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All Seasons

Season 1

  • S01E01 第1回 美ら海の約束

    • April 2, 2001
    • NHK

    沖縄が米軍の占領下から日本に復帰した年、八重山諸島小浜島に暮らす古波蔵恵文(堺正章)とその妻・勝子(田中好子)夫婦は元気な女の子を授かる。おばぁのハナ(平良とみ)も大喜び。それから11年後、「恵里(えり)」と名づけられたその女の子(浦野未来)は小学5年生となった。ある晩、農業のかたわら民宿「こはぐら荘」を営む古波蔵家に東京から宿泊予約の電話が入る。恵里にとって初めての「お客さん」がくるのだ。

  • S01E02 第2回 美ら海の約束

    • April 3, 2001
    • NHK

    東京から民宿「こはぐら荘」にやってきたのは、上村静子(真野響子)と中学1年の長男・和也(遠藤雄弥)、小学6年の次男・文也(山内秀一)の親子連れ三人組だった。恵里(浦野未来)と弟の恵達(村上雄太)は、はじめてのお客に大はしゃぎ。夕食の席では、恵文(堺正章)が弾く三線に合わせて恵里が琉球舞踊を披露し、上村親子も大喜びする。だがその夜、静子は上村家の抱える複雑な事情を勝子(田中好子)に吐露する。

  • S01E03 第3回 美ら海の約束

    • April 4, 2001
    • NHK

    上村親子がやってきて一週間、今日は和也(遠藤雄弥)と文也(山内秀一)の父・上村伸生(勝野洋)が東京から小浜島にやってくる日だ。恵里(浦野未来)はふたりをガジュマルの森へ案内し、精霊キジムナーの話を教える。ふと、和也が怪我をした小鳥を見つけた。なんとかその小鳥を追いかけ木の上に登る恵里。だが捕まえた瞬間、うっかり足を踏みはずしてしまう。落ちる恵里!それをとっさに受け止めたのは病弱な和也だった。

  • S01E04 第4回 美ら海の約束

    • April 5, 2001
    • NHK

    上村親子が勢ぞろいした食卓で、恵理(浦野未来)は和也(遠藤雄弥)に「小浜島にいれば、病気なんて治ってしまう」と励ます。だがそれを耳にした和也の母・静子(真野響子)は激しく動揺し泣きだす。その晩、意を決した勝子(田中好子)は恵里に、和也が不治の病だと告げる。和也が死ぬ…ショックを受ける恵里。翌朝、そんな恵里の前に精霊キジムナーが現れる。それは恵里を元気づけようと全身を扮装した、和也の姿だった。

  • S01E05 第5回 美ら海の約束

    • April 6, 2001
    • NHK

    和也(遠藤雄弥)の希望で、皆で無人島に遊びに行くことになった。大喜びで海に入りはしゃぐ和也。その元気な姿を焼き付けようと、母・静子(真野響子)は涙をこらえ必死でカメラのシャッターを押す。夜、恵里(浦野未来)が和也と文也(山内秀一)と一緒にたき火を囲んでいると、突然、和也が「お前たちさ、いつか結婚しろよ」ともちかける。導かれるように「いいよ」と答える恵里。小浜島に帰って数日後、ついに和也が倒れる。

  • S01E06 第6回 美ら海の約束

    • April 7, 2001
    • NHK

    ついに和也が旅立った。恵里(浦野未来)と文也(山内秀一)は、「和也の木」と名づけたガジュマルを植え、和也の言葉の通りいつか結婚しようと約束する。静子(真野響子)と文也が東京に帰る日、恵里が文也に手作りのミンサー織りのお守りを贈ると、文也は恵里にきれいなスーパーボールをくれた。文也を乗せた船が港を離れていく。恵里はたまらず駆け出し船を追いかけ、防波堤の突端で、思いの丈を叫ぶのだった。

  • S01E07 第7回 帰ってきた兄い兄い

    • April 9, 2001
    • NHK

    1990年、古波蔵恵里(国仲涼子)は高校3年生になった。古波蔵家は那覇に移り住み、父・恵文(堺正章)はタクシー運転手として、母・勝子(田中好子)は市場で働き家計を支えている。部活では野球部のマネージャーとして励む恵里だったが、自分自身がやりたいことはまだ見つかっていない。将来きっと文也と結婚する日がくる、その想いだけが支えだった。そんな古波蔵家に不肖の長男・恵尚(ゴリ)が久しぶりに顔を見せる。

  • S01E08 第8回 帰ってきた兄い兄い

    • April 10, 2001
    • NHK

    久しぶりに古波蔵家に帰ってきた長男・恵尚(ゴリ)が母・勝子(田中好子)を手伝って市場で配達していると、観光客が沖縄特産の苦瓜・ゴーヤーを指して「かわいい」と話すようすを見かける。一方、恵里(国仲涼子)は野球部の一回戦に帯同し、見事強豪を撃破。勝利の報に盛り上がる古波蔵家、そこへ恵尚が駆け戻り、新しい土産物のアイデアを思いついたと語りだす。その名も「ゴーヤーマン」、ゴーヤーを模した人形だった。

  • S01E09 第9回 帰ってきた兄い兄い

    • April 11, 2001
    • NHK

    「ゴーヤーマン」をつくることを思いついた長男・恵尚(ゴリ)、資金は家族に出してほしいと説得を続ける。恵尚の計画だと、最初は土産物として売り出すが、人気が出るにつれ、グッズ展開、さらにマンガやアニメ化を目指すという。父・恵文(堺正章)と恵里(国仲涼子)は次第に恵尚の饒舌な語り口に乗り気になるが、母・勝子(田中好子)や祖母・ハナ(平良とみ)、とくに末っ子の恵達(山田孝之)はそう簡単に信じられない。

  • S01E10 第10回 帰ってきた兄い兄い

    • April 12, 2001
    • NHK

    いよいよ古波蔵家総出での「ゴーヤーマン」プロジェクトが始まった。長男・恵尚(ゴリ)はやる気満々で家を飛び出し試作品づくりにとりかかる。一方、快進撃を続ける野球部では、恵里(国仲涼子)がキャプテンに「甲子園に行けたらキスしてもいい」と約束したことが元で摩擦が生れていた。その夜、恵達(山田孝之)は金城ゆかり(ベッキー)を追いかけるうちに外国人が屯するライブハウスに紛れ込んでしまう。

  • S01E11 第11回 帰ってきた兄い兄い

    • April 13, 2001
    • NHK

    いよいよ「ゴーヤーマン」の販売がはじまった。古波蔵恵里(国仲涼子)も父・恵文(堺正章)もなんとか売り上げようと長男・恵尚(ゴリ)に同行して宣伝に協力する。一方、母・勝子(田中好子)は親戚の助力を得ようと頭を下げていた。その夜、家族会議の席で恵尚は58個も売れたと大喜び。だが、家族や親戚が買った数をのぞくと実質的に売れたのはたったの8個。そこで、おばぁ・ハナ(平良とみ)の発案で古波蔵家は勝負に出る。

  • S01E12 第12回 帰ってきた兄い兄い

    • April 14, 2001
    • NHK

    ついに決勝に進んだ野球部、古波蔵恵里(国仲涼子)もスタンドから熱い声援をおくる。父・恵文(堺正章)、母・勝子(田中好子)たち家族もみな、球場に駆けつけた。長男・恵尚(ゴリ)は全身をゴーヤーマンの姿に扮装し、売り子として球場内を売り歩く。だが、野球部は惨敗。それでも同窓会長・石嶺高(具志堅用高)らOB達は健闘を称えた。一方、売れ行き好調と勘違いした恵尚はさらに在庫を五千個追加発注してしまう。

  • S01E13 第13回 やまとの誘惑

    • April 16, 2001
    • NHK

    切羽詰まった古波蔵家、恵里(国仲涼子)、恵尚(ゴリ)、恵達(山田孝之)は観光地に出かけてにわかゴーヤーマン・ショーを繰り広げる。しかし在庫は一向に減らない。実は今まで売り上げが順調に見えたのは、勝子(田中好子)が実家に頼み込んで買ってもらっていたからだ。その現実を伝えるべきか悩む勝子、だがハナ(平良とみ)は傷つくだけだから黙っておけと諭す。翌朝、ゴーヤーマンの売上金とともに、恵尚が忽然と姿を消す。

  • S01E14 第14回 やまとの誘惑

    • April 17, 2001
    • NHK

    突然の長兄・恵尚(ゴリ)の失踪。そこへゴーヤーマンの製造元・島袋正一(川田広樹)が、請求書をもって現れる。簡単に返せる額ではなかった。母・勝子(田中好子)はひとり責任を感じ、恵文(堺正章)とおばぁ(平良とみ)に謝る。実は、恵尚は勝子の前の恋人との間に授かった子だった。恵文は事情を知った上でプロポーズしたのだという。そんな父を、恵里(国仲涼子)も恵達(山田孝之)誇らしく思うのだった。

  • S01E15 第15回 やまとの誘惑

    • April 18, 2001
    • NHK

    甲子園の夢もついえ、恵里(国仲涼子)はようやく卒業後の進路を考え始める。受験して文也のいる東京の大学に進学しようと思いついた恵里は、その費用を工面しようとバイト雑誌を抱えて帰宅。すると弟の恵達(山田孝之)も同じバイト雑誌を買って帰ってくる。恵達の目的はエレキ・ギターと、憧れの金城ゆかり(ベッキー)だ。そのバイト先で恵里はかつての民宿・こはぐら荘のパンフレットを持つひとりの女性(余貴美子)と出会う。

  • S01E16 第16回 やまとの誘惑

    • April 19, 2001
    • NHK

    池端容子と名乗るその女性(余貴美子)は、東京の旅行代理店から出張中だという。だが沖縄が好きになれず仕事がままならないと恵里(国仲涼子)にこぼす。そこで恵里はタクシー運転手の父ならきっと力になれると恵文(堺正章)を紹介する。恵文はすっかり容子が気に入り、タクシーで街を案内して回るが・・・。東京を目指し受験勉強を始める恵里。ギターが欲しくてバイトを始めた恵達(山田孝之)。それぞれが隠し事を抱えていた。

  • S01E17 第17回 やまとの誘惑

    • April 20, 2001
    • NHK

    いつになく仕事熱心な古波蔵恵文(堺正章)。妻の勝子(田中好子)は恵里(国仲涼子)や恵達(山田孝之)がバイトに励む姿を見て自分もやる気になったのではと期待をかける。だが、おばぁのハナ(平良とみ)は、良からぬ理由があると見抜いて、恵文のタクシーを呼び出す。勝子も次第に恵文の行動を怪しむようになる。その夜、恵里が参考書を買いに本屋に行くと、夜の街をタクシーで走り去る恵文と池端容子(余貴美子)を目撃する。

  • S01E18 第18回 やまとの誘惑

    • April 21, 2001
    • NHK

    池端容子(余貴美子)が父・古波蔵恵文(堺正章)に好意を抱いていると勘違いした恵里(国仲涼子)は、池端の職場に乗り込み問い質す。だが容子にはまったくそのつもりがないようで一安心。一方的に好意を抱く恵文は容子を勝子(田中好子)が働く市場に案内し、そこで勝子に容子との関係を見られてしまう。隠し事をしないでと恵文に詰め寄る勝子。そんな母と家族に恵里は、今までバイトをしていた理由を明かすことにする。

  • S01E19 第19回 ハイサイ!東京

    • April 23, 2001
    • NHK

    「東京に行きたい」恵里(国仲涼子)の突然の告白で騒然とする古波蔵家。もはや恵文(堺正章)の浮気疑惑はどこへやら。どさくさに紛れて恵達(山田孝之)もロックを始めると告白するがそれどころではない。さっそく勝子(田中好子)が恵里を問いただすが、やがて池端容子(余貴美子)の話になり勝子と恵文が言い争う。するとおばぁ(平良とみ)が沖縄の言葉で激しくまくしたてる。おばぁは、家族の大切さを訴えたかったのだ。

