舞台は岡山県真庭市久世。地名は、市内を流れる旭川の川の曲がり(くせ)が由来。かつては牛市で大いににぎわった。奥行きのある土間を抜け、ぽっかりと広がる庭はかつての牛小屋スペースの名残だ。多い時には2階の客間に100人あまりが雑魚寝するほどだったという。実家の隣にあるこの建物を生かそうと決意、雑貨店兼カフェを開いた店主。売り物も食べ物も自ら徹底的にこだわりぬいた曲者ぞろい。労作・カレーおやきも登場!