MMORPGクロスレヴェリで、坂本拓真は、魔王と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇っていた。ある日彼はゲーム内の魔王ディアヴロの姿で異世界へと召喚される。そこには「私こそが召喚主」と言い張る2人の少女、シェラとレムがいた。彼女達から召喚獣用の奴隷化魔術をかけられるが、固有能力《魔術反射》が発動!奴隷と化したのは少女達だった…。
冒険者登録を行うため、ファルトラ冒険者協会を訪れたディアヴロ達。 レベル判定の儀式にて、冒険者協会会長のシルヴィと知り合う。 ディアヴロの実力に見合うクエストが見つからない中、 シルヴィから紹介されたのは、 人喰いの森のモンスタ ー「マダラスネイク」討伐のクエストだった。 早速ディアヴロ達は森に向かうが…。
すべての女性と女性の味方の味方、戦士エミールから 戦いをふっかけられるディアヴロ。和解の後、ウルグ橋砦への簡単なクエスト回収へ シェラと向かうが、到着後にエデルガルト率いる魔族襲来の事態を知る。 一方ファルトラ市に残ったレムは、セレスティーヌとの話の途中に、 あの男の突然の訪問を受ける…。
グレゴールの突然の襲撃に、レムとセレスティーヌ、 そしてエミールでさえも苦戦を強いられる。 一方ウルグ橋砦ではディアヴロとエデルガルトの戦闘が繰り広げられていた。 戦意損失を促すため、彼女の大技”サクリファイスチャージ”を 敢えて体に受けるディアヴロ。そこにファルトラ市からの伝令が届く。 エデルガルトの戦いの目的は他にあった…。
ファルトラ市に対し、王女シェラの引き渡しを要求してきたグリーンウッド王国。 拒否の場合は開戦となる事態に、 ディアヴロはファルトラ市の領主ガルフォードと会い、戦争を未然に防ぐクエストを受ける。 王都から派遣された国家騎士アリシアも合流し、 街で装備や道具を調達する一行。 しかし、懸賞金をかけられたシェラに危険が迫る…。
グリーンウッド王国との問題解決の最中に、セレスティーヌから 奴隷市場の話を聞いたディアヴロ達は、隷従の首輪の解除方法を得るため、 ファルトラ市に滞在中の奴隷市場のキャラバンに立ち寄る。 ディアヴロやレムの魔力を即座に見抜いた店主のメディオス。 彼女からの助言を受けつつ、 ディアヴロはシェラの魔力の流れを探り始めた…。
キイラ王子訪問後の翌日、回復薬の準備中に、突然別れを告げ、 ディアヴロの元を去るシェラ。彼女を引き止めることができなかったディアヴロは、 後悔から宿屋に籠もってしまう。後ろ向きな彼の姿勢に、動揺するレム。 一方グリーンウッド王国への帰路の途中の陣営では、 キイラからシェラへの尋問が始まろうとしていた…。
ファルトラとグリーンウッド王国の一件の報告のため王都に帰還したアリシアは 聖騎士サドラーと対面する。 サドラーは魔王を崇拝する者に容赦をしない人間であり、 ファルトラへ調査へ向かうと言う。 一方ディアヴロ達は召喚魔法の練習の最中に水浴びをしていると、 エデルガルトが現れた。戦う意志のない彼女。 そして意外な相談が持ちかけられた…。
遂に魔王復活の夜がやってきた。シェラやアリシアにも、 自身に魔王クレブスクルムの魂が封印されている旨を打ち明けたレム。 彼女と共にディアヴロ達一行は、エデルガルトの待つ星降りの塔に向かう。 魔王の復活のためには、ディアヴロの持つ強い魔力を、 魔王の魂に流し込む復活の儀式を行うのが条件。レムに魔力を注いだものの、 魔王は簡単には出現しない。そこでエデルガルトからの衝撃の提案がされる…。