  • S01E20 第20回 ハイサイ!東京

    • April 24, 2001
    • NHK

    翌日「おじいのところへ行きます」とメモを残しておばぁ(平良とみ)がいなくなる。恵文(堺正章)の指示で恵里(国仲涼子)と勝子(田中好子)がおじいの墓がある小浜島へ飛行機で向かう。だが、墓におばぁの姿はない。不安な恵里と勝子の前に、船でやってきたおばぁが笑顔で現れる。ほっと一安心する古波蔵家の一同。恵里は久しぶりの小浜島で星空を見上げ、東京に行けば沖縄の良さをよりわかるのだろうと思いをはせる。

  • S01E21 第21回 ハイサイ!東京

    • April 25, 2001
    • NHK

    小浜島で恵里(国仲涼子)は文也とふたりで植えた樹を見に行く。そこへ現れた勝子(田中好子)が恵里に、東京に行きたいのは文也のことがあるからではないか、と問う。照れる恵里。三人が小浜島から帰ると、古波蔵家では再び家族会議が開かれた。そして恵里の受験はどうせ受からないだろうという打算から、認められることに。その夜、野球部のキャプテン(宮良忍)が恵里を訪ねてくる。どうしても伝えたいことがあるのだという。

  • S01E22 第22回 ハイサイ!東京

    • April 26, 2001
    • NHK

    恵文(堺正章)の浮気問題は、沖縄を嫌いなまま帰ってほしくない恵文の親切心ゆえ、ということで決着がついた。池端容子(余貴美子)も東京に戻ることが決まる。恵里(国仲涼子)は気をきかせ、恵文とのお別れの場を用意する。すると容子は唐突に恵文の頬にキス!人との別れが苦手な容子の照れ隠しだった。容子が東京に戻り、恵里は東京に行く決意を新たにする。いよいよ受験の日が迫っていた。

  • S01E23 第23回 ハイサイ!東京

    • April 27, 2001
    • NHK

    受験の前日、恵里(国仲涼子)が東京にやってくる。はじめての高層ビル、はじめてのスクランブル交差点、はじめての山手線…。都会を目の当たりにした恵里の興奮は止まらない。この日の宿は池端容子(余貴美子)が暮らすアパートだ。まだ仕事中の容子から鍵を預かり、一足先にそのアパートへ向かう。その名も「一風館」。恵里はさっそく廊下ですれ違った住人・城ノ内真理亜(菅野美穂)に容子の部屋がどこかを訪ねてみるが…。

  • S01E24 第24回 ハイサイ!東京

    • April 28, 2001
    • NHK

    受験の朝、恵里(国仲涼子)は子どもの頃に文也からもらったはがきにある住所を訪ねてみる。だがその家には違う名の表札が。隣人の話では、和也が亡くなってから三年後に父親が事故で亡くなり、引っ越して行ったという。一方、小浜島に墓参りに来ていたおばぁ(平良とみ)は、恵里が文也と植えた樹の前でひとりの青年が佇んでいるのを見かける。それは上村文也(小橋賢児)だった。東京ではいよいよ恵里の入学試験が始まる。

  • S01E25 第25回 涙のアンダギー

    • April 30, 2001
    • NHK

    小浜島でおばぁ(平良とみ)と再会した文也(小橋賢児)は、古波蔵家が那覇に引っ越したとようやく知る。東京への帰りの便の時刻が迫り、急ぎ駆けていく文也。おばぁが恵里は今東京にいると伝えようとするが、その声は届かない。一方、東京で入学試験を終えた恵里(国仲涼子)は、合格発表の結果を池端容子(余貴美子)に見に行ってもらうことを頼み、帰宅することに。交差点に差し掛かったとき、恵里の目の前に現れたのは…。

  • S01E26 第26回 涙のアンダギー

    • May 1, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)は東京の街中で文也(小橋賢児)とすれ違った気がして、那覇に戻ってからも気になってしょうがない。思い出すのは、子どもの頃結婚を約束した小浜島での思い出の数々。一方、家族は恵里の浮かぬ顔を見て、試験がうまくいかなかったのではと心配する。そこへ小浜島から戻ってきたおばぁ(平良とみ)が、文也と会ったことを報告する。恵里は文也と運命の糸でつながっているとますます確信するのだった。

  • S01E27 第27回 涙のアンダギー

    • May 2, 2001
    • NHK

    合格発表の日、かわりに結果を見に行ってくれた東京の池端容子(余貴美子)から沖縄の恵里(国仲涼子)のもとへ電話で連絡がくる。結果は不合格だった。きっと文也がいる東京に行けると信じていた恵里は、これからどうしたらいいかわからなくなる。なんとか元気を取り戻してもらおうと、父・恵文(堺正章)母・勝子(田中好子)そしておばぁ(平良とみ)の3人は、恵里を外食に連れ出す。そこで恵里は自分の思いを家族にぶつける。

  • S01E28 第28回 涙のアンダギー

    • May 3, 2001
    • NHK

    大学に落ちてもやはり東京に行きたいと言い出した恵里(国仲涼子)。家族の前で、東京に行きたいのは、文也と会いたいだけではない。東京で自分のやりたいことを探す、と熱く訴える。父・恵文(堺正章)と母・勝子(田中好子)は娘が何の算段もなく東京に行くことを強く反対するが、おばぁ(平良とみ)は自分も昔、沖縄を出て海の向こうの世界を見てみたくて家出した過去を語り、理解を示す。恵里の卒業の日が近づいていた。

  • S01E29 第29回 涙のアンダギー

    • May 4, 2001
    • NHK

    卒業式の夜の食卓で、恵里(国仲涼子)は卒業証書を家族に披露する。そろそろ寝る、と立ち上がる恵里。それを見送る家族は明日、恵里が出ていくことを知っていた。案の定、部屋に戻った恵里は恵達とともに荷造りを開始。翌朝、こっそり家を抜け出した恵里が道端でカバンを確かめると、中には父・恵文(堺正章)、母・勝子(田中好子)そしておばぁ(平良とみ)からの餞別の品や手紙が納められていた。恵里の新たな旅が始まった。

  • S01E30 第30回 涙のアンダギー

    • May 5, 2001
    • NHK

    東京へ向かった恵里(国仲涼子)は一風館に暮らす池端容子(余貴美子)の元を訪ねる。たまたま部屋に空きがあり、アパートの管理人・桐野みづえ(丹阿弥谷津子)は恵里の入居を許可する。恵里はさっそくアパートの中を挨拶回りするが、断固として手土産を受け取ろうとしない城ノ内真理亜(菅野美穂)、引っ越しをなぜか取り止める柴田幸造(村田雄浩)、寡黙な老人・島田大心(北村和夫)など、個性豊かな住人たちに戸惑うばかり。

  • S01E31 第31回 哀愁のオキナワンボーイ

    • May 7, 2001
    • NHK

    古波蔵恵里(国仲涼子)の東京生活がスタートした。池端容子(余貴美子)の紹介で、恵里は一風館の近くにある沖縄料理店「ゆがふ」でアルバイトをはじめる。店の主人・兼城昌秀(藤木勇人)はトラック運転手として働いたが、東京になじめない沖縄の人のためにこの店を開いたという。城ノ内真理亜(菅野美穂)や柴田幸造(村田雄浩)も常連だ。ある晩、店に突然、野球部のキャプテンだった与那原誠(宮良忍)が現れる。

  • S01E32 第32回 哀愁のオキナワンボーイ

    • May 8, 2001
    • NHK

    大阪で社会人野球をしているはずの与那原誠(宮良忍)は、ふらっと入った沖縄料理店で偶然、古波蔵恵里(国仲涼子)と再会した。実は誠は右肘を故障し野球を諦めていた。手術をするより、野球を諦めて仕事に専念した方がいいと監督から諭されたのだという。その後東京支社の営業部に転勤となったのだという。夢を諦めた誠の気持ちを思い、アパートで落ち込む恵里を池端容子(余貴美子)は「人生の夢はひとつじゃない」と励ます。

  • S01E33 第33回 哀愁のオキナワンボーイ

    • May 9, 2001
    • NHK

    与那原誠(宮良忍)は仕事にも東京にも馴染めず苦悶していた。沖縄料理店「ゆがふ」で働く古波蔵恵里(国仲涼子)の前でも「東京はキライだ」と愚痴をこぼす。それを聞いていた東京生まれ、東京育ちの城ノ内真理亜(菅野美穂)は、「帰りたければ帰れ」と誠を一喝する。それからしばらく、店に現れなかった誠が、突然一風館に恵里を訪ねる。誠はすでに会社に辞表を出していた。驚く恵里に誠は「一緒に沖縄に帰ろう」と提案する。

  • S01E34 第34回 哀愁のオキナワンボーイ

    • May 10, 2001
    • NHK

    突然、与那原誠(宮良忍)に「一緒に沖縄に帰ろう」と誘われた古波蔵恵里(国仲涼子)は、心揺れるも東京に残ると断る。近日東京を発つことになった誠は、持参した野球のバットを恵里に託し、東京の思い出作りをしたいからと恵里をデートに誘う。快諾する恵里。そのようすを城ノ内真理亜(菅野美穂)が盗み見していた。メルヘン作家の真理亜は恵里を自分の作品のネタにするため、デート当日、恵里と誠のあとをつけることにする。

  • S01E35 第35回 哀愁のオキナワンボーイ

    • May 11, 2001
    • NHK

    高級レストランを訪れた与那原誠(宮良忍)と古波蔵恵里(国仲涼子)。恵里が身にまとう服も靴も鞄も、すべて城之内真理亜(菅野美穂)から借りたものだ。その真理亜が先回りしていた店の片隅で、誠は恵里のことをずっと諦めない男が沖縄にいることを忘れないでくれ、と伝える。恵里は誠の気持ちに押しつぶされそうになる。デートを終え、一風館まで送ってもらった恵里。その肩を誠が強く掴む。二人の距離が少しずつ縮まっていく。

  • S01E36 第36回 哀愁のオキナワンボーイ

    • May 12, 2001
    • NHK

    デートを終えた夜、借りた服を返しにきた恵里(国仲涼子)は、城之内真理亜(菅野美穂)と池端容子(余貴美子)にその日のデートの様子を報告することになる。誠の誘いを断った理由を、小学校五年生のときに結婚を約束した相手がいるからだと恵里。それを聞いた真理亜は、笑いが止まらなくなり、そんなメルヘンは現実には存在しないと言い放つ。だが恵里は、文也とはいつかきっと再会する運命にあると信じていた。

  • S01E37 第37回 迷子のマブイ(魂)

    • May 14, 2001
    • NHK

    やりたいことが見つからない恵里(国仲涼子)は「あなたはどんな時が幸せですか?」と周りの人たちに質問して回る。沖縄料理店「ゆがふ」の店長・兼城昌秀(藤木勇人)や飲みにきていた柴田幸造(村田雄浩)、「一風館」の管理人の桐野みづえ(丹阿弥谷津子)、廊下をすれ違った住人・島田大心(北村和夫)…。だが誰もはっきりと答えてくれない。そんな恵里を池端容子(余貴美子)は「自分で見つけるしかない」と突き放す。

  • S01E38 第38回 迷子のマブイ(魂)

    • May 15, 2001
    • NHK

    小学生の時に文也からもらった思い出のスーパーボール。恵里(国仲涼子)はそれを街中で落としてしまう。必死に探すうちに、店の売上金が入っていたカバンまで盗られる始末。店長の兼城(藤木勇人)は気にするなというが、恵里の気持ちは収まらない。売上金は働いて返すと約束し、仕事終わりに必死にスーパーボールを探すことに。すると、恵里の前にひとりの老人が現れる。一風館に暮らす寡黙な老人、島田大心(北村和夫)だった。

  • S01E39 第39回 迷子のマブイ(魂)

    • May 16, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)の大切なスーパーボールを見つけた島田大心、いつもは寡黙な彼が人前で口を開いたことは一風館でも驚きのニュースとして伝わっていた。一方、沖縄で恵達(山田孝之)はコピーバンドでは満足できず、自分の曲をつくりたいと考え始める。そこで、いつも適当に三線を鳴らしている父・古波蔵恵文(堺正章)に質問し、ようやくひらめいた一曲を、恵達は恵里に聞いてもらいたいと東京に電話をかける。

  • S01E40 第40回 迷子のマブイ(魂)

