年末にアメリカに帰省するティナは、新しく買ったデジカメで葵や薫達の写真を撮りまくっていた。「帰った時、パパとママに見せてあげるったい」 張り切るティナは、葵をセーラー服姿、妙子はナース…と、なぜか皆をコスプレに着替えさせ、夢中になってシャッターを切るのだった。 夕方、薫とスーパーへ買い物に出掛けたティナは、その帰りに近くの河原へ薫を誘 う。そこから見える夕暮れが、昔住んでいたアメリカの風景にどこか似ていて好きだというのだ。しかし、淋しくなった時にココに来ていたからあ まりいい想い出がないと言うティナに、薫はいつもと違うものを感じるのだった。「…何かあったのか?」たずねる薫に、答えるティナは・・・・。