているようだが…
地獄から戻ってきた悟空とフリーザを待ち受けていた謎の一団。フリーザはゴールデンに変身し、容赦なく敵を殺害していく。悟空が止めに入ろうとするも占いババまで敵に狙われてしまいフォローにまわらざるをえない。さらに敵を打ちのめしていくフリーザだが、戦いの最中、何か別の目的が生れたようで…
カプセルコーポレーションにはようやく「力の大会」出場メンバーの10人がそろっていた。大会が始まるまであとわずか。リーダーとなった悟飯はチームワークが重要であると皆に向かって説いていく。しかし、ひと癖もふた癖もある強者揃いのメンバーはなかなか一つにまとまりそうもない。そんなチームの現状にビルスもやきもきする中、ついに決戦の地、無の界へ向かう時がきた！
無の界、武舞台上には80人の戦士たちがそれぞれの宇宙ごとに固まっている。大神官がルールの説明を始める。殺してはいけない、武器を使用してはいけない、回復アイテムを使用してはいけない、敵は武舞台の外へ落とす、制限時間は100タック（48分）。8つの宇宙、生き残りをかけた戦いがついに幕を開ける！！
開始から大混戦の様相となった「力の大会」。悟空たち第7宇宙は早くも他の宇宙のターゲットとなってしまう。チームから1人離れてしまった悟空を8人の敵が取り囲む。いきなり苦戦を強いられそうな悟空だったが…！？
1つの宇宙があっさりと消滅してしまった。楽しそうにはしゃぐ全王以外は、皆愕然とし、激しかった戦闘は一時こう着状態を迎える。しかし時間は待ってはくれない。しびれを切らしたベジータは第6宇宙の面々に切り込んでいく。悟空も動き出した。17号、18号もまた自分達の永久エネルギーによる利点を活かすべく戦闘に入っていった。残った悟飯たちは陣形を組み戦況をみることに。しかし、その中にいたクリリンは、離れたところで戦っている18号のことが気になり飛び出してしまう。
悟空たち第7宇宙と対を成す第6宇宙はやはり強敵だった。ベジータはボタモ、マゲッタのコンビに苦戦を強いられていた。そこへキャベまでもベジータへ向かっていく。他所ではヒットが第3宇宙を相手にその実力をみせつける。一方、第6宇宙の女サイヤ人、ケールは怖気づき、迫る敵に一方的に打ちのめされていた。すかさず、もう1人の女サイヤ人、カリフラが助けにはいる。カリフラはケールに自信を持って本来の力を発揮するよう発破をかけ、2人で悟空に勝負を挑む。悟空とカリフラが激しく闘う最中、ケールに異変が起きる…！？
ジレンの実力を目の当たりにした悟空は、ジレンに挑みたくて仕方がない。しかし、ジレンに飛び掛ろうとする刹那、トッポのジャスティスフラッシュを受け悟空は吹っ飛ばされてしまう。飛ばされた先で、悟空はまたしても第6宇宙のサイヤ人カリフラと鉢合わせるが、そこへカーセラル率いる第11宇宙の戦士達が悟空達を取り囲む。悟空撃退をトッポに託された5人の戦士達はそれぞれ特殊な能力を持っており、悟空達を苦しめる。余裕たっぷりのカーセラルらだったが、そこへ人造人間17号、18号が悟空を助けに駆けつけるのだった！
武舞台は所々破壊され、瓦礫となって高く積みあがっていた。その瓦礫の上に立ち大声をあげる者がいた。第2宇宙の女戦士、ブリアン・デ・シャトーだ。ブリアンは同じく第2宇宙のサンカ=クーとスー=ロースーを従え、ついに変身の時だと叫ぶ。唖然とする他の戦士達。そして、変身が始まろうとするその時、不意に気弾が彼女らに着弾し変身は失敗。攻撃したのは17号だった。変身を邪魔するのは無礼だと17号を非難するブリアン。第11宇宙のトッポも駆け寄り彼女らに同調。悟空までもが彼女らの本気を見たいと17号を諫めるのだった。
大会が始まってから戦況を伺い続けていた悟飯とピッコロ。各宇宙とも人数を減らしているのを見て、2人はそろそろ勝負をかけていこうと決意し動きだす。一方、第10宇宙の戦士は残り3人になってしまっていた。そのうち1人は、17号に怒りを燃やす第2宇宙のリブリアンに向かう。残りの2人は悟飯とピッコロに向かってきた。悟飯にしかけてきたオブニは、直前に悟飯とボタモの闘う姿を見て、悟飯を強敵と認めた上で勝負を挑んできた生粋の武道家だった。苦戦を強いられる悟飯。互いの守るものの為2人は死闘をくりひろげるのだった！