    • May 17, 2001
    • NHK

    恵達(山田孝之)の曲を聴いた恵里(国仲涼子)は、心震えて涙が止まらなくなる。弟には音楽の才能があるに違いないと、我がこと以上に喜ぶ。一方、沖縄料理店「ゆがふ」では、店長の兼城昌秀(藤木勇人)が利き腕を怪我してしまう。野球部のマネージャーとしての経験を活かし手当をする恵里。そこへひとりの男(比嘉栄昇)が現れ、何か食べさせて欲しいと頼む。恵里は兼城に代わって得意のソーミンチャンプルーを作ることにする。

  • S01E41 第41回 迷子のマブイ(魂)

    • May 18, 2001
    • NHK

    恵達(山田孝之)が沖縄の家を飛び出し、恵里(国仲涼子)の元へやってきた。ロックの道を歩むから高校は辞めると言い張る弟に、自分も家出した手前、恵里は強く言い返すことができない。真夜中に池端容子(余貴美子)と城ノ内真理亜(菅野美穂)を叩き起こして相談するが、真理亜には「やりたいことがはっきりしているのだから、弟の方がマシ」と言われてしまう。一方、沖縄料理店「ゆがふ」に、またあの男(比嘉栄昇)が現れる。

  • S01E42 第42回 迷子のマブイ(魂)

    • May 19, 2001
    • NHK

    自分の作った沖縄料理を美味しく食べてもらうことに喜びを感じた恵里(国仲涼子)は、ランチ営業を任せてほしいと「ゆがふ」の店長・兼城昌秀(藤木勇人)に頼み込む。なんとか了承を取り付け、さっそく公衆電話で母・勝子(田中好子)とおばぁ(平良とみ)に沖縄料理のレシピを聞く恵里。父・恵文(堺正章)も愛娘と話したくて仕方がないのだが、電話はあいにく切れてしまう。そこで、居てもたってもいられない恵文は…。

  • S01E43 第43回 東京ゆんたく

    • May 21, 2001
    • NHK

    突然、一風館にやってきた父・恵文(堺正章)。恵里(国仲涼子)と恵達(山田孝之)のことが心配で古波蔵家を代表して様子を見にきたのだと言い張る。だが沖縄の母・勝子(田中好子)から電話が入り、父が黙って飛び出してきたことが判明する。勝子は恵文を池端容子(余貴美子)に会わせるなと恵里に頼むが、恵文の荷物には容子へのお土産が入っていた。さっそく容子の部屋に赴く恵文、そこへ仕事から帰ってきた容子が現れて・・・

  • S01E44 第44回 東京ゆんたく

    • May 22, 2001
    • NHK

    今日も沖縄料理店「ゆがふ」で働く恵里(国仲涼子)の前にはすっかり居ついた父・恵文(堺正章)の姿がある。そこへ恵達(山田孝之)が肩を落として帰ってくる。レコード会社のオーディションに臨んだものの、レベルの違いを痛感した様子。本来、家出した息子を連れ帰るべき父・恵文だが、簡単に諦めるなと叱咤してしまう。一方、ランチタイム営業のメニュー作りに追われていた恵里もいよいよ初日を迎える。そこへ現れたのは…。

  • S01E45 第45回 東京ゆんたく

    • May 23, 2001
    • NHK

    ランチタイム営業の初日、初めての客は、以前恵里(国仲涼子)の料理を食べては美味しいと喜んでくれたあの男(比嘉栄昇)だった。男は黒島と名乗り、突然、恵里に謝罪する。実は黒島こそ、恵里がスーパーボールを見失った際に店の売り上げを盗んだ張本人だったのだ。同じ沖縄人が恵里を傷つけたことを許せない店長の兼城(藤木勇人)が珍しく激高する。肩を落とす黒島に、優しく声を掛けたのが、恵里の父・恵文(堺正章)だった。

  • S01E46 第46回 東京ゆんたく

    • May 24, 2001
    • NHK

    一風館に、突如、恵里(国仲涼子)の母・勝子(田中好子)が現れる。勝子は恵里たちが日頃からお世話になっているお礼にと、一風館の住人全員にサーターアンダギーを配ってまわる。家出するように沖縄を飛び出してきた恵里と恵達(山田孝之)、恵文(堺正章)の三人は固まるばかり。特に勝子は恵達が黙って出て行ったことを責め、一度沖縄に帰ってきて、なぜ出ていきたいのかちゃんと説明してから改めて出ていけ、と説く。

  • S01E47 第47回 東京ゆんたく

    • May 25, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)のランチ営業も順調に客数がのびていた。そんな沖縄料理店「ゆがふ」に、夜、母・勝子(田中好子)が一風館の住人たちを引き連れてやってくる。この日は沖縄が本土に復帰した記念の日であり、恵里の誕生日。勝子は容子(余貴美子)と共に町で選んだプレゼントを恵里と一風館のメンバー全員に贈る。それは男女それぞれでお揃いのパジャマだった。祝いの席で、恵文(堺正章)の三線にあわせて舞う恵里の姿があった。

  • S01E48 第48回 東京ゆんたく

    • May 26, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)が沖縄料理店「ゆがふ」に出勤すると、雑誌記者がランチ特集の記事にしたいので取材させてほしいと訪ねてくる。雑誌の発売後、ランチタイムは行列ができるようになり、「ゆがふ」は連日満席となる。だが、店長の兼城(藤木勇人)の表情は浮かない。真理亜(菅野美穂)は恵里に、店長は金儲けのために店を開いたわけじゃないはずだ、と鋭く指摘する。一方、雑誌に載った恵里の写真をあの男が目にしていた。

  • S01E49 第49回 暁(あかちち)のアリア

    • May 28, 2001
    • NHK

    ランチタイム特集で雑誌に掲載されてから、沖縄料理店「ゆがふ」は昼も夜も連日満員が続いていた。その結果、これまでの常連だった沖縄出身者たちが憩いの場を奪われた形になってしまったことを、恵里(国仲涼子)は気にかけていた。そこへ雑誌を見た恵里の長兄・恵尚(ゴリ)が駆けつける。またもや兄は、ビジネスの匂いを嗅ぎつけたらしい。さらにはテレビ局のプロデューサーが中継をやらせて欲しいとオファーに訪れて…。

  • S01E50 第50回 暁(あかちち)のアリア

    • May 29, 2001
    • NHK

    沖縄料理店「ゆがふ」に突然現れた恵里(国仲涼子)の長兄・古波蔵恵尚(ゴリ)は、店を世界的チェーンに成長させ世界を目指すと豪語する。だが、またメディアに露出すれば、店がますます沖縄の人たちの憩いの場ではなくなると感じた恵里は、このままテレビに出るべきか、悩みはじめる。兄に相談しようとしても、恵尚は聞く耳を持たない。テレビ中継本番の日、恵里はオンエアの最中にとんでもない爆弾発言をしてしまう。

  • S01E51 第51回 暁(あかちち)のアリア

    • May 30, 2001
    • NHK

    沖縄料理店「ゆがふ」からのテレビの生中継で、恵里(国仲涼子)はランチタイムの営業を終了すると宣言してしまう。それを聞いた店長の兼城昌秀(藤木勇人)はすっかり安堵した様子。一方、「世界進出は無理でも儲けることはできたのに」と不満をもらす兄・恵尚(ゴリ)だったが、その言葉とは裏腹に恵里の思いを知り目には涙を浮かべていた。恵尚が再び旅立ったその夜、住人たちが寝静まった一風館に、突如大音響が鳴り響く。

  • S01E52 第52回 暁(あかちち)のアリア

    • May 31, 2001
    • NHK

    深夜、一風館に鳴り響いた大音量。それは寡黙な老人・島田大心(北村和夫)の部屋から発せられていた。管理人の桐野みづえ(丹阿弥谷津子)が合鍵で扉を開け、すかさず恵里(国仲涼子)と集まっていた住人たちが島田の部屋に飛び込む。すると床に島田が倒れていた。声をかけても意識がない。島田は病院で働いているらしく、その病院へ救急搬送される。一風館を代表して、恵里は朝まで島田に付き添うことにするが…。

  • S01E53 第53回 暁(あかちち)のアリア

    • June 1, 2001
    • NHK

    朝、病院のベンチで寝てしまった恵里(国仲涼子)を残して、島田(北村和夫)は病院を抜け出し勝手に帰宅してしまう。急ぎ戻った恵里は病院から預かった薬を届けるが、島田は必要ないと無愛想に断り音楽鑑賞に没入するばかり。そんな島田ために食事を用意しようと考えた恵里は、病院でお世話になった看護師の下柳聡子(戸田恵子)にどんな食事がよいか問い合わせ、おばぁに教えてもらった沖縄料理を次々用意するのだが…。

  • S01E54 第54回 暁(あかちち)のアリア

    • June 2, 2001
    • NHK

    手作りの料理を手に島田(北村和夫)の部屋に向かった恵里(国仲涼子)の前で、また倒れこんでしまう島田。懸命に介抱する恵里の前で、島田は病院に救急搬送されたあの晩、助けてもらわずそのまま逝けたら良かったのに、と漏らす。「死にたいなんて言わないでほしい」と訴える恵里。その脳裏に小浜島で上村和也が逝ってしまったあの頃が蘇っていた。管理人の桐野みづえ(丹阿弥谷津子)は島田の気持ちもわかると恵里に言う。

  • S01E55 第55回 太陽(てぃだ)、見つけた!

    • June 4, 2001
    • NHK

    一風館に暮らす寡黙な老人・島田大心(北村和夫)が救急搬送されたのは大学病院で、そこは上村文也が医師を目指して学ぶ場でもあった。だが恵里(国仲涼子)はそんなこととは露知らず、文也とはすれ違うばかりだった。今日も看護師の下柳聡子(戸田恵子)に島田の面倒を見る上での注意点を聞きにきた恵里は、命を救う現場で働く看護師たちの凛々しい姿を目の当たりにして、深く感銘を受けるのだった。

  • S01E56 第56回 太陽(てぃだ)、見つけた!

    • June 5, 2001
    • NHK

    すっかり回復した島田大心(北村和夫)は、恵里(国仲涼子)にもう自分に構うなと告げ、突き放す。そんな島田に、管理人の桐野みづえ(丹阿弥谷津子)は、月に一度の食事会に来るようチラシを渡す。住人は絶対参加で、来なければ退去の場合もあると言われて戸惑う島田。一方、今日も大学病院を訪れた恵里は、看護師の下柳聡子(戸田恵子)に、そんなに病院が好きなら看護師になればいいと言われ、雷に打たれたような衝撃を受ける。

  • S01E57 第57回 太陽(てぃだ)、見つけた!

    • June 6, 2001
    • NHK

    一風館恒例の食事会の場で、看護師になりたいと言い出した古波蔵恵里(国仲涼子)。容子(余貴美子)や真理亜(菅野美穂)は戸惑い、あきれるばかり。ちょうどそこへ自力で沖縄から出てきた恵里の弟・古波蔵恵達(山田孝之)が現れる。恵達は恵里にいまさら看護師は難しいのでは、と諭すが希望に燃える恵里は聞く耳を持たない。一方、島田大心(北村和夫)は、過去の経験から恵里の看護師としての適性に疑問を抱いていた。

  • S01E58 第58回 太陽(てぃだ)、見つけた!

    • June 7, 2001
    • NHK

    すっかり看護婦になる気持ちを固めた古波蔵恵里(国仲涼子)はさっそくお世話になった大学病院の看護師・下柳聡子(戸田恵子)に相談にいく。一方、沖縄の古波蔵家にも弟・恵達(山田孝之)からの一報で、恵里が看護婦を目指しているとの報せが入る。父・恵文(堺正章)と母・勝子(田中好子)は恵里が沖縄に帰ってくるのかもしれないと期待を膨らませる。恵里は喫茶店で下柳から看護婦の厳しい現実を突きつけられる。

  • S01E59 第59回 太陽(てぃだ)、見つけた!

    • June 8, 2001
    • NHK

    夜の公園で島田大心(北村和夫)が恵里(国仲涼子)に自らの過去を明かす。実は島田は外科医だったのだが、長年連れ添ってきた妻の心臓手術に失敗してから、精神的に医師を続けることができなくなったのだという。その医師としての経験から、島田は恵里に看護師がいつかは人の死に向き合わなければならない職業だ、と忠告する。恵里はそれでも自分が看護師を目指すのは運命だと、和也の死に直面した過去を語りだす。

  • S01E60 第60回 太陽(てぃだ)、見つけた!

