All Seasons

Season 2022

  • S2022E01 大分・別府〜温泉町を支えた地域診療所カフェ

    • April 7, 2022
    • NHK

    大分県別府温泉。明治時代の洋館風の建築、元診療所のカフェ。地獄めぐりの湯治場、鉄輪温泉ならではので湯治文化が味わえる!低温スチーム料理に、コワーキングスペース。癒やしも仕事も満足のゆったり空間。別府の中で一番、昔ながらの風情が残る鉄輪温泉のカフェをご紹介。地元の旅館の女将(おかみ)たちも参上!鉄の女と書いて鉄女会。元気いっぱい、アイデアいっぱいの湯けむり人情カフェ。

Season 2023

  • S2023E01 正月SP 〜飛騨・薬草の町 幕末の婚礼料理

    • January 3, 2023
    • NHK

    ある日、夏に訪ねた飛騨古川のカフェから驚きの便りが届く。店主・知亜季さんの妹が結婚することになったという。そしてこの婚礼のために、父・嗣二さんがなんと幕末に飛騨で作られた独特の婚礼料理の再現に挑むと。嗣二さんは料理旅館を営む熱い男、飛騨の薬草を料理に取り入れる研さんを積んできた。今回の婚礼料理にも薬草をアレンジしようと意気込んでいた。だが、そこにはさまざまな困難が…。はたしてどんな料理になるのか!

Season 2024

  • S2024E01 岡山・真庭〜クセがスゴい!カフェ

    • January 4, 2024
    • NHK

    舞台は岡山県真庭市久世。地名は、市内を流れる旭川の川の曲がり(くせ)が由来。かつては牛市で大いににぎわった。奥行きのある土間を抜け、ぽっかりと広がる庭はかつての牛小屋スペースの名残だ。多い時には2階の客間に100人あまりが雑魚寝するほどだったという。実家の隣にあるこの建物を生かそうと決意、雑貨店兼カフェを開いた店主。売り物も食べ物も自ら徹底的にこだわりぬいた曲者ぞろい。労作・カレーおやきも登場!

  • S2024E02 栃木・栃木市 〜プカプカしてフカフカするカフェ

    • January 18, 2024
    • NHK

    幾何学的な模様やモダンなタイルが目をひく栃木市のカフェ。運営するのは学生時代に市内の高校に通っていた同級生2人。地元のために何かやりたい、とUターン、空き家や空き蔵を維持・再生する活動を開始した。まさに新しいアイデアの卵を「ふ化」させる場所にしたのだ。地元の職人の樽を使った味噌作りのワークショップなど成果も。「地域の小さな循環」を目指して作られたカボチャや大根など、地元野菜のランチも登場!

  • S2024E03 北海道・札幌 〜かくれんぼしているカフェ

    • January 25, 2024
    • NHK

    かくれんぼしているカフェの正体はもと種苗店の倉庫。思い入れのある蔵を壊したくないと自宅の裏に移築した。4万年前の火山の噴火で生まれ、明治以降北海道でさまざまな建物に活用されてきた「札幌軟石」が目をひく。表面に丁寧な仕上げをした石の表面や独特のかすがいでつながれた木骨石造に感嘆するハル。札幌軟石好きのオーナーがカフェにすることを申し出たという。中に名産ハスカップがかくれんぼしているホットパイも登場!

  • S2024E04 佐賀・佐賀市〜佐賀市をさがしているカフェ

    • February 8, 2024
    • NHK

    よく「佐賀は何もない」と言われる佐賀市で訪れたのは、佐賀市を「さがし」ているカフェ!大正十年にできた大きな元履物問屋。そこになぜか置かれている3Dプリンター。実はカフェを経営しているのはIT企業。この建物を再生するため飲食に初参入し、試行錯誤を重ねている。アルバイトとしてこの店で働いて初めて故郷・佐賀が好きになり、就職したという社員も。名物は伊万里牛のローストビーフ丼。探せば佐賀に魅力あり!

