卒業式の夜の食卓で、恵里(国仲涼子)は卒業証書を家族に披露する。そろそろ寝る、と立ち上がる恵里。それを見送る家族は明日、恵里が出ていくことを知っていた。案の定、部屋に戻った恵里は恵達とともに荷造りを開始。翌朝、こっそり家を抜け出した恵里が道端でカバンを確かめると、中には父・恵文(堺正章)、母・勝子(田中好子)そしておばぁ(平良とみ)からの餞別の品や手紙が納められていた。恵里の新たな旅が始まった。