    • June 9, 2001
    • NHK

    沖縄料理店「ゆがふ」でバイト中、突然倒れてしまった恵里(国仲涼子)。看護師を目指して勉強をはじめたものの、バイトとのかけもちで疲労がたまったらしい。恵里がお金の工面に苦しんでいる事情を、出張で沖縄を訪れた池端容子(余貴美子)が古波蔵家に立ち寄り、父・恵文(堺正章)と母・勝子(田中好子)に伝える。だが、古波蔵家もゴーヤーマンの借金の返済に追われていた。そこへ長兄の恵尚(ゴリ)から一通の便りが届く。

  • S01E61 第61回 運命の交差点(あじまぁ)

    • June 11, 2001
    • NHK

    病院の廊下で7年ぶりの再会を果たした古波蔵恵里(国仲涼子)と上村文也(小橋賢児)。だが医大生である文也は、教授に面会する約束があるらしく、あわてた様子で去っていってしまう。小浜島で交わした結婚の約束を確かめることはできなかったが、別れ際に交換した電話番号のメモ書きが、今は恵里の心の支えだ。早速、母・古波蔵勝子(田中好子)に電話をした恵里は、文也と再会できた喜びを報告するのだった。

  • S01E62 第62回 運命の交差点(あじまぁ)

    • June 12, 2001
    • NHK

    上村文也と再会を果たし、幸せいっぱいの古波蔵恵里(国仲涼子)は、ますます看護師を目指す気持ちに火が付いたようす。一方、沖縄の古波蔵家では母・勝子(田中好子)は恵里の一途な想いとは裏腹に、文也にはその気がないのではないかと心配が尽きなくなる。果たして文也が恵里との結婚の約束を覚えているのかいないのか、そこを確かめなければ再会を喜んでも意味がない、と城ノ内真理亜(菅野美穂)も鋭く指摘する。

  • S01E63 第63回 運命の交差点(あじまぁ)

    • June 13, 2001
    • NHK

    意を決し、上村文也(小橋賢児)の気持ちを確かめるため病院に向かった恵里(国仲涼子)。だが、病院の一角で勉強する文也のそばには彼女と見まがう女学生がいて、恵里はおもわず隠れてふたりの話に聞き耳を立てることに。文也は小浜島での結婚の約束を覚えていたものの、もう本気にはしていない様子だ。ショックを受けた恵里は思わずスーパーボールを落として失くしてしまう。失意の恵里を一風館の仲間たちが迎えてくれるが…

  • S01E64 第64回 運命の交差点(あじまぁ)

    • June 14, 2001
    • NHK

    ようやく再会できた上村文也(小橋賢児)が結婚の約束をもう本気にはしていなかったことを知り、恵里(国仲涼子)の気持ちは不安定になる。大切なスーパーボールまで失くし、看護婦を目指す勉強にも身が入らなくなった恵里を、島田(北村和夫)は「失恋で頭が一杯になって集中を切らすような人間に患者を任すことはできない」と強く叱咤する。だが、効き目はない。そんな恵里を見かねた柴田幸造(村田雄浩)が向かった先は…

  • S01E65 第65回 運命の交差点(あじまぁ)

    • June 15, 2001
    • NHK

    病院に出向いた柴田幸造(村田雄浩)が、床にはいつくばって恵里(国仲涼子)が失くしたスーパーボールを探しだす。そこへ現れたひとりの青年が手伝い始める。それが上村文也(小橋賢児)だと知り、驚く柴田。その文也がレポート提出のため、ナースステーションで取材をしていると、今度はそこへ恵里がやってくる。看護師の下柳聡子(戸田恵子)が感心するほど熱心に医学の道を邁進する文也の姿を目の当たりにした恵里は…

  • S01E66 第66回 運命の交差点(あじまぁ)

    • June 16, 2001
    • NHK

    すっかり看護婦をめざす気持ちを取り戻した恵里(国仲涼子)は、島田大心(北村和夫)の指導のもと試験勉強に励み、ついに合格を勝ちとる。その夜、東京・沖縄料理店「ゆがふ」では合格祝いの宴が開かれた。看護大学に入学する恵里は、これから寮生活を送るため、一風館を出ていくことになった。餞別の品を受け取った恵里は、管理人の桐野みづえ(丹阿弥谷津子)や城ノ内真理亜(菅野美穂)たち全員に感謝の言葉を伝えるのだった。

  • S01E67 第67回 恋しくて肝(ちむ)どんどん

    • June 18, 2001
    • NHK

    古波蔵恵里(国仲涼子)が看護大学に入学して4年が過ぎた。無事卒業し、看護師資格を得た恵里は、さっそく一風館に戻る。次の日から下柳聡子(戸田恵子)が看護師長を務める病院で働くことが決まった恵里は、緊張で眠れない夜を過ごす。その病院には医師として、上村文也(小橋賢児)が勤務していた。オリエンテーションの初日、病院の廊下ですれ違う恵里と文也。文也は看護師姿の恵里を目の当たりにし、笑みが止まらなくなる。

  • S01E68 第68回 恋しくて肝(ちむ)どんどん

    • June 19, 2001
    • NHK

    古波蔵恵里(国仲涼子)の看護師生活がはじまった。検温、点滴、採血…先輩看護師の佐々木奈々子(佐藤藍子)の指導を受け、仕事を覚える毎日だ。ある日、病院での仕事終わりに、恵里は突然、上村文也(小橋賢児)に呼び止められる。病院の一角で自販機のコーヒー片手に、ベンチに腰掛けるふたり。文也は、自分もまだ医師として現場の役に立てていないのだから、新米同士一緒に頑張ろうと恵里を励ます。

  • S01E69 第69回 恋しくて肝(ちむ)どんどん

    • June 20, 2001
    • NHK

    上村文也(小橋賢児)に励まされた恵里(国仲涼子)はすっかり元気を取り戻した。仕事で先輩看護師の佐々木奈々子(佐藤藍子)にいくら厳しく指導されても、めげる様子がない。そのメンタリティに周囲も驚くばかりだ。中でも同期の看護師・中町祥子(山口あゆみ)は、失敗を恐がることがない恵里の存在が気になる様子。一方、文也は自分の兄と同じ病気で入院するひとりの少年のことが、頭を離れないでいた。

  • S01E70 第70回 恋しくて肝(ちむ)どんどん

    • June 21, 2001
    • NHK

    文也(小橋賢児)が小児科を訪れると、すでに少年はこの世を去っていた。自分の兄と同じ病気でまた若い命が失われたことにショックを受け、文也はおもわず慟哭してしまう。そのようすを、たまたま通りかかった恵里(国仲涼子)が目撃する。夜、仕事が終わりナースステーションを出た恵里は、文也が休憩コーナーの自販機のそばでうなだれているのを見かけ、声を掛ける。文也は自分が医者になろうと決めたきっかけを恵里に話し出す。

  • S01E71 第71回 恋しくて肝(ちむ)どんどん

    • June 22, 2001
    • NHK

    この日、恵里(国仲涼子)と上村文也(小橋賢児)は大人になってはじめて打ち解けて、今日までのお互いの歩みを語り合うことができた。小浜島時代のように無邪気に話すふたり。そこに割って入ってきたのが、文也の同僚の女性医師・西宮遙(小西真奈美)だった。西宮は、恵里が小浜島から文也のことを追いかけてきたのではないかと勘繰る。一方、恵里は、文也への想いをますます募らせていく。

  • S01E72 第72回 恋しくて肝(ちむ)どんどん

    • June 23, 2001
    • NHK

    病院での勤務中、恵里(国仲涼子)は突然、医師の西宮遙(小西真奈美)に呼び出される。遙は恵里が上村文也(小橋賢児)へ好意を抱いていると確信していた。そして、恵里に自分こそ文也にふさわしく、恵里にだけは負けるつもりはないと告げる。そのやりとりを聞いていた同期の看護師・中町祥子(山口あゆみ)は、沖縄料理店「ゆがふ」で酔っぱらいながら、友達だったらなぜ悩みを自分に相談してくれないのかと恵里に問う。

  • S01E73 第73回 おばぁの秘密

    • June 25, 2001
    • NHK

    久々の休みの朝、一風館で安眠をむさぼる恵里(国仲涼子)の前に、突如おばぁ・古波蔵ハナ(平良とみ)が現れる。おばぁはたまたま機内で隣り合わせた男に、空港から大荷物を運ばせていたのだが、実はその男こそ、音楽プロデューサーの・我那覇猛(川平慈英)だった。恵達(山田孝之)のバンドの曲をチェックするために沖縄から戻ってきた我那覇の目の前で、恵達たちのデビューを賭けたオーディションがはじまる。

  • S01E74 第74回 おばぁの秘密

    • June 26, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)の勤務中、おばぁ(平良とみ)は城ノ内真理亜(菅野美穂)の案内でナースステーションに挨拶に訪れる。次におばぁが挨拶した相手は、上村文也(小橋賢児)だった。久々の再会を喜ぶおばぁが文也にサーターアンダギーを手渡す瞬間を、恵里は偶然、目撃してしまう。さらにそこへ西宮遙(小西真奈美)も現れて…。一方、恵達(山田孝之)は、音楽プロデューサーの我那覇猛(川平慈英)に、非情な決断を迫られていた。

  • S01E75 第75回 おばぁの秘密

    • June 27, 2001
    • NHK

    音楽プロデューサーの我那覇猛(川平慈英)に、ひとりだけデビューしないかと誘われた恵達(山田孝之)。仲間を裏切ってまでデビューするべきか悩むが、姉の恵里(国仲涼子)にも相談することができない。そんな恵達が沖縄料理店「ゆがふ」でひとり苦悩していると、仕事帰りの恵里、そして歌舞伎鑑賞帰りのおばぁ(平良とみ)が集まる展開に。さらに偶然、店に顔を出したのが、古波蔵家の長男・恵尚(ゴリ)だったのだが…

  • S01E76 第76回 おばぁの秘密

    • June 28, 2001
    • NHK

    古波蔵ハナ(平良とみ)、恵尚(ゴリ)、恵里(国仲涼子)、恵達(山田孝之)。東京に暮らす家族全員が沖縄料理店「ゆがふ」に集まった。そこでおばぁが初めて東京に来た頃の思い出を語る。十九の頃、おばぁは東京出身の男性とお付き合いしていた。ところが男性が東京に転勤になり、どうしても会いたくなったおばぁは船で東京へ向かう。だが男性は親が決めた相手とすでに籍を入れていた。帰りの船で、おばぁは一生の伴侶と出会う。

  • S01E77 第77回 おばぁの秘密

    • June 29, 2001
    • NHK

    図書館で慣れない調べものに取り組む、古波蔵家の長男・恵尚(ゴリ)。おばぁ(平良とみ)のために、初恋の男性の現況を調べていたのだが、結局、その男性はすでに亡くなっていたことが判明する。辛い現実をおばぁに伝えることを躊躇する恵尚。その様子から、おばぁは初恋の男性がもうこの世にはいないのだと察する。早速、おばぁは男性の墓参りにいく。傍に付き添う恵里(国仲涼子)に、おばぁは「初恋」について語りだす。

  • S01E78 第78回 おばぁの秘密

    • June 30, 2001
    • NHK

    おばぁ(平良とみ)は恵里(国仲涼子)に、「初恋」は実らなくても、いい思い出になればいい、と説く。自分が傷つくことを恐れて、好きな人に想いをぶつけなければ、せっかくの初恋が辛い思い出になってしまう。だから、逃げるな。そう言い残し、おばぁは恵尚(ゴリ)とともに沖縄へと帰っていった。一方、病院では、上村文也(小橋賢児)と西宮遙(小西真奈美)が内科勤務となり、恵里と毎日顔を合わせることとなる。