  • S2024E05 北海道・小樽〜キャンバスに描くカフェ

    • February 22, 2024
    • NHK

    おしゃれなマンサード屋根やドーマー窓、シーリングメダリオンなどヨーロッパの建築意匠。2階には天井が高いすてきな和室。そんな美しき薬局が平成に入り廃業の運命に。近所で工務店を営む男性が再生に立ち上がった。カフェは小樽を盛り上げる様々なイベント会場として貸し出される。そのためこだったのが純白の店内。利用者がそれぞれのカラーで彩ってほしいと考えた。十勝産牛肉を使った、ふわふわスフレのオムライスも登場!

  • S2024E06 香川・三豊〜うどん以外!香川名物が潜むカフェ

    • February 29, 2024
    • NHK

    殿様より石高があったという大庄屋の邸宅だったカフェ。ここにうどんだけじゃない香川名物がたくさん潜んでいた!伝統家屋・八尾(やつお)、郷土料理の「百花の雪花(別名:まんばのけんちゃん)」、「さわさわ」、そして…。店主は地域おこし協力隊としてやってきた元パティシエ。規格外のフルーツを使ったスフレは絶品!そして店を盛り上げたい地元の人が立ち上げた倶楽部活動。今日も「みんなのお座敷」は大にぎわい!

  • S2024E07 佐賀・嬉野〜出会えてうれしの!元銀行カフェ

    • March 14, 2024
    • NHK

    温泉の町嬉野に、「居蔵造り」という古い建物が並ぶ一角がある。元銀行のカフェと聞いてハルさんが訪ねると、そこにあったのは和風建築。2階には見事な船底天井が。名物は近くの酪農家が作ったとろとろのチーズをかけたオムライス。このカフェは母と娘がさまざまな出会いを得て作り上げてきた。シェフも娘が情熱的なダイレクトメールを送って口説き落としたという。まさしく、出会ってうれしの!

  • S2024E08 香川・観音寺〜一世紀潤い続けるカフェ

    • March 21, 2024
    • NHK

    銭形砂絵で名高い香川・観音寺市。重要文化財の豊稔池堰堤は昭和初期に完成したダム。干ばつに苦しんでいた地域を救い、今なお田畑を潤している。今回のふるカフェはこのダムの築造に尽力した郷土の偉人・茂治郎さんの元邸宅。1辺50mもある塀。縁側には1本の木の梁桁(はりげた)が15mも続く。店主兼料理人は茂治郎の孫の孫。取り壊される予定だった建物を救い、開店した。名物は目の前でできあがる、とろける豆腐!

  • S2024E09 長野・伊那〜天竜の春を松カフェ

    • April 7, 2024
    • NHK

    標高差2500m!天竜川が削った日本で一番深い谷・伊那谷の名物はアカマツの木。それがふんだんに使われた大きな元農家住宅が今日の「ふるカフェ」。味わうのは、ダイナミックな自然とこはく色の野菜だしから作られた色とりどりのカレー。それに合わせるのはアカマツが入ったソーダ!ついでに疲れた足まですっきりした後で、美しくて悲しい歌を聞く。そして語られる、開店を決意させた悲しい記憶…。春を「松」人々に幸いあれ!

  • S2024E10 東京・谷中〜時を継ぎ花と咲くカフェ

    • April 14, 2024
    • NHK

    東京・谷中の昔ながらの風景が残る寺町にある、明治時代に建てられた登録有形文化財の花屋さん。その隣、戦前に建てられた元住宅が、大胆に改築されてカフェになった。2階からつながるのは、なんと鉄骨で支えられた空中庭園!「時を継ぐ」ため、情熱の研究者と気鋭の建築家がケンケンガクガクの議論を経て作り上げた。名物はつぼ焼きサツマイモのブリュレ。そして美しく飾られた花々に秘められた、5代におよぶ花屋さんの物語。

