雷鳴が轟く嵐の夜。 停電した一軒家で、留守番中の高校生・良介に電話が。 そして、稲光とともに窓の外に浮かぶ人影。 そこにいるのは誰…?
修学旅行生で賑わう、とある洞窟。 その中に、団体から外れて脇の洞穴に入っていく一団が…。 やがて一人取り残される友子。 すると、洞穴の奥から突如同級生たちの悲鳴が…。
公営住宅の一室に住む独り暮らしの会社員・秀明。 ある夜、帰宅すると閉め忘れた窓から隙間風が吹き込んでいた。 秀明の脳裏に一カ月前の忌まわしい出来事が蘇る…。
田舎の村に嫁いで来た春子は、夫から一番大事にしているモノを沼に沈めて災厄の身代わりにするという村に伝わる習わしの話を聞く。 今でも続くこの儀式に参加しなければならなくなった春子だったが…。
会社帰りのサラリーマン・島田。 コンビニで寄り道している間に雨に降られた島田は、傘置きにあった傘を拝借する。 だが傘をさして夜道を歩く彼の背後には闇の気配が迫っていく…。
交通事故に遭い田舎の病院に入院することになった会社員・翔太。 病室の壁を隔てた向こうから話しかけてくる子供達と、夜ごと話をするようになる。 この会話から翔太に恐怖が訪れる…。
都会で居場所をなくし、祖父の住む田舎へ越してきた少年・卓也。 ここでも周りの少年たちに溶け込めず、他人の目に怯える毎日だった。 そんなある日、道端で出会ったカエルの卵に、卓也は妙に惹かれていく…。
とある孤島にある漁港。 ざわつく漁師たちに取り囲まれ、ガクガクと震える千里。 一体、彼女に何があったのか…? やがて千里の口から語られる恐ろしい出来事。 それは、ある籤を引いたことから始まった…。
降りしきる雨の中、車で娘の道子を迎えに行く美香。 車の中で道子と会話する美香だったが、会話をしてくなか、美香はある事を思い出す…。 恐ろしいことを…。
近所の森へ遊びに出かけた双子の少年、タカシとサトシ。 引っ込み思案のサトシは元気なタカシに誘われるがまま木登りをはじめる。 そこからサトシは記憶から抜け落ちていたある事実を思い出す…
一人、登山にやって来た司郎は猛吹雪に遇い、近くの山小屋に避難する。 吹雪はさらに強くなり、司郎は仕方なく、小屋で待つことに。 このあと小屋で起こる、恐怖が奇妙な音とともに訪れることもしらずに…。
大学の仲間たちと旅行にやって来た優里香。 ガイドブックにも載っていないような山奥の滝にたどり着いた彼女たち。 滝の音を裂くようにどこからか何かが落ちるような音が聞こえてきてきた…。
山登りに来た女子大生・絵梨子と志保。 やまびこが返ってくるのが楽しくてはしゃぐ絵梨子を呆れた様子で見つめる志保。 和やかな空気は突然男の声で、彼女たちに語りかけるやまびこが聞こえてきたのをきっかけに恐怖へと変わっていく…。
旅行中の友人から留守番を頼まれた片桐。 留守中に届く荷物を代わりに受け取って欲しいとのこと。 夜更けに届いた荷物を約束通り受け取ったものの、友人は翌日にも荷物が届くためもう一日留守番して欲しいという。 それほど大事な荷物とは一体何なのだろうか…。
とある郊外の一軒家。 夫の帰りを待つ佐和子は幼い息子と二人きり。 心細い夜を過ごす中、佐和子の不安はやがて恐怖へと変わっていく…。
長い人生を共に歩んできた、ある老夫婦のお話。 子どもに恵まれなかった二人のもとに、ある日、女児の人形が届く。 いたずらに過ぎていく時間の中で、夫婦と人形の運命が交差する…。
絵画展のチケットを手にした、ある男のお話。 受付の女はどこか不気味で、奇妙な展示の数々は見慣れないものばかり。 忠告を無視して男が取った行動の先に待ち受けていた運命とは…。
郊外のとある街に出張でやってきたサラリーマン・浜野。 訪れた街のあちこちで葬儀が行われているのを目にした浜野は事故でもあったのかと不思議に思っていた。 その夜、宿泊先のホテルで彼を待ち受けていたものとは…。
とあるマンションに越して来たOLのお話。 ベランダから毎夜聞こえる謎の音に恐怖するが、正体がわからない。 ある晩、彼氏に助けを求めるが…。 本当の恐怖は、そこから始まるのだった。
心霊スポットとして知られるとある民家に肝試しにやってきた4人の男女。 かつてここに住んでいた家族は一夜にして行方不明になったらしい。 まだ生活していた頃の痕跡が残る子供部屋で酒を酌み交わし始める彼らだったが、志津香だけは妙な気配を感じていた
年に一度、母親の命日に集まる家族。 仲睦まじい家族の集いのように見えたが、初参加となる新妻の佐智子は次第に不穏な空気を感じ始める。
道に迷った青年・卓也。 住宅街の路地で怪しげな女性・美夜子と出会う。 「この先、絶対にうしろを見てはいけない」と言う美夜子。それは何故なのか…
夜な夜な、母の部屋から聞こえてくる会話に耳をすます少年。 「お母さんには、鬼の友達がいます…」 学校の豆まき大会の日、少年は母親を鬼から助けようと考えるが…
夜更けに受験勉強に没頭する高校生・真也。 一息入れようとしたその時、どこからか老婆の笑い声が。 きっと勉強のし過ぎで疲れているのだろう…そう信じ込もうとする真也だが、やがてその笑い声は玄関の扉の向こうまでやってきて…
釣ってきたものを頑なに見せない夫。 妻の栄子はそれが何なのか気にかかる。 何故ならば、クーラーボックスの中身は普通の魚とは思えなかった…
パッとしない大学生活を送る男は、友人から「一寸法師を捕まえると願いが叶う」という不思議な噂を聞く。 半信半疑だった男だが、ある日、小さな黒い影を見つけ…
ある日突然、学校から「明日は休校になったので絶対に学校に来ないように」という連絡を受けた女子高生・智恵。 「絶対に」という言葉に興味を惹かれた智恵は暇つぶしに友人を誘って学校に行ってみることにするのだが…
キャンプに行ったある大学生の話です…
父親の孤独死を知らされ生前暮らしていたというアパートに集められた兄妹たち。部屋の片づけを進めるうちに、彼らが知らない父親の素顔を知ることになり…。