一面荒野が広がる世界、“イジツ”――。ある日、空に“穴”が空き、そこから色々なものが降ってきた。中でも“ユーハング”がもたらしたものの影響は大きく、とりわけ飛行機の存在によって人々の生活は激変。以降、世界の潮流は空へと移っていった。時は流れ――、空には商船とその用心棒、荒くれ者の空賊など、さまざまな人々が飛び交っていた。オウニ商会の雇われ用心棒“コトブキ飛行隊”は、空を飛ぶことが大好きな、女の子だけのスゴ腕パイロット集団。彼女たちは愛機である隼一型とともに、イジツ全体を巻き込む大きな戦いへと立ち向かっていく――。
舞台はイケスカの動乱後のとある日ーー ひよっこ飛行隊「ハルカゼ飛行隊」は今日もカイチの酒場で仕事がないことを嘆いていた。 そんな時ある人物との出会いをきっかけに、ハルカゼ飛行隊内で喧嘩が始まり…?
ひよっこ飛行隊「ハルカゼ飛行隊」の今日も仕事がないことを嘆いていた。 そんな時、なぜ隊長のユーカは「ハルカゼ飛行隊」を結成したのかという話になる。 結成の理由、それはある出来事がきっかけであった。
『世界魚類展覧会』へ向かったハルカゼ飛行隊。 6人はそこである人物たちと出会い、「サカナ」について教えてもらうことになる。
食事をしようと店に入ったベル・ダリア・ガーベラの3人。 店内では柄の悪い男と、羽衣丸の整備班長・ナツオが賭け事を行っていた。 ベルがナツオの勝ちっぷりに見惚れていると、男に勝負を持ちかけられてしまい…?
タミルに呼ばれ警備の仕事に訪れたハルカゼ飛行隊。 今回はコトブキ飛行隊と一緒だと知り大興奮のユーカ達。 しかしユーハング夏の風物詩「ミズギ」の話になり、大論争に…?
レオナはザラと共にラハマの孤児院を訪れた。待ちわびていたユーカ・エリカ・ベルの3人は、憧れのコトブキ飛行隊を前に大興奮。 完璧なレオナのようになりたいと言うユーカに、ザラはレオナの失敗が出会いのきっかけだったと語りだす――。
今日も今日とて暇を持てあますハルカゼの面々。そして、ユーカ・エリカ・ベルは、レオナとザラのことを思い出してはニヤニヤ。そのうちに、どうすれば憧れのコトブキ飛行隊のように素敵なオトナになれるのか討論に。しかし出てくるのは的外れな意見ばかりで――
建造中の第二羽衣丸。内装もほぼ完成し、ジョニーズ・サルーンは営業を再開。リリコが振舞うビールを飲むのはナオミやムサコ、ヒガコなど“オトナ”な女性陣。さらにユーリアまで登場し、恋バナがヒートアップ…!? コトブキ史上最大の「大人女子酒宴」が幕を明ける!
不用意な操縦からオフコウ山に不時着してしまったカミラとアコ。 そこでは、ロイグとリガル、フィオとローラがそれぞれの事情で遭難していた。 自己紹介を終えた彼女らは、偶然見つけた酒瓶で宴会を始めてしまい――。
第二羽衣丸の処女航海を援護することになったハルカゼ飛行隊の6人。 しかし大きな仕事を前に、まったく落ち着かない。 そこでコトブキ飛行隊に教えを乞うべく、それぞれ尊敬するメンバーのもとへ向かうのだが――。
仕事でアレシマを訪れているコトブキ飛行隊だが、今日も今日とてキリエとチカは言い争いばかり。 イケスカでの決戦からちょうど1年経つが、自身が成長できているか疑問を抱く。 そんな中、後輩であるハルカゼ飛行隊の話になり――。
アレシマを訪れたハルカゼ飛行隊。せっかくの機会と喜ぶユーカ。仕事がなく嘆くこともあったが、今では飛行隊としての仕事も増えはじめた6人は、穴のこと、世界のこと、そして自分たちのこれからについて語り始める。