デビュー1周年を迎え、記念のライブツアー開催が決まったIDOLiSH7(アイドリッシュセブン)。先輩であり、良きライバルであるTRIGGER(トリガー)、Re:vale(リヴァーレ)も それぞれに華々しい活躍で注目を集めていた。そんな3グループの人気が高まる一方で、 芸能界の“ノイズ”が彼らに近づく。噂、敵意、臆測、仕掛けられた駆け引き。夢や憧れだけでは生き残れない、華やかな世界の裏側。様々な思惑が絡み合うなか、アイドル業界を揺るがす“新勢力”も密かに動き出していた――。
パーティー会場での様子から、大和が秘密を抱えていることを知る三月とナギ。ナギは秘密そのものより、仲間にも心を閉ざす大和の態度が納得できなかった。当の大和は映画の撮影現場で、初めて演技の壁にぶつかる……
IDOLiSH7のデビュー1周年記念シングルが発表され、冠番組の『キミと愛なNight!』では、メンバーが楽器に挑戦する新企画が動き出す。そんな時、陸は「ブラック・オア・ホワイト」に出場していた狗丸トウマと出会う。
言い争いがきっかけとなり、三月と大和、一織が寮から出ていった。一織と三月は百の家、大和は千の家にしばらく泊めてもらうことになるが、寮に残された陸たちは、仲間がバラバラになっていく寂しさを募らせていた。
久しぶりにIDOLiSH7メンバー全員がスタジオで顔を揃える。収録は順調に終わるが、陸たちは三月と大和のやりとりをハラハラしながら見守っていた。壮五は二人の説得を試みるものの、寮に戻ることは断られ途方に暮れる。
大和に父親・千葉志津雄のスキャンダルを暴露させるという、了の計画に巻き込まれた百。大和が寮へ戻ると、喜んだナギは「今夜、大和が打ち明け話会を開く」とみんなに知らせ、TRIGGER、Re:valeの面々も集まってくる。
晴れやかな気持ちで仕事に向かうIDOLiSH7。壮五はテレビ局で虎於と遭遇するが、大企業の子息である二人は以前からの知り合いだった。一方、一織と環が通う学校では、転校生の亥清悠が二人に挑発的な態度をとっていた。
万理はIDOLiSH7メンバーと紡に、千との出会いを語る。高校生だった頃、お互いが作った曲に興味を持った二人は、やがて一緒に曲作りをするようになる。万理と二人きりで始めたバンドに、千は「Re:vale」と名付けた。
Re:valeのライブに感動した百が「未完成な僕ら」への思いを綴ったファンレターは、万理と千の心を動かし、二人に音楽を続けていくことを決意させた。バンド結成5年目の頃、九条という男からデビューの話を持ちかけられる。
24時間番組『Friends Day』で、Re:vale、TRIGGERと共にパーソナリティを務めることになったIDOLiSH7。その制作ミーティングの日、全員で24時間合宿をして、番組のテーマソングを作るという企画がいきなりスタートする。
Re:valeが曲、TRIGGERが振り付け、IDOLiSH7が衣装を担当する24時間合宿のテーマソング制作は、全員の奮闘でなんとか早朝には完成にこぎつけた。その頃、了のマンションには悠とトウマ、巳波、虎於が集結していた。
寮に「ナギのオタク友達」と語るソルヴァルドが訪ねてくる。ソルヴァルドは寮のセキュリティを心配したと言うが、その真意は陸たちにはわからなかった。そんな時、龍之介と人気歌手・花巻すみれの熱愛が報じられる。
龍之介の潔白を証明するため、了のもとへ直談判に向かう三月とナギと楽。大和と天はすみれの説得を試みるが、彼女の心を変えることはできなかった。姉鷺は紡と岡崎に、この先まだ何かが起きそうだと不安げに語る……。
IDOLiSH7・TRIGGER・Re:vale・ŹOOĻ それぞれ異なる魅力を持つ4組のグループが一堂に会し、 壮大なライブエンタテインメントがいま幕を開ける!