第6宇宙の破壊神シャンパは第7宇宙の活躍に少し苛立っていた。しかし、第6宇宙もまだまだ健在。エースのヒットが危なげなく武舞台に残っているからだ。そんなヒットに第11宇宙の戦士ディスポが攻撃をしかけてきた。ヒットが負けることなど全く考えもしない第6宇宙の戦士たちだったが、圧倒的なスピードを誇るディスポの前に、ヒットは“時とばし”を発動するタイミングが計れず一方的に攻撃を受けてしまう。さらに、第11宇宙のクンシーも加わりヒットに迫る。動揺を隠せないシャンパ。だが、ヒットに加勢しに悟空が現れたのだった！
亀仙人はひとり、周囲の状況を伺いながら、そろそろ自分の出番だとつぶやく。そこへ襲い掛かってきた第4宇宙の女戦士キャウェイを難なく撃退。次に幻術を操る強敵、ダーコリを魔封波で壷に封じ込めることに成功。亀仙人は試合開始直後から、敵の戦士達がどれだけ強いのか、どんな闘い方をするのかをずっと観察し続け、悟空たちのために自分が闘うべき相手を見極めていたのだ。次の相手、ガノスのことも観察済みだった亀仙人は、パワー、スピードともに分が悪い相手なのに対し、攻撃を予測することで優勢に勝負を進めていたのだが…！？
悟飯とピッコロは第6宇宙のDr.ロタと対峙していた。ロタがその能力を発動しようとしたその時、何者かの気弾が着弾しロタはその場に倒れこむ。危険を感じ咄嗟に瓦礫の陰に隠れる悟飯とピッコロ。敵の姿は見当たらず、気を感じとることもできない。しかし、敵の気弾は確実に悟飯たちを狙ってきている。放たれる気弾はかなりの威力でピッコロの腕を簡単に粉砕してしまうほどだ。徐々に追い詰められていく2人だったが、悟空、ベジータ、そして天津飯がそれぞれ2人の救出、敵の打倒に動きだす！
激しい闘いが続く「力の大会」、気がつけば武舞台に残っている選手は半数をきっていた。最も多く選手を残しているのは、悟空たち第7宇宙と、第6宇宙。それぞれまだ8人の選手が武舞台上に残っている。第6宇宙の破壊神シャンパは第7宇宙の数を減らすようフロストに命じる。応じたフロストがまず目をつけたのは、瓦礫の陰で休んでいた亀仙人だった。疲れた体に鞭打ちフロストに立ち向かう亀仙人。フロストは亀仙人の技に注目し、何やら企み、離れたところにいたベジータを挑発しておびき出す！？
ピッコロとはぐれた悟飯は第2宇宙のヤードラット星人、ジーミスと対峙していた。瞬間移動を駆使して悟飯を翻弄するジーミス。そこへ現れたのはフリーザだ。苦戦する悟飯の姿を楽しむフリーザ。だが、ジーミスがとどめの一撃を悟飯に放とうとした刹那、2人の間に割って入り、あっという間にジーミスを瀕死になるまで打ちのめす。その残忍な所業に息を呑みながらも、悟飯を助けたことに安心するクリリン達だったが、それもつかの間。フロストが現れたことによって更に状況は一変する。フリーザはフロストと手を組んだと言い放ったのだ！
「力の大会」もついに半ばを過ぎ、第11宇宙の神々はジレンに指令を出す。孫悟空を潰せと。ついに動き出した第11宇宙最強の戦士ジレン。悟空は嬉しそうに身構える。が、ジレンが気を開放した途端、武舞台に残っている全ての選手がジレンの気の暴風に圧倒される。破壊神ビルスでさえも呆気にとられ息を呑む。超サイヤ人ブルーとなった悟空が界王拳を限界まで引き上げて挑むも、ジレンには全く通じない。全ての技を跳ね返され、打ちのめされた悟空に誰もが絶望したその時、倒れていた悟空からこれまで見たこともない気の奔流が噴き上がる！！
ジレンとの勝負に敗れ満身創痍の悟空。しかし、その闘志は衰えていない。あの技をもう一度出し、今度こそはジレンを倒すと。そこへフリーザが現れた。思うように動けずにいる悟空を見てフリーザは不敵に笑い、悟空に手刀を向け気を溜めだした…。一方、ジレンに攻撃をしかけたヒット。だが、第6宇宙のエースであるヒットの力、“時とばし”の能力をもってしても、ジレンに一撃浴びせることができない。一方的に傷ついていくヒットだったが、それでもジレンに対する攻撃の手を緩めずに何度も攻撃をしかけていくのだった…！
