弱小貴族の長男として異世界に転生したアルスは、生まれながらにして人の能力を見抜く“鑑定”スキルを持っていた。 乱世の中で領地を守るため、街へ出て優秀な人材を探し始めると、差別を受けて路頭に迷うマルカ人の少年・リーツと出会う。 鑑定の結果、リーツには非の打ちどころのない圧倒的なステータスが隠されていることがわかった。 アルスは彼を家臣にしようとするが、周囲からの大反対を受けてしまい ――
アルスは父の命を受け、リーツと共に魔法に長けた人材を探し始める。 多くの人が住む城郭都市・カナレに着いたアルスたちの前に、奴隷商人に追われる謎の少女が現れて ――
アルスはリーツと共に、奴隷商人に捕らわれたシャーロットの救出へ向かった。 希望をなくしたシャーロットのもとへアルスたちがたどり着くと、ならず者たちに囲まれてしまい ――
アルスが６才になる頃には、すでにリーツとシャーロットは目覚ましい活躍ぶりを見せていた。 次なる逸材を求めていたところに、才能豊かな狩人の兄弟がいるという噂が飛び込んできて ――
着実に最強の領地づくりが進んでいた矢先、アルスの父・レイヴンが体調を崩してしまう。 床に臥せる父がアルスにこぼしたのは、初耳の許嫁の話で…！？
レイヴンの体調が悪化する中、アルスのいるミーシアン州の総督が暗殺されたという情報が入った。 アルスは父に代わってカナレ郡長の招集に応え、軍議に出席することになり ――
戦場に行くことさえも許されなかったアルスは、なんとか自分も強くなろうともがいていた。 しかし、レイヴンとの別れの時は刻一刻と迫っていて ――
ランベルクの新たな領主となったアルスにさっそく試練が訪れる。 ミーシアン州の重要な位置にあるペレーナ郡を仲間に引き入れるため、アルスたちが調略をすることになったのだ。
ペレーナ郡の調略を目指すアルスたちは、ファムの活躍によって敵側の盟約状を手に入れる。 しかし、その内容には不可解な点があった。 そこでロセルがある作戦を思い付き ――
総督の後継者であるクランから招待を受け、アルスたちは貿易都市・センプラーへ向かう。 決起集会のパーティーでクランが語ったのは…！？
アルスの鑑定スキルで、ミレーユが化け物級の逸材だと分かる。 なんとミーシアン元総督の参謀を務めたほどの人物だったのだが、リーツは家臣にすることを反対して ――
ローベント家をふたつに分けた模擬戦はさらにヒートアップ！ ミレーユは圧倒的戦力差がある中でもリーツ、シャーロット、ロセルを相手に次々と作戦を成功させていき ――
ミーシアン州の次期総督の座をめぐるクランとバサマークの争いは更に激化していた。 そんな中、アルスたちはクラン陣営の軍議に参加するため、貿易都市センプラーへと向かう。
アルスたちはパラダイル州を味方につけるため、サマフォース帝国の皇帝へ仲介を依頼することに。 この重要な交渉を前に、クランの息子であるレングが現れて ――
リシアの活躍で、無事にシャクマとの事前交渉は成立した。 しかし、レングはアルスたちのやり方に異を唱える。 様々な不安が残る中、遂にパラダイル州との本交渉が行われ ――
初陣を迎え緊張気味のアルスだったが、兵力差で上回るクラン陣営は難なく進軍を続ける。 そんな中、アルスたちはサムク郡の重要拠点であるワクマクロ砦の攻略を命じられる。
ワクマクロ砦を陥落させたアルスたちは、いよいよサムク城の攻略へと動き出す。 しかし、サムク城ではバサマークの右腕と称されるトーマスが指揮を執っていたのだった。
サムク郡攻略後、サムクの街を散策していると、アルスの“鑑定スキル”に異変が起きる。 そんな中、クラン陣営は大都市ベルツドへの侵攻を開始することに ――
アルスは進化した“鑑定スキル”を駆使し見事にリューパの真の目的を見抜いた。 そんな時、ロルト城攻略に向け、クランから「最強の援軍」が送られてきて――