復活したクルムと共にファルトラ市へ戻ったディアヴロ達一行。セレスティーヌへの元を訪れた帰り道、突然レムとクルムはディアヴロ達とはぐれてしまう。彼女たちを誘導したのはアリシアだった。魔王の覚醒を目的に、遂に本性を現し始めたアリシア。そこに石化から回復した聖騎士サドラーが現れた…。
ディアヴロとシェラ、レムは、新しい魔術を試そうと草原を訪れていた。 飛翔魔術を使っている最中、森の奥に湧き上がる魔力の光を見つけたディアヴロは、発生源へ急行しようとする。 しかし、途中で魔術の効果が切れて墜落! どうにか着地すると、目の前には大主神官・ルマキーナと、襲いかかる聖騎士・ゲイバルトがいた──。
ファルトラを旅立ったディアヴロたちは、ジルコンタワーに到着した。 そこで出会った冒険者・ホルンから新しいダンジョンが出現したという話を聞いたディアヴロは、それが自分の作ったダンジョンではないかと察する。 一方、ルマキーナは赤ん坊を連れた女性を足蹴にしていた“聖騎士隊”と名乗る男と口論になり……。
バドゥタが人々の命を脅かす大規模な呪術を行なっていると気付いたルマキーナとレムだったが、薬で眠らされてしまう。 2人が目を覚ますと、そこは信者たちが“儀式”を行っている地下空間だった。 ルマキーナとレムが連れ去られたことをホルンから聞いたディアヴロとシェラは、2人を奪還するために動き出す!
告死病を治癒することができる秘宝を得るためダンジョンへ向かっていたディアヴロたちは、ラムニテスとその軍勢に取り囲まれ攻撃されそうになる。 どうにかダンジョンの入口にたどり着いた一行だったが、ルマキーナの身体に現れた痣は6つに増えていた。 告死病は痣が9つになると死んでしまうと言われているが……。
ホルンを助け出したディアヴロは、ホルンの抱えていた“とある事情”を知る。 一方、シェラ、レム、ルマキーナの3人はダンジョンを進み、地下12階にたどり着いていた。 レムが扉を開けると、そこにはルマキーナを追いかけてきたゲイバルトの姿が。 さらに、凄まじい突風と共にラージブラックドラゴンが出現して……!?
ジルコンタワー市が魔王軍に襲われていると知ったディアヴロは、すぐに街へ戻ることを決意する。 その頃、戦場と化した砂漠では、ラムニテスと兵たちが魔王軍大将軍・バナクネスと交戦していた。 魔族との圧倒的な戦力差に苦戦するラムニテスに、最後の一撃が振り下ろされようとした瞬間──閃光と共に現れたのはディアヴロだった。
ルマキーナから一緒に王都へ行って欲しいと頼まれたディアヴロは、一度ファルトラ市に立ち寄ることに。 久々の帰還でクルムたちを心配するディアヴロ一行に、シルヴィは「パン屋にいる」と教える。 なんと、魔族であるエデルガルトがアルバイトを始めたというのだ。 気になったディアヴロは様子を見に行くことに……。
王都・セブンウォールにたどり着いたディアヴロたちだったが、城門で兵士に止められてしまう。 一触即発な状態を解消したのは、国家騎士・アリシアだった。 到着を待っていたというアリシアに連れられて、一行は宿へ移動する。 その夜、ディアヴロはアリシアにルマキーナが教会に命を狙われていることを打ち明けて……。
ビショスにより深殿に閉じ込められたディアヴロたちは、ルマキーナと離れ離れになってしまう。 一方、どうにか逃げ出したホルンは、自分だけでも逃げたいという気持ちと、仲間を助け出したいという気持ちの間で葛藤していた。 そんな中、ホルンの前に聖杯に宿りしレベルアップの女神・ババロンが現れる──。
地下から出現した魔導兵器・破壊神エウロパの攻撃により、ディアヴロはダメージを負ってしまう。 エウロパの攻撃は魔術ではないため《魔王の指輪》で反射できず、さらにはバリアによりこちらの攻撃も届かない。 「貴様にやってもらいたいことがある」──間一髪で攻撃を避けたディアヴロは、ルマキーナに協力を仰ぎ……。