第6宇宙を潰すなら今だと、第4宇宙の女戦士モンナはカリフラとケールにしかける。それを阻止すべく間に割って入るキャベ。ヒットを失った今、第6宇宙生存の鍵となるのはカリフラとケールの2人だとキャベは考え、2人の体力を少しでも温存させるために自分は盾となる覚悟をしたのだ。しかし、モンナは想像以上に強敵だった。スーパーサイヤ人となっても太刀打ちできない。モンナ渾身の体当たりを浴び、キャベは場外へと吹っ飛んでいく。しかし、すんでのところでキャベの腕を掴み救う者がいた。それは…！？
女サイヤ人カリフラが再び悟空の前に立ちはだかった。第6宇宙の破壊神シャンパも、悟空が疲れている今が好機とカリフラをけしかける。しかし、悟空にとっては変身せずとも軽くいなせる相手だった。これにはシャンパも驚き、たまらずカリフラに撤退するよう指示する。それでも、戦闘に夢中なカリフラは怯むことなく悟空に向かっていく。そして、次第にカリフラは悟空の動きについていくようになる。天才的な彼女の格闘センスが悟空との手合わせで開花してきたのだ。かくして悟空も超サイヤ人2となり、2人の闘いは激しさを増していく…！
ポタラによって合体し、ケフラとなったカリフラとケール。その凄まじいパワーとスピードは応戦する悟空を圧倒していく。自分の力に興奮しきるケフラ。悟空は、体力を温存しながら闘うことを断念して力を解放、超サイヤ人ブルーとなるが、すぐさまケフラも超サイヤ人となりさらにパワーアップしてしまう。いよいよ界王拳まで使い、死力を尽くして闘う悟空だったが…。
ポタラによって合体し、ケフラとなったカリフラとケール。その凄まじいパワーとスピードは応戦する悟空を圧倒していく。自分の力に興奮しきるケフラ。悟空は、体力を温存しながら闘うことを断念して力を解放、超サイヤ人ブルーとなるが、すぐさまケフラも超サイヤ人となりさらにパワーアップしてしまう。いよいよ界王拳まで使い、死力を尽くして闘う悟空だったが…
絶体絶命のところまで追い込まれたところから、またもや“身勝手の極意”を発動させて立ち上がった悟空。周りが驚く中、しかしケフラは怯まない。強さを増した悟空に喜びすら感じ、その力を超えようと悟空に挑みかかる。そして悟空と激突するたびにケフラも更に力を上げていく。武舞台を粉砕しながらも2人の激闘は続いていく！！
凄まじい強さを誇ったケフラを倒した悟空。その姿に第7宇宙の面々はそれぞれ発奮する。しかし、悟空は、体力を使い果たして消耗しきってしまっていた。そんな悟空を倒すチャンスだと、第2宇宙のリブリアンらが5人がかりで悟空に襲いかかる。身動きできない悟空にリブリアンとロージィの攻撃が迫るが、間一髪で悟空を救ったのは17号と18号だった。そのまま17号はロージィと、18号はリブリアンと激しい戦闘に突入する。悟空はふらふらしながらも立ち上がり、ザーブト、ラバンラ、ザーロインら3人の戦士たちに向かって身構えるのだった。
後がなくなった第2宇宙は、ザーブト、ラバンラ、ザーロインの3人がかりで悟空を攻める。3人が作り出した小さなブラックホール状の技は見事に悟空を捕らえることに成功。超重量の負荷がかかるその技の空間内は、瞬間移動も発動できず、悟空を苦しめる。しかし、そこに意外な助けが入るのだった。一方、悟飯とピッコロの2人は第6宇宙の生き残り、ナメック星人のサオネルとピリナと闘い続けていた。戦闘自体は悟飯たちが優勢に進めるも、サオネルには戦闘タイプのナメック星人にはない特殊な能力をもっていて2人は苦戦を強いられる…！
第3宇宙のカトペスラと戦闘中のベジータ。カトペスラは最終奥義を発動するも、ベジータの相手ではない。武舞台の隅まで追いこまれたカトペスラは、その時、何者かの攻撃を受け場外へ落下してしまう。ベジータにはカトペスラが自滅したように見えたが、突如、ベジータも足元をすくわれ危うく落下しそうになる。悟飯、18号らも次々と攻撃を受け脱落の危機に。何かがいる、しかし、気は感じられない。困惑する第7宇宙のメンバーをよそに、第4宇宙の破壊神キテラはほくそ笑む。敵は第4宇宙の戦士で透明人間のガミサラスだったのだ。