  • S01E79 第79回 ガジュマルの樹の下で

    • July 2, 2001
    • NHK

    文也(小橋賢児)が内科勤務となり、毎日顔を合わせることとなった恵里(国仲涼子)は、動揺のあまり仕事でミスを繰り返してしまう。疲れ果てて帰宅した恵里のもとに、突然、高校時代の野球部のキャプテン・誠(宮良忍)が訪ねてくる。誠は当時の野球部のマネージャー・琉美子(前原絵里)と結婚が決まり、成田空港から新婚旅行に旅立つため東京にきたのだという。誠は、恵里が文也と再会したと恵里の兄・恵尚から聞いていた。

  • S01E80 第80回 ガジュマルの樹の下で

    • July 3, 2001
    • NHK

    ついに恵達(山田孝之)が夢に向かって歩みだすことを決意する。音楽プロデューサーの我那覇猛(川平慈英)のもとを訪れた恵達は、バンドを離れ、我那覇のもとでデビューしたい、と伝える。そのかわり、バンドの仲間たちに、初めて創った曲を置いていくことにした。大切な曲を、最後に恵里(国仲涼子)の前で演奏してみせる恵達。それは、恋に悩む姉への応援歌でもあった。背中を押され、恵里は上村文也(小橋賢児)のもとへ向かう

  • S01E81 第81回 ガジュマルの樹の下で

    • July 4, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)が上村文也(小橋賢児)に告白する。こどものときの結婚の約束をずっと信じていたこと。もらったスーパーボールを大切にしていたのに失くしてしまったこと。今でも好きであること。勇気を振り絞って告白した恵里だったが、文也の表情は硬いまま。文也に迷惑をかけてしまったと感じた恵里は、ただただ頭を下げて立ち去っていく。その様子を下柳聡子(戸田恵子)と佐々木奈々子(佐藤藍子)が見ていた。

  • S01E82 第82回 ガジュマルの樹の下で

    • July 5, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)の告白は実らなかった。下柳聡子(戸田恵子)や佐々木奈々子(佐藤藍子)の心配をよそに、恵里は病院での勤務に没頭する。上村文也(小橋賢児)とすれ違っても満面の笑みを見せる恵里。何かにとりつかれたように働き続ける恵里。働いていないと、余計なことを考えてしまうのが怖かったのだ。そんな恵里に、下柳は三日間の休暇を与える。戸惑う恵里を城ノ内真理亜(菅野美穂)が連れ出した場所は…

  • S01E83 第83回 ガジュマルの樹の下で

    • July 6, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)は城ノ内真理亜(菅野美穂)とともに久しぶりに小浜島を訪れる。真理亜は、失恋した時は思い出に浸って感傷的になるのも悪くない、と恵里にいう。ふたりは子供時代の恵里が文也と過ごした思い出の場所を巡っていく。最後に辿り着いたのが、文也と植えたガジュマルの樹がある海辺の丘。すっかり大きく育った樹を見上げ、天国の和也に、結婚の約束を果たせなかったことを報告する恵里。その頬に一筋の涙がつたう。

  • S01E84 第84回 ガジュマルの樹の下で

    • July 7, 2001
    • NHK

    古波蔵恵達(山田孝之)が病院を訪れ、上村文也(小橋賢児)と再会する。姉を想う余り、文也を殴ってしまう恵達。当の恵里(国仲涼子)は城ノ内真理亜(菅野美穂)とまだ小浜島にいた。真理亜は恵里に、文也とのことを物語として執筆してもいいかと尋ねる。快諾する恵里。真理亜は物語の中だけでもハッピーエンドにすると約束する。一方、病院での勤務中、文也は小浜島で恵里に贈った、思い出のスーパーボールを見つける。

  • S01E85 第85回 古酒(くーす)で乾杯!

    • July 9, 2001
    • NHK

    那覇の古波蔵家に、恵里(国仲涼子)が上村文也(小橋賢児)を連れて帰省する。城ノ内真理亜(菅野美穂)も一緒だ。恵里が文也と再会できたことを喜ぶ母・古波蔵勝子(田中好子)。だが、父・古波蔵恵文(堺正章)は浮かないようす。文也が大切な話をしようとすると、近所の島袋正一(川田広樹)や、高校時代の同級生・与那原誠(宮良忍)と妻の琉美子(前原絵里)もやってくる。大切な発表を前に大人数に囲まれたふたりだったが…

  • S01E86 第86回 古酒(くーす)で乾杯!

    • July 10, 2001
    • NHK

    結婚を宣言した恵里(国仲涼子)と上村文也(小橋賢児)。だが、母・勝子(田中好子)は、結婚する前に、一度お付き合いしてみて、お互いのことを知ってから結婚しても遅くはないのではないか?と疑問を呈し、父・恵文(堺正章)もそれに同調する。城ノ内真理亜(菅野美穂)の手助けもあり、なんとか勝子の同意をとりつけることができた恵里と文也。だが、どうしても反対する恵文は、文也に泡盛の飲みくらべで勝負しろと言いだす。

  • S01E87 第87回 古酒(くーす)で乾杯!

    • July 11, 2001
    • NHK

    上村文也(小橋賢児)と古波蔵恵文(堺正章)の泡盛飲みくらべがはじまった。慣れない泡盛に酩酊しながらも、恵里(国仲涼子)をもうひとりにはできないと、意地で飲み続ける文也。そのことばを聞いた恵文が先に酔いつぶれてしまう。妻・古波蔵勝子(田中好子)は酒豪の恵文がわざと負けたと知っていた。恵里、勝子、おばぁ(平良とみ)、城ノ内真理亜(菅野美穂)の4人は、縁側で泡盛片手に女だけの宴をはじめ、語り合う。

  • S01E88 第88回 古酒(くーす)で乾杯!

    • July 12, 2001
    • NHK

    上村文也(小橋賢児)と恵里(国仲涼子)は東京の上村家を訪ね、文也の母・静子(真野響子)に結婚するつもりだと報告する。和也との約束を守った恵里に、静子は感謝する一方、自分だったら仕事で一人前になってから結婚する、と意見する。そのことばに納得した恵里は、結婚するためにも、まずは仕事で一人前になろうと誓う。一方、文也の前に現れた西宮遙(小西真奈美)が、話がしたいと文也を誘う。

  • S01E89 第89回 古酒(くーす)で乾杯!

    • July 13, 2001
    • NHK

    仕事で一人前になったら上村文也(小橋賢児)と結婚することが決まった恵里(国仲涼子)を、一風館のメンバーが祝ってくれる。一方、城ノ内真理亜(菅野美穂)は沖縄の古波蔵家にもう少し滞在することに。その真理亜に、恵尚(ゴリ)はすっかり惚れたようすで、勝子(田中好子)や恵文(堺正章)は戸惑うばかり。夜、文也は西宮遙(小西真奈美)とバーにいた。遙は、運命で人の人生が決まっているなら医者は必要ない、と語りだす。

  • S01E90 第90回 古酒(くーす)で乾杯!

    • July 14, 2001
    • NHK

    仕事に復帰した古波蔵恵里(国仲涼子)は、先輩看護師の下柳聡子(戸田恵子)と佐々木奈々子(佐藤藍子)に、自分が一人前になったら教えて欲しいと頼みこむ。その理由が、上村文也(小橋賢児)との結婚だと聞いたふたりは驚きが隠せない。一方、那覇の古波蔵家に滞在していた城ノ内真理亜(菅野美穂)は東京に帰ることを決める。だが納得できない恵尚(ゴリ)は真理亜に、残留を賭けて泡盛の飲みくらべで勝負しろと言い放つ。

  • S01E91 第91回 ちばりよー!一人前

    • July 16, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)が一人前の看護師になったら結婚するという話は、病院中で噂になっていた。その火元は同期の中町祥子(山口あゆみ)。苦手な患者と話す話題に困って笑い話のネタにしたのだという。だが恵里はネタにされたことなど意に介さず、一人前の看護師を目指して日々まい進する。そしてついに恵里にひとりの患者が任されることになった。名前は田所幸子(宮村優子)。だが、挨拶の場で、恵里は田所を怒らせてしまう。

  • S01E92 第92回 ちばりよー!一人前

    • July 17, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)に怒って田所幸子(宮村優子)は机の上の花瓶を払い落とし、床に破片が散乱する。そこへ看護師の先輩・佐々木奈々子(佐藤藍子)が駆けつけるが、恵里は自分が落として割ったのだと嘘をつく。ナースステーションで、佐々木は何があったのか話すよう恵里に迫るが、恵里は本当のところを話すことができない。その時、ナースコールが鳴る。田所の部屋からだった。駆けつけた恵里に田所は冷たいことばをぶつける。

  • S01E93 第93回 ちばりよー!一人前

    • July 18, 2001
    • NHK

    病院で働く恵里(国仲涼子)と上村文也(小橋賢児)の前に、文也の母・静子(真野響子)が変装姿で現れる。静子は結婚式用の着物を用意する都合で、式が夏なのか冬なのかを知りたいのだという。するとそこへ、恵里の父・恵文(堺正章)と母・勝子(田中好子)が現れ、病院の一角が、未来の新郎新婦家族の挨拶の場と化してしまう。一方、恵里に不満を抱く患者の田所幸子(宮村優子)は、担当看護師を替えて欲しいと要求する。

  • S01E94 第94回 ちばりよー!一人前

    • July 19, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)に不満を抱いた田所幸子(宮村優子)が、相性が良くないから担当看護師を替えてくれと要求する。だが、看護師長の下柳聡子(戸田恵子)は、治療に支障がないのなら、看護師は替えないととり合わない。担当替えは免れたものの、自信を失った恵里。そんな恵里に、先輩看護師の佐々木奈々子(佐藤藍子)が、文句を言う患者の対応は、黙って我慢してしまう患者より楽だと思え、と声を掛ける。だが、恵里の心は晴れない

  • S01E95 第95回 ちばりよー!一人前

    • July 20, 2001
    • NHK

    一風館では、上京していた父・古波蔵恵文(堺正章)と母・勝子(田中好子)が、恵里(国仲涼子)の帰りを待っていた。自信を失った恵里に、恵文は厳しくも温かいことばで愛娘を激励する。一方、弟の恵達(山田孝之)は、バンドのデビューが決まったことを家族に報告する。歓喜に湧く古波蔵家は、池端容子(余貴美子)と城ノ内真理亜(菅野美穂)を誘って沖縄料理店「ゆがふ」で恵達を祝う。その席で真理亜が取り出したのは…

  • S01E96 第96回 ちばりよー!一人前

    • July 21, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)がはじめて担当した入院患者・田所幸子(宮村優子)の退院が決まった。つれない態度をとり続ける患者に最後まで向き合った恵里だったが、田所は結局、笑顔を見せることなく退院していく。そんな恵里を、下柳聡子(戸田恵子)も佐々木奈々子(佐藤藍子)も一人前の看護師として認めるものの、うまく声をかけることができない。ある日、ナースステーションで働く恵里を、ビジネススーツに身を固めた女性が訪ねてくる

  • S01E97 第97回 花嫁美(ちゅ)らさよー

    • July 23, 2001
    • NHK

    ようやく一人前の看護師として認められた恵里(国仲涼子)。上村文也(小橋賢児)との結婚が前進したことは、患者たちの間ですぐ噂となり、院内は祝福ムードに包まれる。別日、文也の母・上村静子(真野響子)を訪ねた恵里は、上村家の墓へ墓参して、和也にも報告したいと言い出す。だが、あいにく文也も静子も仕事があり、恵里はひとり霊園に向かうことに。恵里が園内で迷っていると、どこからともなく懐かしい声が聞こえてくる。

  • S01E98 第98回 花嫁美(ちゅ)らさよー

    • July 24, 2001
    • NHK

    上村家の墓に参った恵里(国仲涼子)。その墓には文也(小橋賢児)の兄・和也と父・上村伸生が眠っている。恵里は、小浜島で出会ってから今日までの経緯や、文也と結婚することが決まったことを報告した。一方、病院では、恵里の先輩・佐々木奈々子(佐藤藍子)が、文也のかつての恋人・西宮遙(小西真奈美)に飲みに行こうと声を掛ける。夜の席で佐々木が恵里について語ったことばが、遙をつき動かす。

