ル・ソベールのオーナーの健二は、ハナが思いを寄せる寛をサプライズの誕生日ディナーに招くが、その夜に悲劇が起こる。一方、壮亮は大事なプレゼン中に人の手に触れてしまい、その場が台無しに。
ゆずジャムの仕入れ先から取り引きを打ち切られ、壮亮は事態を解決するためにハナを連れて交渉に向かうことに。気が進まないハナだったが、車の運転をしてくれるのが寛だと知って心を踊らせる。
わさびを使ったチョコレートのレシピについて、ショコラティエたちと意見をぶつけ合う壮亮。ハナは壮亮に、人と視線を合わせること、人に触れることの練習をして助け合おうと提案する。
ついにハナに訪れた、寛とのデートのチャンス。だがその直前、ハナは壮亮に一筋縄ではいかない取り引き先への同行を強引に頼まれる。ハナは憧れの寛との約束をまたもすっぽかすことになるのか?
30年前のレシピを再現しようと、かつてル・ソベールで働いていたショコラティエに連絡を取る壮亮たち。当時の味を追求するうちに、壮亮は自身の子供時代ともつながる意外な事実を知る。
レシピ改良のアイデアを求めて、ル・ソベールのスタッフは長野に研修旅行へ。そこにアイリーンに会えないかと期待する寛もやってくる。ハナと壮亮は気持ちに整理をつけようとするが...。
ル・ソベールの命運をかけた大会に、店の代名詞的な商品"ピュアケンジ"で臨むことが決まるが、問題は味の再現だった。皆の力になろうとある案を思いついたハナは、秘密を知られる危険を冒す。
壮亮が双子製菓の経営権を維持しようと奔走するなか、ハナもまた、勇気を出して大きなプレッシャーに向き合う。同時に困難に立ち向かう2人を待つのは、甘い結末? それとも...。