幼い頃から姉にゲームで負けては言うことを聞かされていたため、あまり遊びが好きではない香純。香純が教室で本を読んでいると、窓際のほうで転入生のオリヴィアと先生に彼女の案内役を言い渡された華子があっちむいてホイをする声が聞こえてくる。その騒がしさに苛立つ香純は、二人にうるさいと伝えるが、オリヴィアはそんな香純に一緒にあっちむいてホイをしようと言う。しつこく迫られた香純は仕方なく、1回だけの約束であっちむいてホイをするのだが……。
3人しかいないため、部としては認められなかったあそ研こと、遊び人研究会は、せめて同好会でもと生徒会に申請を行うが、生徒会長から活動が不明瞭だからと却下されてしまう。そういうことなら仕方がないとすぐにあきらめた様子の華子だったが、同好会でも部費が1万円もらえるという話を香純から聞いた途端、直談判だと生徒会室へ乗り込んでいく。必死に活動内容を訴える華子たちに対して、生徒会長はとある勝負を持ちかける。
ゲームに負けた華子にジュースを奢るように言うオリヴィアに対し、そういう使い走りみたいな罰ゲームは良くないと注意する香純。注意を受けたオリヴィアは頬を膨らませ、ただ楽しもうとしただけと返す。そんなオリヴィアの様子を見て、香純も少し興ざめなことを言ってしまったと反省し、使い走りのようなものでなければ、オリヴィアのやりたい罰ゲームで遊ぼうと言う。しかし、その罰ゲームの内容は負けた人が、勝った人の脇の匂いを嗅ぐというもので……。
本田家に使える執事・前多は苦悩していた。つい1週間ほど前まで、自らの特技のようなものを無邪気に楽しんでくれていた華子の様子が一変し、冷めた態度で拒絶し始めたせいだ。前多がしょんぼりしていると、ぽつぽつと雨が降ってきた。ちょうど学校から帰ってきた華子の弟である健太郎に、華子が傘を持っていっていないことを聞いた前多は、華子に傘を届けるべくを彼女の元へ向かうのだが……。
オリヴィア、香純と共に社会のグループ発表の課題をするため、待ち合わせのカフェにやってきた華子。お互い初めて見る私服姿に話を弾ませていたオリヴィアと香純は、目の前に現れた華子の服装を見て絶句する。華子に来る途中で頭でも打ったのかと真剣に尋ねるオリヴィアだったが、華子は自信満々に、着てきた服はデパートで買えるプレタポルテとは一味違う新進気鋭の作家による一点物のオートクチュールだと告げる。
オカ研の岡さんから魔術書を一緒に読まないかと誘われた華子たちあそ研メンバー。そんな岡さんにオカ研の部員集めはその後どうなったのかと尋ねると、まだ誰も集まっていないという。そもそもどうしていきなり1人になってしまったのか、その理由を聞いてみると、2人が卒業し、1人が転校し、最後の1人は転送されてしまったらしい。FAXみたいなノリの返答に戸惑う華子たちだったが……。
青空つぐみに生徒会室のどこかに隠されているというバナナ文書をとってきて欲しいと頼まれた華子、オリヴィア、香純。バナナ文書は学校のスキャンダルが記載されている文書であり、生徒会長はそのバナナ文書を使って生徒の弱みを握っているらしい。華子たちは頼みを断ろうとするが、つぐみによって次々と買収されてしまい、結局バナナ文書をとってくるはめになり……。
部室の中でスマホを見ながらうろうろしているオリヴィアを見て、流行りのモンスターをゲットするゲームをしていると思った華子だったが、オリヴィアがやっていたゲームは見たことも聞いたこともない「バクテリGO!」というものだった。オリヴィアが言うには、そこら辺にうじゃうじゃいるいろいろな菌を集めるゲームで、オリヴィアの両親の国のゲームらしい。オリヴィアは華子にゲームのやり方をレクチャーするのだが……。
英語の授業が終わったあとの休み時間にクラスメイトから話しかけられたオリヴィア。近い席に座っているにも関わらず、あまり話しかけてくれない華子や香純のせいで、クラスではいまだに日本語に慣れていないと思われているオリヴィアは、片言の日本語で会話するが、英語を教えて欲しいと言われ、言葉につまる。定着してしまった片言キャラを正すため、オリヴィアは華子にもっと話しかけて欲しいと頼むのだが……。
オリヴィアのかわりに英語スピーチコンテストに出場し、優勝したのにも関わらず、その風貌から苦手な古文が得意だと勘違いされ続けている藤原さん。休み時間に古文のわからないところを教えて欲しいと話しかけてくるクラスメイトたちにため息を漏らす藤原さんは、英語を求めてオリヴィアに声をかける。しかしオリヴィアは、そんな藤原さんに、もしかしたら自分が英語を話せないことに気づいているのではと怯え始め……。
文化祭で自主制作の映画を上映したいと生徒会長のところへ直談判にやってきた華子たちあそ研メンバーだったが、映画のストーリ−がどうやってもアウトな内容のため、上映を認めるわけにはいかないと拒否されてしまう。しかしどうしてもあきらめられない3人はまた明日出直すことに。しかし、明日は生徒会長が席を外してしまうため、代わりに副会長が対応することになるのだが……。
あそ研の部室に赤ちゃんを抱いてやってきた樋口先生。そんな先生を見て、思わずおめでとうございますと言う香純たちだったが、樋口先生は慌てて否定して、友達の赤ちゃんを預かっているだけだと告げる。赤ちゃんを見て、抱っこしてみたいとお願いする華子。赤ちゃんを抱っこした華子は、赤ちゃんからする匂いに歓喜する。そんなとき樋口先生に職員室から呼び出しがかかり、戻るまでの間、華子たちが面倒を見ることになるのだが……。