  • S01E99 第99回 花嫁美(ちゅ)らさよー

    • July 25, 2001
    • NHK

    結婚式の打合せをする恵里(国仲涼子)と文也(小橋賢児)。沖縄では披露宴に300人は来ると聞き、怯んでしまう文也。恵里の希望はウエディングドレスを着ること。文也は東京式・沖縄式にこだわらず、自分たちにふさわしい式にしようと提案する。一方、那覇の古波蔵家では、母・古波蔵勝子(田中好子)が、恵里には沖縄で結婚式を挙げ、花嫁衣裳を着て欲しいと切に願っていた。そこへ、恵里から報告の電話が入る。

  • S01E100 第100回 花嫁美(ちゅ)らさよー

    • July 26, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)と文也(小橋賢児)の結婚式の前日。恵里は急遽、夜勤となってしまう。父・古波蔵恵文(堺正章)、母・古波蔵勝子(田中好子)、祖母・古波蔵ハナ(平良とみ)、兄・古波蔵恵尚(ゴリ)が上京し、一風館で弟・古波蔵恵達(山田孝之)と合流する。恵里は病院から父・恵文に電話し、これまでの御礼を伝えようとするが、患者が急変してしまい、伝えることができない。そしていよいよ結婚式の当日がやってきた。

  • S01E101 第101回 花嫁美(ちゅ)らさよー

    • July 27, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)と文也(小橋賢児)の結婚式が無事終わり、沖縄料理店「ゆがふ」で二次会が開かれる。両親にこれまで育ててくれたことへの御礼を伝え忘れたことを悔いる恵里。恵達(山田孝之)が母・勝子(田中好子)が恵里に沖縄で花嫁衣裳を着て欲しいと望んでいた、と話すのを聞いた文也の母・静子(真野響子)が、突然、沖縄に行こうと言い出す。翌日、市場で働いていた勝子が帰ってくると、目の前に、現れたのは…

  • S01E102 第102回 花嫁美(ちゅ)らさよー

    • July 28, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)とともに那覇に帰ってきた恵達(山田孝之)は、高校時代に好意を寄せていた金城ゆかり(ベッキー)と再会する。だが、ゆかりはこれから渡米することが決まっていた。一方、結婚式を終えた恵里は一風館から上村家に引っ越していく。だが、着いた先で文也の母・静子(真野響子)に同居を反対され、結局、恵里は文也(小橋賢児)と再び一風館で暮らすことに。部屋を弾き出される格好となった恵達が向かった先は…

  • S01E103 第103回 家族の風(かじ)

    • July 30, 2001
    • NHK

    看護師の恵里(国仲涼子)と医師の文也(小橋賢児)の新婚生活は、お互いに仕事柄不規則で、すれ違いが続いていた。恵里は家族になった以上、文也の母・静子(真野響子)とも一緒に暮らしたいと、サーターアンダギーを持って文也の実家に足繁く通う。だが、静子の態度はつれない。姑と暮らしたいと願う恵里の想いを、池端容子(余貴美子)と城ノ内真理亜(菅野美穂)は理解できない。その夜、真理亜の体に突如異変が…!

  • S01E104 第104回 家族の風(かじ)

    • July 31, 2001
    • NHK

    執筆中に突然倒れた城ノ内真理亜(菅野美穂)は、恵里(国仲涼子)の看護で病院に運び込まれる。医師・文也(小橋賢児)の診察の結果、真理亜は盲腸を患っていた。入院の手続き上、真理亜の本名が「田中久子」であることが判明するが、真理亜は本名で呼ばれても決して返事をしない。食べることが何より大好きな真理亜だったが、盲腸のため絶食を強いられる。そんな真理亜を沖縄料理店「ゆがふ」の関係者たちが見舞いに来る。

  • S01E105 第105回 家族の風(かじ)

    • August 1, 2001
    • NHK

    夜、病室でひとりむせび泣く城ノ内真理亜(菅野美穂)。恵里(国仲涼子)が真理亜になぜ本名を名乗らないのかと聞くと、真理亜は親が付けた名前が嫌いな人もいる、と複雑な表情で返答する。勤務を終えた恵里が一風館に帰ってくると、ひとりの男が玄関からのぞき込んでいた。それは島田大心(北村和夫)の息子・島田大介(田中健三)だった。島田に好意を抱く、管理人・桐野みづえ(丹阿弥谷津子)の不安が募る。

  • S01E106 第106回 家族の風(かじ)

    • August 2, 2001
    • NHK

    息子・大介のところに行くことを決心した島田大心(北村和夫)は、その理由を桐野みづえ(丹阿弥谷津子)と一風館のメンバーに語る。島田の次男・大介はレストランを経営しているものの、上手くいっていない。その穴埋めに父である島田大心の財産をあてたいのだという。そんな裏事情をわかっていながら、島田は大介のもとに行くことを受け入れる。島田は大好きな音楽を聴きながら、みづえとふたりきりの夜を過ごす。

  • S01E107 第107回 家族の風(かじ)

    • August 3, 2001
    • NHK

    一風館を抜け出した島田大心(北村和夫)は、お別れ会には参加せず立ち去っていく。部屋に残された手紙には、池端容子(余貴美子)、柴田幸造(村田雄浩)、上村文也(小橋賢児)、古波蔵恵達(山田孝之)、桐野みづえ(丹阿弥谷津子)、もちろん恵里(国仲涼子)にもそれぞれに別れのメッセージが記されていた。皆、島田の優しさを思い出し、涙する。ひとり入院中の城ノ内真理亜(菅野美穂)のことも、島田は忘れてはいなかった。

  • S01E108 第108回 家族の風(かじ)

    • August 4, 2001
    • NHK

    盲腸で入院中の城ノ内真理亜(菅野美穂)は、投薬では症状の改善が見られないため医師に手術を勧められる。だが、真理亜は手術を拒否して病院から逃げ出す。沖縄料理店「ゆがふ」で、真理亜は自分がなぜ手術が嫌なのか語りだす。父がバイオリニスト、母がピアニストという音楽一家に生まれた真理亜だったが、両親の仲は険悪で、真理亜は妹に空想話を聴かせて子供時代を過ごしていた。ところが妹が手術を受けることになり…

  • S01E109 第109回 かりゆしの出逢い

    • August 6, 2001
    • NHK

    那覇の古波蔵家では、長男・恵尚(ゴリ)の笑いが止まらない。次男・恵達(山田孝之)がバンドで演奏する楽器にゴーヤーマンのアクセサリーをつけていたことが呼び水となり、山積みになっていた在庫が少しずつ売れ始めていた。一方、上村文也(小橋賢児)と相変わらずのすれ違い生活が続く恵里(国仲涼子)は、病院で受けた健康診断の結果について伝えたいことがあると、医師に急遽呼び出される。それは、思いがけない報せだった。

  • S01E110 第110回 かりゆしの出逢い

    • August 7, 2001
    • NHK

    古波蔵家の電話が鳴る。それは恵里(国仲涼子)が妊娠したという報せだった。父・古波蔵恵文(堺正章)、母・古波蔵勝子(田中好子)、祖母・古波蔵ハナ(平良とみ)、兄・古波蔵恵尚(ゴリ)は驚きと喜びでいっぱいだ。一方、姑の上村静子(真野響子)も恵里から報告を受けるが、自分が「おばあちゃん」になることを素直に受け止めきれず、戸惑うばかり。おめでたのニュースは、一風館のメンバーたちにも瞬く間に広がっていく。

  • S01E111 第111回 かりゆしの出逢い

    • August 8, 2001
    • NHK

    一風館では、管理人・桐野みづえ(丹阿弥谷津子)の手料理を囲んで、恵里(国仲涼子)の妊娠を祝う席が設けられた。生まれてくる子が男の子か女の子かで想像の翼が広がり、文也(小橋賢児)と柴田幸造(村田雄浩)は夢を膨らませるが、恵達(山田孝之)は姉にだけは性格が似てほしくない、とぼやく。ふと、みづえが5歳で病没した我が子がいたことを明かし、恵里には丈夫な子を産んでほしいと切に願うのだった。

  • S01E112 第112回 かりゆしの出逢い

    • August 9, 2001
    • NHK

    産婦人科で診察を受けた恵里(国仲涼子)は、母子ともに順調だと言われ、一安心。夫・文也(小橋賢児)と実家を訪ねると、姑・上村静子(真野響子)も出産にまつわる本を何冊も集め、気が気じゃないようすだ。そんな静子と同居すべきではないかと改めて考えた恵里は、池端容子(余貴美子)と柴田幸造(村田雄浩)に相談する。一方、那覇では母・古波蔵勝子(田中好子)が恵里からの連絡がこないことに、気をもんでいた。

  • S01E113 第113回 かりゆしの出逢い

    • August 10, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)は母・勝子(田中好子)に、出産の間近まで看護師として働き、東京で出産するつもりだと伝える。夜、沖縄料理店「ゆがふ」で食事していた恵里と恵達(山田孝之)のもとに、長兄・恵尚(ゴリ)が突然訪ねてくる。ゴーヤーマンのグッズが売れ、せっかく手にした利益を恵尚は新たなグッズ開発に投資したという。その名も「ゴーヤーマン・ハニー」。恵里と恵達は兄の決断を素直に受け入れることができない。

  • S01E114 第114回 かりゆしの出逢い

    • August 11, 2001
    • NHK

    出産予定日が近づく中、ナースステーションに看護師長の下柳聡子(戸田恵子)の異動の報せが飛び込んでくる。恵里(国仲涼子)は沖縄料理店「ゆがふ」で佐々木奈々子(佐藤藍子)、中町祥子(山口あゆみ)とともに下柳を囲んで送別会を開き、感謝の気持ちを伝える。いよいよ産休に入った恵里。職業柄、出産に関する知識はひと通り得ていた恵里だったが、母親学級のついでに立ち寄った産婦人科で急に不安に襲われてしまう。

  • S01E115 第115回 めんそーれ ベイビー!

    • August 13, 2001
    • NHK

    妊婦が緊急搬送されているようすを目撃した恵里(国仲涼子)は、すっかり出産が怖くなっていた。気が早い池端容子(余貴美子)と柴田幸造(村田雄浩)がサプライズでベビー服を買ってきてくれても、素直に喜べない。すっかり気弱になった新妻に、夫・文也(小橋賢児)は沖縄に帰って出産してはどうかと提案する。その頃那覇では、いてもたってもいられない古波蔵恵文(堺正章)と母・勝子(田中好子)が、東京行きを計画していた。

  • S01E116 第116回 めんそーれ ベイビー!

    • August 14, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)が沖縄に向けて出発した同じ日に東京へと旅立った古波蔵恵文(堺正章)と母・勝子(田中好子)、三人は見事に太平洋上空ですれ違う。柴田幸造(村田雄浩)の付き添いで、恵里は無事、那覇の古波蔵家に到着するが、迎えてくれたのはおばぁ・古波蔵ハナ(平良とみ)ひとりだった。一方、一風館に到着した恵文と勝子は、恵達(山田孝之)から恵里が沖縄へと向かったと聞き、笑うしかない。

  • S01E117 第117回 めんそーれ ベイビー!

    • August 15, 2001
    • NHK

    久々に古波蔵家で朝を迎えた恵里(国仲涼子)。柴田幸造(村田雄浩)とおばぁ・古波蔵ハナ(平良とみ)は朝から那覇観光に出かけてしまい、ひとり残された我が家でもの思いにふける恵里。ふとあることを思いつき、恵里は電話で文也(小橋賢児)に相談する。夕方、ようやく古波蔵恵文(堺正章)と母・勝子(田中好子)が帰宅し、恵里の帰省を喜ぶ。観光からおばぁが帰ってきたところで、恵里は家族に重大発表をする。

  • S01E118 第118回 めんそーれ ベイビー!

    • August 16, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)は自宅出産することを決め、家族を驚かせる。一方、恵達(山田孝之)は音楽プロデューサー・我那覇猛(川平慈英)の許しを得て、那覇に帰省することを決める。恵達、兄・古波蔵恵尚(ゴリ)、姑・上村静子(真野響子)が古波蔵家に着いた夜、恵里の陣痛がはじまる。助産師さんが駆けつけるが、恵里の様子を見て、産まれるまでまだまだ時間がかかると腹ごしらえをしはじめる。だが恵里の陣痛はますますひどくなり…

  • S01E119 第119回 めんそーれ ベイビー!