  • S2024E11 宮崎・都城〜あつかいがすごいカフェ

    • April 21, 2024
    • NHK

    宮崎・都城。かつて薩摩藩の領地だった山之口地区に「あつかいがすごいカフェ」がある。薬医門を備えた広大な武家屋敷。敷地はなんと二千坪!薩摩藩の命によりこの地を治めた「あつかい」の子孫の家だった。北側に客間があるのが薩摩藩流とか。敷地でとれる野菜や山菜、クレソン、卵を使ったコース料理。器は代々伝わってきたもの。この地に伝わる人形浄瑠璃にも触れる。これはホントにあつかいがすごい! 

  • S2024E12 長野・長和町〜“かたいいし”の旅籠(はたご)カフェ

    • April 28, 2024
    • NHK

    長野・長和町にある中山道の宿場町・和田宿。難所・和田峠のふもとにあり、かつて全体で千人泊まれたという。今回のカフェは旅籠(はたご)を改装したもの。名物は石窯で焼いたピザと軟水でいれたコーヒー。実は両方とも旧石器時代からの和田峠の名産・黒曜石に関係しているという。少子高齢化に悩む元宿場町を救うべく立ち上がった人たち。それに応じて集まってきた若者たち。かたい意志の人でいっぱい

  • S2024E13 千葉・津田沼〜宝探しの実家カフェ

    • June 23, 2024
    • NHK

    ハルの師匠・渡邉さんから挑戦状が届いた。「お宝は店内にある!」―訪ねると築80年の、一見普通の家。しかしこじんまりした玄関に入ってハルは驚く。なぜか立派な格天井が!床の間には紫檀(したん)に黒檀(こくたん)。書院の欄間は精密な松皮びし。洋室にはモールディング…。なぜ小さな家に技術の粋が?そこには戦争で亡くなった一人の大工の思いがあったらしい…。メニューは誰もが「ただいま」と言えるものばかり!

  • S2024E14 宮崎・日南〜山林王のなんじゃもんじゃカフェ

    • June 30, 2024
    • NHK

    宮崎南部の美しい小さな城下町、飫肥(おび)。飫肥杉で富を得た山林王が、明治時代に作った大邸宅が今回の舞台。山林王は自由な発想で、「なんじゃ?」と驚く建物を完成させた。立派な玄関がなんと3つも!右の玄関の先は、見晴らしのよい巨大な離れ。左の玄関の先には鏝(こて)細工が見事な洋室が。コケ学会20世紀最大の発見も関係!?名物はプリンのように甘く濃厚な玉子焼き。歴史を受けつぐ人々の思いもまた濃厚。

  • S2024E15 東京・府中〜幾多の思いが“くみこ”まれたカフェ

    • July 7, 2024
    • NHK

    東京だけど緑地が多い府中。今回のカフェは「幾多の思いが“くみこ”まれ」ているという…。カギはクミコさんが握ると見たハル。やってきたのは畑の奥の、高度経済成長期に建てられた一見普通の住宅。中に入ると意外にも正統派の日本家屋だった。手が込んだ下地窓や欄間。なぜ高度成長期の庶民の家に高度な意匠がちりばめられているのだ?謎を解くべく、クミコを必死で探すハル。しかし…。名物は絶品、畑で取れた野菜のプレート。

  • S2024E16 東京・入谷〜築96年東京型銭湯カフェ

    • July 14, 2024
    • NHK

    東京の下町にある入谷。かつて都内で一二を争う銭湯激戦区だったこの地に、築96年の銭湯を改修したカフェがある。千鳥破風が三つもあってまるで天守閣。中に入ると、高い格天井に坪庭。番台に上ることまでできるのだ!富士山のペンキ絵のある浴場はオフィスになっている。銭湯が閉業した後、常連客だった建築事務所の取締役が自社オフィスとカフェ併設を提案したのだ。看板メニューは自家焙煎珈琲と自家製アイスのマリアージュ。