大会も終盤、残るは3つの宇宙。悟空たち第7宇宙、ジレンのいる第11宇宙、そして科学の力が発達した第3宇宙だ。第3宇宙の戦士パパロニ博士は第7宇宙を殲滅せよと号令する。一斉に動きだす戦士達。装甲の厚いビアラは17号と18号に向かうも、2人の見事な連携攻撃を浴びあえなく脱落。コイツカイ、パンチア、ボラレータの3人は悟空とベジータに向かうが、悟飯が間に割って入る。悟飯は悟空たちの体力を温存させたいのだ。かくして3人を相手に見事に立ち回る悟飯。だが、第3宇宙の秘策で、3人の戦士達は合体してしまう！
悟飯らに倒された合体戦士コイチアレータ。しかし、パパロニ博士は不敵に笑う。第3宇宙はまだ最後の秘策を残していたのだ。コイチアレータに歩み寄ったパパロニ博士は更なる合体を果たし、巨大な筋肉質のボディを持った戦士アニラーザへと変貌を果たす。アニラーザはベジータの気弾を簡単にはじき、その拳は簡単に武舞台を砕く。悟空、ベジータ、悟飯の3人に17号と18号も加わった一斉に攻撃を、アニラーザはものともせず全員蹴散らす。更にそのパワーは空間を歪め、パンチをワープさせて攻撃を繰り出し、悟空たちはピンチに陥る！
「力の大会」の制限時間はあと7分。残る宇宙は悟空たち第7宇宙とジレンのいる第11宇宙の2つとなった。悟空は早速ジレンに挑む。なぜ強さを求めるのかとジレンに問われながらも拳を交わす2人。しかし、そこにベジータが割って入り闘いは中断。今度はベジータがジレンに攻撃をしかけていく。ジレンもこれに応戦。ベジータは激しく動き回りながらも、突きや気弾を放っていく。しかし、ジレンはベジータの動きを追うこともなく、ベジータの攻撃を避け、逆に的確にベジータに攻撃を入れる。ベジータは大ダメージを受けてしまうのだった。
ベジータはジレンにボロボロにされてしまった。ベジータがダウンする寸前で悟空がベジータを抱きとめる。ベジータは痛みに顔を歪ませながら、未だジレンを本気にすらさせていないことに悔しさを覚えるが、それでも最後はニヤリと笑ってみせる。自分を武舞台の外に放り出さなかったことを後悔させてやると。悟空は再びジレンに挑む。瞬間移動を多用し、無数の気弾を連射しながら、悟空はジレンを撹乱するように次々と攻撃を放っていく。ジレンは余裕をもって対処していく。だが悟空もそれは想定内。悟空には何か狙いがあるようで…！？
悟空とベジータの猛攻が続く。優勢に勝負を進める2人の激しい攻撃に、第11宇宙の破壊神と界王神たちも焦りを覚えた。だが、ジレンはまだまだ本気を出してはいなかった。悟空とベジータは、2人がかりでも手痛い反撃を受けてしまうのだった。一方、離れたところではディスポとフリーザが交戦していた。余裕を見せていたフリーザだったが、スピードにおいてはディスポが上回っていた。フリーザは、ディスポをやっかいな敵と見るや、何やらディスポに交渉をし始めて…！？
悟空、ベジータとジレンの対決はまだ続いている。しかし、汗ひとつかいていないジレンに対して、悟空とベジータは明らかに消耗してきていた。それでも2人は攻撃の手を緩めようとはしない。他方では、17号とトッポが闘っていた。残り時間を確認し、無尽蔵のエネルギーを持つ利点を最大限に活かしつつトッポの体力を徐々に奪っていく17号。そこへフリーザが現れたことによって一気に形成は17号たちに傾く。トッポを挟み撃ちにする17号とフリーザ。ついにトッポを倒したかと思ったその時、トッポに異変が起こる！！
破壊のエネルギーを解放したトッポ。17号は策を練りながら応戦するもトッポはお構い無しに17号との距離を詰めていく。再びフリーザも加わり、怒りの表情で猛烈な攻撃をトッポに見舞うも、トッポには通じない。トッポが2人に止めを刺すべく強大な気を溜めだした矢先、そこへ悟空、ベジータとジレンの3者が激しいラッシュを繰りひろげながら近づいてきた。ジレンが繰り出す強力な攻撃の衝撃波により武舞台が崩壊、17号とフリーザの2人は生き埋めとなってしまう。標的を失ったトッポはターゲットを変えベジータに迫る！