    • August 17, 2001
    • NHK

    東京で働く文也(小橋賢児)や、一風館の住人たちのもとにも恵里(国仲涼子)の出産が間近だという報せが届いていた。陣痛に苦しみながら、出産にのぞむ恵里。遠く病院の待合室で、文也はただ祈ることしかできない。そしてその時がやってくる。元気な産声とともに産まれてきたのは、男の子だった。翌朝、目覚めた恵里の前に、東京から駆けつけた文也がいた。大仕事を成し遂げた恵里に、文也は心の底から礼をいう。

  • S01E120 第120回 めんそーれ ベイビー!

    • August 18, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)が無事、男の子を出産した。恵里の父・恵文(堺正章)は、恵里と文也から一字ずつとって、自分と同じ「恵文」と名付けてはどうかと提案する。だが、恵里と文也(小橋賢児)は、我が子につける名前をすでに決めていた。「上村和也」。文也の亡き兄と同じ名だ。それを聞いた文也の母・静子(真野響子)は涙して喜ぶ。出産に立ち会った感動を曲にした恵達(山田孝之)は、皆の前で歌い、和也の誕生を祝う。

  • S01E121 第121回 なんくる(自然に)子育て

    • August 20, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)の出産が無事終わり、古波蔵家には穏やかな時間が流れる。我が子の誕生をきっかけに、文也(小橋賢児)は、外科を目指す決意を固めていた。内科では救えない命を救う力を身につけたい、そんな夫の夢を聞き、恵里は迷うことなく賛成する。一方、一足先に東京に帰っていた恵達(山田孝之)は、沖縄料理店「ゆがふ」に看護師の中町祥子(山口あゆみ)を呼び出し、ある物をプレゼントする。

  • S01E122 第122回 なんくる(自然に)子育て

    • August 21, 2001
    • NHK

    東京に帰ってきた恵里(国仲涼子)と和也の親子は、一風館で大歓迎を受ける。管理人の桐野みづえ(丹阿弥谷津子)や池端容子(余貴美子)、柴田幸造(村田雄浩)、城ノ内真理亜(菅野美穂)ら全員が赤ちゃんの虜となり、一階の食堂には住人たちがお金を出し合って買ったベビーベッドが用意された。一方、外科に異動した文也(小橋賢児)は、再び西宮遙(小西真奈美)と一緒に働く機会が増えていた。それを知った恵里の心中は…。

  • S01E123 第123回 なんくる(自然に)子育て

    • August 22, 2001
    • NHK

    文也(小橋賢児)が西宮遙(小西真奈美)と再び一緒に働いていると知った恵里(国仲涼子)は心配のあまり、文也の帰りをおめかしして待つことにする。いつもと違う妻のようすに文也は戸惑うばかり。ある日、我が子の健診で病院にやってきた恵里は、ついでに外科のようすを覗きにいくと、偶然、医師の西宮遙と出くわしてしまう。そこで恵里は、外科でのふたりの関係について、驚きの事実を聞かされる。

  • S01E124 第124回 なんくる(自然に)子育て

    • August 23, 2001
    • NHK

    一風館では、柴田幸造(村田雄浩)が本格的なビデオ機材で生まれたばかりの和也と恵里(国仲涼子)、文也(小橋賢児)家族のようすを記念撮影することに。住人たちも全員参加し、いつもクールな城ノ内真理亜(菅野美穂)さえ、赤ちゃんの前ではデレデレだ。撮影したテープは那覇に送られ、父・古波蔵恵文(堺正章)、母・古波蔵勝子(田中好子)、祖母・古波蔵ハナ(平良とみ)たちがさっそく鑑賞しようとするのだが…

  • S01E125 第125回 なんくる(自然に)子育て

    • August 24, 2001
    • NHK

    沖縄料理店「ゆがふ」で恵達(山田孝之)に「好きだ」と言われた中町祥子(山口あゆみ)は、気を失うほど驚いてしまう。だが、その場に居合わせた姉の恵里(国仲涼子)の心はなぜか落ち着かない。思えば幼いころからいつも一番近くにいてくれたのが、恵達だった。一方、恵里の職場復帰が近づいていた。久しぶりにナースステーションに顔をだした恵里は、新しい看護師長・神田秀美(清水ミチコ)とはじめて顔を合わせるのだが…

  • S01E126 第126回 なんくる(自然に)子育て

    • August 25, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)の職場復帰の日がやってきた。同期の中町祥子(山口あゆみ)が看護師としてすっかり成長を遂げていて、恵里を驚かせる。ただ、新しい看護師長・神田秀美(清水ミチコ)は産休明けの恵里を戦力とは考えていないようで、それが恵里は納得できない。ようやく復帰初日を終え、保育園で和也を引き取って帰ってきた恵里は、疲れ切って寝てしまう。翌朝恵里がベビーベッドをのぞくと、和也のようすがおかしいことに気付く

  • S01E127 第127回 お母さん(あんまー)は大忙し

    • August 27, 2001
    • NHK

    朝起きると和也が熱を出していることに気付いた恵里(国仲涼子)は、大慌てでナースステーションの看護師長・神田秀美(清水ミチコ)に遅刻の連絡を入れる。すると神田は「あてにしていないから」休んでいい、と答える。少しはあてにしてほしかったと、恵里は気落ちする。だが、実は神田には3人の子育て経験があり、産休明けで育児に追われながら仕事で全力を発揮することは難しいと考えての配慮だった。それを知った恵里は…

  • S01E128 第128回 お母さん(あんまー)は大忙し

    • August 28, 2001
    • NHK

    ナースステーションにふたりの新人がやってきた。そのひとり、村山麻衣子(菊地百合子)の教育係を恵里(国仲涼子)が務めることになる。ある夜、恵里も文也(小橋賢児)も残業のため、保育園のお迎えに間に合わなくなる。そこで一風館に助けを求めるとことに。すると、桐野みづえ(丹阿弥谷津子)、池端容子(余貴美子)、柴田幸造(村田雄浩)、城ノ内真理亜(菅野美穂)、恵達(山田孝之)の全員が保育園に嬉々として現れて…

  • S01E129 第129回 お母さん(あんまー)は大忙し

    • August 29, 2001
    • NHK

    突然、恵里(国仲涼子)が教育係を担当した新人看護師・村山麻衣子(菊地百合子)が辞めてしまう。恵里のような笑顔で患者に対応することができない、というのが理由だった。ひどく落ち込んだ恵里を励まそうと、沖縄料理店「ゆがふ」に池端容子(余貴美子)、城ノ内真理亜(菅野美穂)、中町祥子(山口あゆみ)が集う。そこで真理亜は恵里に、誰もが恵里のようにニコニコ楽しく笑えるわけじゃない、と諭す。それを聞いた恵里は…

  • S01E130 第130回 お母さん(あんまー)は大忙し

    • August 30, 2001
    • NHK

    休みの日、恵里(国仲涼子)は病院を辞めてしまった新人看護師・村山麻衣子(菊地百合子)の家を訪ねる。恵里は自分の考えを押し付けすぎたと村山に頭を下げ、「あなたが辞めるならわたしも辞める」と告げる。互いに看護師を目指した経緯を語り合い、村山も実は辞めたくないのだと知った恵里は、佐々木奈々子(佐藤藍子)と中町祥子(山口あゆみ)の協力を得て、村山をナースステーションに連れ戻そうと決意する。

  • S01E131 第131回 お母さん(あんまー)は大忙し

    • August 31, 2001
    • NHK

    時が過ぎ、和也(鈴木翔吾)も4才になった。日々、すっかりわんぱく坊主に育った息子に手を焼く母・恵里(国仲涼子)。その恵里も病院では今やベテラン看護師だ。父・文也(小橋賢児)も外科医として医療の現場で奮闘している。そんな恵里の耳に、沖縄の父・古波蔵恵文(堺正章)が交通事故で右腕を骨折したとの報せが入る。和也に沖縄の海を見せたいと思っていた恵里は、久しぶりに沖縄へ帰ることにするのだが…

  • S01E132 第132回 お母さん(あんまー)は大忙し

    • September 1, 2001
    • NHK

    和也(鈴木翔吾)を連れて恵里(国仲涼子)が久々に沖縄に帰ると、なぜか文也(小橋賢児)の母・上村静子(真野響子)が先に来ていた。勝子(田中好子)、ハナ(平良とみ)、和也とともに海を訪れた静子は、亡き息子・和也と最後に海にいったあの日のことを思い出す。一方、家で留守番することにした恵里は、父・恵文(堺正章)とふたりきりで語らう。するとそこへ島袋正一(川田広樹)がやってきて…

  • S01E133 第133回 近くにあるカフー(幸せ)

    • September 3, 2001
    • NHK

    健康診断を受けた恵里(国仲涼子)が医師の呼び出しを受ける。ナースステーションでは佐々木奈々子(佐藤藍子)や中町祥子(山口あゆみ)がきっと二人目の妊娠だ、と推測する。だが、結果は貧血で、妊娠は単なる早合点だった。一方、一風館の管理人・桐野みづえ(丹阿弥谷津子)は島田大心(北村和夫)が来るのを今か今かと待っていた。島田は妻の13回忌を終えたらみづえのもとにやってくると約束していたのだが…

  • S01E134 第134回 近くにあるカフー(幸せ)

    • September 4, 2001
    • NHK

    和也(鈴木翔吾)が昼間、島田大心(北村和夫)と会ったと聞いた恵里(国仲涼子)は桐野みづえ(丹阿弥谷津子)たちと共に一風館の周りを探すが、島田はみつからない。一方、恵里が妊娠したと勘違いした上村静子(真野響子)が那覇の古波蔵家に連絡し、父・古波蔵恵文(堺正章)、母・勝子(田中好子)や兄・恵尚(ゴリ)をぬか喜びさせてしまう。ある日、恵里は一風館の玄関前で、入るのをためらう島田をみつける。

  • S01E135 第135回 近くにあるカフー(幸せ)

    • September 5, 2001
    • NHK

    ついに一風館の管理人・桐野みづえ(丹阿弥谷津子)の前に、待ち焦がれていた島田大心(北村和夫)が現れる。恵里(国仲涼子)や城ノ内真理亜(菅野美穂)たちが見守る中、島田はみづえにプロポーズする。夜、一風館でお祝いの食事会を開いていると、音楽プロデューサー・我那覇猛(川平慈英)との会合を終えた恵達(山田孝之)が帰ってくる。恵達は意を決したようすで中町祥子(山口あゆみ)のもとに歩み寄り…

  • S01E136 第136回 近くにあるカフー(幸せ)

    • September 6, 2001
    • NHK

    島田大心(北村和夫)が桐野みづえ(丹阿弥谷津子)にプロポーズした同じ日に、恵達(山田孝之)も中町祥子(山口あゆみ)にプロポーズした。感慨のあまり、姉の恵里(国仲涼子)も涙が止まらない。その夜から、“男ゆんたく”には島田が、“女ゆんたく”にみづえと祥子も加わることになった。その席で池端容子(余貴美子)が近所で評判の占い師に恋愛運を占ってもらいたいと言いはじめ、翌日、恵里が付き添うことになるのだが…

  • S01E137 第137回 近くにあるカフー(幸せ)

    • September 7, 2001
    • NHK

    恵里(国仲涼子)に付き添われ、池端容子(余貴美子)が占い師(猫田直)のもとを訪れる。容子の占いの結果は、「今日、運命の人と三回ぶつかる」というもの。その夜、沖縄料理店「ゆがふ」で、店長の兼城昌秀(藤木勇人)と柴田幸造(村田雄浩)のそれぞれと二度ずつぶつかってしまった容子に三度目が起きたのは、一風館に帰って緑色のパジャマを着た和也(鈴木翔吾)を抱っこしたときのことだった。その相手とは…

  • S01E138 第138回 近くにあるカフー(幸せ)

    • September 8, 2001
    • NHK

    4年の月日が流れて…。ある日、恵里は健康診断で呼び出されますが、軽い貧血でした。看護師長の秀美は「仕事と子育てで大変なんだから、体に気をつけて」と忠告します。一方、一風館では、4年前に出て行った島田が戻ってきて、管理人・みづえにプロポーズしました。弟・恵達は独立を決意し、祥子との仲も進展します。容子は、よく当たると評判の占い師に「今日3回会う人が、あなたの運命の人です」と予言されますが…。