  • S2024E17 山形・大石田町〜山奥にそびえる“えん”なカフェ

    • September 8, 2024
    • NHK

    人口59の集落にそびえる元小学校の円形校舎。1階が職員室、2階が教室、3階が体育館!円形校舎は1950年代から約20年間だけ全国で建てられた幻の校舎だという。卒業生に案内されながら校舎を探検し、カフェで絶品野菜料理に舌つづみ。山形は在来種の宝庫なのだ。カフェを営む店主は東京から縁あってこの地に移住してきた。廃校から12年後にともった明かり。卒業生たちは昔を思い出し、「学級の歌」を歌うのだった。

  • S2024E18 愛知・豊田〜常連さんがいきすぎるカフェ

    • September 15, 2024
    • NHK

    愛知県豊田市の山間部にある江戸時代末期の農家住宅を改装したカフェ。開店してわずか数か月というのに、毎日のように通う常連さんがいっぱい。しかも野菜や漬物を持ってきたり、さらには自主的に草むしりをしたり…。料理長も配膳係も元常連さんだという。一体何がそこまで常連さんをひきつけるのか?きっかけは2枚のコーヒー券だった…。名物は地元の幻の米を使ったおむすび。のんびりした雰囲気を召し上がれ!

  • S2024E19 山形・東根市〜蔵王国のキメラなカフェ

    • September 22, 2024
    • NHK

    さくらんぼで有名な山形・東根はフルーツ王国であり、蔵王国でもある。そこにある築129年のキメラ(合体怪獣)なカフェとは?隣の漬物屋とつながっているから合体なのか?謎を探るハルさんが中庭に出ると、なぜか窓の高さがずれている蔵を発見。この蔵は建物と見事に合体していた!雪国ならではの「座敷蔵」の秘密を知って驚くハル。名物は特産の大きな梅の砂糖漬けが入ったソーダ。漬物文化の奥深さも知ったハルだった。

  • S2024E20 奈良・奈良市〜工場の正倉院カフェ

    • November 10, 2024
    • NHK

    奈良・東大寺の旧境内地、正倉院のすぐ近くにあるハーフティンバー様式の洋風建築群、ここが「工場の正倉院カフェ」。大正時代の工場の建物と製造ラインがそっくりそのまま残る近代工業のタイムカプセルだった!なぜ工場設備が完全に残されたのか?そこに奈良ならではの奇跡があった…。人々の健康を願って「フトルミン」という名の乳酸菌飲料を作った創業者にちなんで、名物は健康を願うしそジュース。工場の跡で静かなひと時を!

  • S2024E21 愛知・知多〜無理しないパワーカフェ

    • November 17, 2024
    • NHK

    知多木綿の産地で古い建物が並ぶ愛知県知多に「無理しないパワーカフェ」がある。かすれた看板にほったらかしの草木、のんびりした雰囲気だ。ここは1万人の赤ちゃんを取り上げたという助産院だった。助産師の曾孫がカフェに改造し、産湯室がキッチンに。「ここで生まれた」というお客さんが訪ねて来ることも。2度ほど体を壊したことがある店主は「赤ちゃんのように無理しない」ことを心がけているという。

  • S2024E22 奈良・河合町〜サロンの神様カフェ

    • November 24, 2024
    • NHK

    奈良・法隆寺五重塔をかつて望めたという大邸宅。「小説の神様」と呼ばれた志賀直哉の邸宅と同じ数寄屋大工の棟梁が建てた。さお縁をしならせ、曲線を描く天井。凝った意匠の欄間障子。神業のような細工にハルが感心していると、同じような独り言を言う紳士が現れた。ひょっとしてSNSに出没する「アキさん」とかいうニセモノか…?ハルと紳士は協力し、「神隠し」にあった茶室を探す。そこには「サロンの神様」の謎を解く鍵が!