悟空たちの敵はジレンただ1人となった。気を込めて堂々と立つジレンを中心に気の突風が荒れ狂う。その凄まじさに圧倒される悟空たち。ベジータはジレンに向けて気弾を放つも、その攻撃はかき消され、逆に見えない無数の拳を受けてしまう。悟空は超サイヤ人ブルーに界王拳を上乗せした状態でジレンに飛び掛り攻め続けるもジレンには届かず、1歩後退させることすら叶わない。17号が隙をついてジレンの背後をとるも、ダメージを与えることはできない。見守るジレンの仲間たちでさえ、ジレンの圧倒的な強さに呆気にとられるばかりだった。
辛うじて立っているベジータ。もう超サイヤ人に変異することもできない。しかし、その心だけは決して折れない。減らず口をたたき、ジレンに突進していくベジータ。その攻撃は簡単にガードされ、逆にカウンターを浴びてしまう。それでも愚直に前に出続ける。クリリンたちも悲痛な表情で見守る。何度も殴られ、突き飛ばされたベジータは、あわや武舞台の外へ落下しそうになるも、瓦礫に引っかかり宙吊りとなる。朦朧とした意識の中でベジータはブルマの声を聴く…
ジレンに対抗できず、脱落寸前だった悟空は三度めの“身勝手の極意”に目覚める。ジレンの攻撃をかわし、逆に重い一撃をみまう悟空だったが、ジレンも応戦。その速く重い攻撃は、“身勝手の極意”状態の悟空でもかわしきることはできない。両者一進一退の攻防となる。2人の攻撃の圧力により周りの武舞台は次々と崩壊。神々が見守る観覧席までもヒビが入りだした。攻防をくり返すうち、ついにジレンの息が乱れ始めるも、ジレンは更に気を高めて渾身の一撃を悟空に叩き込む。だが、悟空の気は減ることはなく、むしろ更に高まりだし…！？
悟空とジレンの闘いは続いている。もはや武舞台で闘うのは2人のみであるにもかかわらず、次々に起こる大爆発。四方八方に広がる爆炎と爆風。「身勝手の極意」によって銀色に輝くまでに昇華した悟空は、スピード、パワーともにジレンを凌駕していた。このまま決着がつくかと思われたが、ジレンが静かに息を整え、精神を集中させ始めると、その気はどんどん上昇していく。ジレンの気合とともに赤いオーラが沸き立ち、それが炎の嵐のようになって周囲に渦巻く。ジレンはまだその力の全てを出し切ってはいなかったのだ！
宇宙の命運をかけて闘ってきた「力の大会」についに終止符がうたれる。残り時間30秒、奇跡を起こして生き残るのは悟空たち第7宇宙か、はたまたジレンの第11宇宙か！？そして、勝者が超ドラゴンボールで叶える願いとは！？『ドラゴンボール超』ここに堂々の完結！！
「力の大会」後の平和な地球。宇宙にはまだまだ見た事のない強者がいると分かった悟空は、更なる高みを目指して修業に明け暮れていた。そんなある日、悟空とベジータの前に現れたのは、見たこともないサイヤ人“ブロリー”。惑星ベジータ消滅とともにほぼ全滅したはずの“サイヤ人”がなぜ地球に？再び地獄から舞い戻ったフリーザも巻き込み、全く違う運命をたどってきた3人のサイヤ人の出会いは、壮絶な闘いへ――
First Dragon Ball Super TV Special that consists of episodes 109 and 110 of the Dragon Ball Super anime. It is the beginning of the climax of the Tournament of Power.
かつて、孫悟空により壊滅した悪の組織＜レッドリボン軍＞。 その意志を継いだ者たちが、新たに最強の人造人間・ガンマ1号、2号を生みだした。彼らは自らを「スーパーヒーロー」と名乗り、ピッコロ、悟飯らを襲い始め・・・ ＜新生レッドリボン軍＞の目的とは？迫りくる危機を前に、 今こそ目覚めよ！スーパーヒーロー！！
破壊神ビルスが目覚めると、予言された超サイヤ人ゴッドを求めて宇宙を冒険し、悟空へと導く。
彼の軍隊がドラゴンボールを使用して彼を復活させた後、フリーザは地球への2回目の侵略を率いて悟空への復讐を誓います.