  • S01E139 第139回 和也の涙(なだ)

    • September 10, 2001
    • NHK

    恵里たちの住む一風館に祥子も越してきて、さらににぎやかになりました。ある日、拾った財布を交番に届けようとした和也は、財布の持ち主に呼び止められ、叱責されてしまいます。それ以来、他人を怖がるようになった和也。心に傷を負い、治すには時間がかかると心療内科で言われました。恵里も原因不明の腹部の痛みを覚え、かつての恋敵・遥に診てもらいます。自分も病に冒されていることを知り、恵里はある決意を固めます。

  • S01E140 第140回 和也の涙(なだ)

    • September 11, 2001
    • NHK

    恵里たちの住む一風館に祥子も越してきて、さらににぎやかになりました。ある日、拾った財布を交番に届けようとした和也は、財布の持ち主に呼び止められ、叱責されてしまいます。それ以来、他人を怖がるようになった和也。心に傷を負い、治すには時間がかかると心療内科で言われました。恵里も原因不明の腹部の痛みを覚え、かつての恋敵・遥に診てもらいます。自分も病に冒されていることを知り、恵里はある決意を固めます。

  • S01E141 第141回 和也の涙(なだ)

    • September 12, 2001
    • NHK

    恵里たちの住む一風館に祥子も越してきて、さらににぎやかになりました。ある日、拾った財布を交番に届けようとした和也は、財布の持ち主に呼び止められ、叱責されてしまいます。それ以来、他人を怖がるようになった和也。心に傷を負い、治すには時間がかかると心療内科で言われました。恵里も原因不明の腹部の痛みを覚え、かつての恋敵・遥に診てもらいます。自分も病に冒されていることを知り、恵里はある決意を固めます。

  • S01E142 第142回 和也の涙(なだ)

    • September 13, 2001
    • NHK

    恵里たちの住む一風館に祥子も越してきて、さらににぎやかになりました。ある日、拾った財布を交番に届けようとした和也は、財布の持ち主に呼び止められ、叱責されてしまいます。それ以来、他人を怖がるようになった和也。心に傷を負い、治すには時間がかかると心療内科で言われました。恵里も原因不明の腹部の痛みを覚え、かつての恋敵・遥に診てもらいます。自分も病に冒されていることを知り、恵里はある決意を固めます。

  • S01E143 第143回 和也の涙(なだ)

    • September 14, 2001
    • NHK

    恵里たちの住む一風館に祥子も越してきて、さらににぎやかになりました。ある日、拾った財布を交番に届けようとした和也は、財布の持ち主に呼び止められ、叱責されてしまいます。それ以来、他人を怖がるようになった和也。心に傷を負い、治すには時間がかかると心療内科で言われました。恵里も原因不明の腹部の痛みを覚え、かつての恋敵・遥に診てもらいます。自分も病に冒されていることを知り、恵里はある決意を固めます。

  • S01E144 第144回 和也の涙(なだ)

    • September 15, 2001
    • NHK

    恵里たちの住む一風館に祥子も越してきて、さらににぎやかになりました。ある日、拾った財布を交番に届けようとした和也は、財布の持ち主に呼び止められ、叱責されてしまいます。それ以来、他人を怖がるようになった和也。心に傷を負い、治すには時間がかかると心療内科で言われました。恵里も原因不明の腹部の痛みを覚え、かつての恋敵・遥に診てもらいます。自分も病に冒されていることを知り、恵里はある決意を固めます。

  • S01E145 第145回 美(ちゅ)ら海の願い

    • September 17, 2001
    • NHK

    恵里は、和也の病気を治すため、小浜島に行くことを決めました。小浜島で長男の和也を亡くした静子は反対しますが、文也は恵里を応援します。恵里と和也は小浜島へ向かう途中、那覇の古波蔵(こはぐら)家に寄ります。恵里の様子に異変を感じたおばぁは、自分も小浜島に行くことにします。さらに静子や文也もきて楽しい時を過ごしますが、和也の病気は回復しません。そして、ついに恵里が腹部の痛みで倒れてしまいます。

  • S01E146 第146回 美(ちゅ)ら海の願い

    • September 18, 2001
    • NHK

    恵里は、和也の病気を治すため、小浜島に行くことを決めました。小浜島で長男の和也を亡くした静子は反対しますが、文也は恵里を応援します。恵里と和也は小浜島へ向かう途中、那覇の古波蔵(こはぐら)家に寄ります。恵里の様子に異変を感じたおばぁは、自分も小浜島に行くことにします。さらに静子や文也もきて楽しい時を過ごしますが、和也の病気は回復しません。そして、ついに恵里が腹部の痛みで倒れてしまいます。

  • S01E147 第147回 美(ちゅ)ら海の願い

    • September 19, 2001
    • NHK

    恵里は、和也の病気を治すため、小浜島に行くことを決めました。小浜島で長男の和也を亡くした静子は反対しますが、文也は恵里を応援します。恵里と和也は小浜島へ向かう途中、那覇の古波蔵(こはぐら)家に寄ります。恵里の様子に異変を感じたおばぁは、自分も小浜島に行くことにします。さらに静子や文也もきて楽しい時を過ごしますが、和也の病気は回復しません。そして、ついに恵里が腹部の痛みで倒れてしまいます。

  • S01E148 第148回 美(ちゅ)ら海の願い

    • September 20, 2001
    • NHK

    恵里は、和也の病気を治すため、小浜島に行くことを決めました。小浜島で長男の和也を亡くした静子は反対しますが、文也は恵里を応援します。恵里と和也は小浜島へ向かう途中、那覇の古波蔵(こはぐら)家に寄ります。恵里の様子に異変を感じたおばぁは、自分も小浜島に行くことにします。さらに静子や文也もきて楽しい時を過ごしますが、和也の病気は回復しません。そして、ついに恵里が腹部の痛みで倒れてしまいます。

  • S01E149 第149回 美(ちゅ)ら海の願い

    • September 21, 2001
    • NHK

    恵里は、和也の病気を治すため、小浜島に行くことを決めました。小浜島で長男の和也を亡くした静子は反対しますが、文也は恵里を応援します。恵里と和也は小浜島へ向かう途中、那覇の古波蔵(こはぐら)家に寄ります。恵里の様子に異変を感じたおばぁは、自分も小浜島に行くことにします。さらに静子や文也もきて楽しい時を過ごしますが、和也の病気は回復しません。そして、ついに恵里が腹部の痛みで倒れてしまいます。

  • S01E150 第150回 美(ちゅ)ら海の願い

    • September 22, 2001
    • NHK

    恵里は、和也の病気を治すため、小浜島に行くことを決めました。小浜島で長男の和也を亡くした静子は反対しますが、文也は恵里を応援します。恵里と和也は小浜島へ向かう途中、那覇の古波蔵(こはぐら)家に寄ります。恵里の様子に異変を感じたおばぁは、自分も小浜島に行くことにします。さらに静子や文也もきて楽しい時を過ごしますが、和也の病気は回復しません。そして、ついに恵里が腹部の痛みで倒れてしまいます。

  • S01E151 第151回 命(ぬち)どぅ宝

    • September 24, 2001
    • NHK

    和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。

  • S01E152 第152回 命(ぬち)どぅ宝

    • September 25, 2001
    • NHK

    和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。

  • S01E153 第153回 命(ぬち)どぅ宝

    • September 26, 2001
    • NHK

    和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。

  • S01E154 第154回 命(ぬち)どぅ宝

    • September 27, 2001
    • NHK

    和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。

  • S01E155 第155回 命(ぬち)どぅ宝

    • September 28, 2001
    • NHK

    和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。

  • S01E156 第156回 命(ぬち)どぅ宝

    • September 29, 2001
    • NHK

    和也が呼びかけても、倒れた恵里は答えません。あたりは暗くなり始め、和也は意を決して助けを呼びに走り出しました。恵里が目を覚ますと、枕元に文也がいました。和也の勇敢な行動で、恵里は東京の病院に運ばれたのです。病気を黙っていたことを皆にわびる恵里。手術前に一度だけ戻った一風館で、文也と恵里は「地域の診療室」のようなことができないかと将来の夢を語り合います。みんなの見守る中、恵里の手術が始まりました…。

  • SPECIAL 0x1 Unknown

Season 2 - ちゅらさん2

  • S02E01 (1)「ハイタイ!恵里、元気です」

    • March 31, 2003
    • NHK

    恵里(国仲涼子)は故郷の小浜島で夫の文也(小橋賢児)と、息子の和也(鈴木翔吾)を育てながら幸せに暮らしていた。文也は島での医療を続けるため、東京で地域医療を学びたいと考えていた。恵里は弟の妻・祥子(山口あゆみ)に呼ばれ、和也を連れて古波蔵家を訪ねる。そこで恵里・勝子(田中好子)・祥子・おばぁ(平良とみ)と、恵文(堺正章)と恵達(山田孝之)が対立。勝子は、恵里と祥子、和也とともに東京へ行くと宣言する

  • S02E02 (2)「対決!男(いきが)対女(いなぐ)」

    • March 31, 2003
    • NHK

    恵里(国仲涼子)勝子(田中好子)祥子(山口あゆみ)を迎えた一風館で、彼女たちのおしゃべりは盛り上がる。恵文(堺正章)と恵達(山田孝之)は小浜島の文也(小橋賢児)の元でビーチパーティーに興じていた。恵理はかつて勤務した病院を訪ね、訪問看護に同行。何かに打たれたように感激する。男たちとおばぁ(平良とみ)も東京に来て古波蔵家の全員がそろった一風館に、兄の恵尚(ゴリ)が新商品のスポンサーを連れて戻ってきた

  • S02E03 (3)「兄ぃ兄ぃの涙(なだ)」

    • April 7, 2003
    • NHK

    自分の連れてきたスポンサー・新城(谷隼人)が実の父だと勝子(田中好子)に打ち明けられ、恵尚(ゴリ)は衝撃を受ける。恵文(堺正章)は、恵尚と妻の奈々子(佐藤藍子)、恵里(国仲涼子)、恵達(山田孝之)を連れて新城に会いに行く。小浜島に戻った恵里は、訪問看護を東京で学びたいと文也(小橋賢児)に告げ、文也もそれに賛成する。恵里と文也、和也(鈴木翔吾)は、人々に見送られながら島を後にするのだった。

  • S02E04 (4)「それぞれの出立(んじたち)」

    • April 14, 2003
    • NHK

    東京で再就職した恵里(国仲涼子)は訪問看護師として、紺野真知子(香川京子)という患者の家に通うことになる。訪問看護は家族の協力があってこそと信じる恵里は、自分が訪れると必ず外出してしまう真知子の夫・渉(山本學)の行動が理解できない。恵里は渉に「手伝わなくてもいいから、一緒に見守ってほしい」と言ってしまう。数日後、真知子から病院に「恵里を自分の担当から替えてほしい」という電話がかかってきた。

  • S02E05 (5)「太陽(てぃだ)のように」

    • April 21, 2003
    • NHK

    訪問看護先の真知子(香川京子)に「担当を替えてほしい」と言われ動揺する恵里(国仲涼子)。それでも明るく真知子の看護を続ける恵里を、文也(小橋賢児)は「恵里らしいやりかたで努力すれば心は通じるよ」と励ます。相変わらず渉(山本學)を遠ざける真知子に疑問を感じる恵里に「いくら夫婦でも妻は夫の前では女でいたいものよ」と一風館のみづえ(丹阿弥谷津子)の一言。ある日、真知子は恵里にこれまでにない表情を見せる。

  • S02E06 (6)「おばぁの祝宴(すーじ)」

    • April 28, 2003
    • NHK

    心が通じ合ったと思った矢先、真知子(香川京子)が亡くなる。悲しむ恵里(国仲涼子)に、真知子の夫・渉(山本學)は「妻はあなたに会えて本当によかった。もし私も病気になったら、恵里さんにお願いしたい」と話し、恵里は真知子のことを一生忘れまいと決意する。ある日、おばぁ(平良とみ)からの招待状が古波蔵家と一風館に届く。みんなを集めた席で、おばぁは婚約を発表するのだった。

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