村崎ワカコ、26歳、OL。仕事を終えると、うまい酒とうまい肴を求めて、女ひとり、酒場をさすらう。今宵の酒の肴は「ざる豆腐」。シンプルながらも奥深い豆腐の世界。塩のみで大豆の味を堪能するワカコ。薬味を変えればまた違った味わいに…。熱燗が進むワカコ、偶然見つけたその店で、多くの発見をするのだった…。
親が上京してくるので何を食べに連れて行こうかと悩むアベちゃん(渡部瑞貴)は、みぃさん(山田キヌヲ)とワカコ(武田梨奈)に相談中。 話しているうちに頭の中がすっかり天ぷらになってしまったワカコは、次の休日、街歩き中に、カジュアルな立ち飲みの天ぷら屋さんを見つけて入ってみる。変わりダネの大根とアボカドに惹かれたワカコは瓶ビールの赤星と共にいただく。揚げたての天ぷらに冷たいビールの合うこと。ご満悦のワカコは、さらにもう一品、味玉天ぷらを頼むことに。合わせるのは…?
オカダ主任(しおつかこうへい)から販売促進の企画募集が告げられた。いつもありきたりのアイデアしか浮かばないワカコ(武田梨奈)は、自分に喝を入れるため、とんかつを食べることにする。ロースかつに合わせるのは熱燗。最近読んだ本で、とある文豪がとんかつを食べる時に熱燗を飲んだと知ったからだ。
休日。洋服屋のショーウィンドーのワンピースが気になり足を止めたワカコ(武田梨奈)。しかし、店員(谷口亜湖)と目が合って、そそくさと立ち去る。未練を残しつつぶらついていたワカコはおしゃれな中華料理店を見つけ、今度は迷わず入店するのだった。 店員に聞くと海老のマヨネーズ和えを勧められる。おしゃれに盛り付けられたピータンを食べ、生ビールを飲みながら、ドレスアップした海老がやって来るのを待つワカコ。そして…。
社用で初めて訪れた溝の口で、村崎ワカコ(武田梨奈)が煙の匂いに引き寄せられていくと、そこには<昭和のアミューズメントパークのような飲食店街>が広がっていた!▼店外席の七輪からモクモクと煙が上がり、先が霞んで見えないほどの店内を進んで行くワカコ。コスパ抜群のメニューに驚く!▼生ビール大を片手に、豚トロやホルモンを焼いてゆくワカコ。その肉は徐々に変形してゆき…!?▼煙に魅せられたワカコは別日、<色々な品を燻製にするお店>を訪れてみるが、そこは”秘密基地”のように、入り口が見つけづらい。
ワカコ(武田梨奈)は、みぃさん(山田キヌヲ)がランチに食べていたパンが美味しそうで、頭から離れない。とはいえ夜は赤提灯の店に引き寄せられる。▼焼き鳥などを注文していると、なぜかカレーパンの文字が!?惹かれて頼んでみると、それはまさに熱々で…!▼別日、今度はイタリアンへ。キャベツのにんにくアンチョビ炒めと共に、炎のカマンベールなる品を頼んでみるのだが、それは、まさにファイアーで…!
ワカコ(武田梨奈)は会社のお使いの帰りに、ふと目についたお店に入ってみると、日本酒の瓶がたくさん並んでいた。▼お酒は飲み放題か一杯ずつを選べ、グルメはお任せという珍しいシステムだった。ワカコは奥能登のお酒を見つけて飲んでみる。▼それは被災地の蔵元のお酒で、様々な協力を経て届いたというお酒を、ワカコは感動を持って頂く。 ▼別日、青柳(鎌苅健太)が勤めている「こもり亭」に行くと、大将(津田寛治)が笑顔で迎えた。その時入ってきたのは…!