恵里(国仲涼子)は城ノ内真理亜(菅野美穂)とともに久しぶりに小浜島を訪れる。真理亜は、失恋した時は思い出に浸って感傷的になるのも悪くない、と恵里にいう。ふたりは子供時代の恵里が文也と過ごした思い出の場所を巡っていく。最後に辿り着いたのが、文也と植えたガジュマルの樹がある海辺の丘。すっかり大きく育った樹を見上げ、天国の和也に、結婚の約束を果たせなかったことを報告する恵里。その頬に一筋の涙がつたう。