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All Seasons

Season 1 - EPSON MUSEUM 美の巨人たち

Season 2 - KIRIN ART GALLERY 美の巨人たち

Season 3 - 新美の巨人たち

Season 4 - HEBEL HAUS MUSEUM 新美の巨人たち

  • S04E175 シリーズ 女の生き様 第9弾 照明デザイナー 石井幹子

    • October 1, 2022

  • S04E259 山口晃「捕鶴圖」

    • June 15, 2024

  • S04E260 山本理顕設計「横浜市立子安小学校」

    • June 22, 2024

  • S04E274 新発見!伊藤若冲「果蔬図巻」×渡辺いっけい

    • October 5, 2024
    • TV Tokyo

    伊藤若冲の世紀の大発見は、長さ3メートル余りの絵巻『果蔬図巻(かそずかん)』。52種類の野菜と果物が楽しそうにパレードでもしているかのような作品。二百数十年前の作品とは思えない、鮮やかな色彩を残し、様々な技法を用いて描かれています。大の若冲ファン・渡辺いっけいさんも大興奮。実はこの作品によく似た若冲の絵巻があります。 果蔬図巻の一年あとに描かれた重要文化財『菜蟲譜』。その絵にも同じように野菜や果物の姿が。両者を比較すると興味深い若冲のこだわりが示されていました。彼は何故、野菜や果物を描いたのか、その謎を紐解いていくと、天才芸術家の知られざる姿と、波瀾の人生が見えてきます。若冲が野菜や果物に込めた思いとは。 <Art Traveler>渡辺いっけい <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E290 世界遺産目前! 国宝「彦根城」の美×市川紗椰

    • January 25, 2025
    • TV Tokyo

    世界遺産に再挑戦!国宝・彦根城の美に迫る。国宝に指定された5つの城の中で最も小さい城なのに見せることに徹底してこだわった。外壁を破風と呼ばれる飾り屋根が覆い尽くし、城の中に豪華な回遊式庭園と4つの茶室も。 太平の世に城を中心とした大名統治の仕組みを作り上げ、それが今も形として残っている。今回は他の城には見られないユニークなポイントを歴史大好きな市川紗椰さんが訪ね歩く。 <Art Traveler>市川紗椰 <ナレーター>上野樹里

  • S04E291 見過ごさないで!須田悦弘・超絶技巧の「雑草彫刻」

    • February 1, 2025
    • TV Tokyo

    美術館の一角に小さな雑草が生えている?実は本物と見紛うほどの超絶技巧で作られた木彫アート。作者は美術家・須田悦弘さん。本物よりもホンモノらしい植物の作品をこつこつと彫り続けてきた。 それが意外な場所に展示されると、空間そのものがガラリと変わってしまう驚きの美術体験になる。今回は制作の裏側も特別公開。植物が大好きな俳優の山本美月さんがその魅力に迫る。いざ発見する喜びと驚きに満ちた雑草アートの世界へ! <Art Traveler>山本美月 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E292 昭和100年アート旅①玉井力三・学習雑誌の表紙絵×渡辺いっけい

    • February 8, 2025
    • TV Tokyo

    旅の舞台は、新潟県上越市。玉井の生まれ故郷であり創作の拠点であったこの地に、表紙絵の原画が保存されています。今も鮮やかな色彩を放ち、体温すら感じるとってもリアルな子どもたちの笑顔が、髪の毛の一本一本、瞳の輝きまでも丁寧に描写されています。 どのように描いたのか。早熟の天才、玉井が21歳で描いた戦艦「三笠艦橋の図」は、かの東郷平八郎が絶賛し、自ら揮毫(きごう)するほどの出来栄え。表紙絵は時代を映す鏡です。東京オリンピック、日本万国博覧会、アポロロケット…昭和の子どもたちの黄金時代、その満面の笑みを見ながら、あの日に思いを馳せて。 かつて、こんな凄い画家がいたと。 <Art Traveler>渡辺いっけい <ナレーター>上野樹里

  • S04E293 田島照久/尾崎豊「十七歳の地図」レコードジャケット

    • February 15, 2025
    • TV Tokyo

    尾崎豊の鮮烈なデビューアルバム「十七歳の地図」(1983年12月リリース)。壁から飛び降りる姿が印象的なジャケットは、如何にして生まれたのか? そんな尾崎をデビューから亡くなるまでの9年間、様々な表情を撮影し、すべてのジャケットデザインを手掛けたグラフィックデザイナー・田島照久。 現在も浜田省吾をはじめ数多くのミュージシャンのジャケットデザインなどを手掛けている田島のアートワークの魅力に迫ります。 さらに、テレビ初公開「十七歳の地図」の貴重資料が登場!乞うご期待!! <Art Traveler>辛島美登里 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E294 戦後モダニズムの最高傑作「国際文化会館」×田中卓志

    • February 22, 2025
    • TV Tokyo

    東京六本木の真ん中にある名建築・国際文化会館。昭和を代表する建築界のビッグスリー、前川國男、坂倉準三、吉村順三の共同設計で誕生した。この三人が一緒に仕事をするのは前代未聞。 ライバル同士の個性が見事に調和して奇跡的に美しい建物となった。だが三人の誰がどこを担当したのか、詳しい資料はいっさい残されていない。建築大好きな田中卓志さんが、建物に残る痕跡を辿りながら誕生の秘密を解き明かす。 <Art Traveler>田中卓志 <ナレーター>上野樹里

  • S04E295 天才アートディレクターの絵本「ぐるんぱのようちえん」×小雪

    • March 1, 2025
    • TV Tokyo

    雑誌の常識を覆した日本初の女性向けファッション誌「anan」を生んだ伝説のアートディレクター・堀内誠一。「BRUTUS」や「POPEYE」など数々の雑誌も手がけて時代のトレンドを作りあげてきた。 実はその裏で100冊近くの絵本や本の挿絵を描き「絵本作家の道こそ運命が決めた本命」と語っていた。250万部のベストセラーとなった代表作「ぐるんぱのようちえん」はデザインを極めたからこその表現が随所に見られる。堀内が絵本に託した想いに俳優の小雪さんが迫る。 <Art Traveler>小雪 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E296 「蔦重と歌麿」×高島礼子 べらぼうな浮世絵ものがたり

    • March 8, 2025
    • TV Tokyo

    浮世絵美人画の名手、喜多川歌麿と、天才版元、蔦屋重三郎。二人が奇跡的に出会い、生まれたのが、「美人大首絵」の数々です。日常の一コマを、上半身アップで描く、女心を覗くように…。それは、かつて誰も描いたことのない美人画でした。 女を描いて天下一、歌麿の類稀な能力とは?それを引き出した、蔦重の眼力とは?まさに蔦重なくして、歌麿なし…だったはずが。出会いから蜜月、そして疎遠へ。二人のべらぼうな人生を辿りながら、美人大首絵の秘密に、高島礼子さんが迫ります。 <Art Traveler>高島礼子 <ナレーター>上野樹里

  • S04E297 昭和100年アート旅②小松崎茂「未来予想図」×加藤夏希

    • March 15, 2025
    • TV Tokyo

    輝く未来都市。波を砕いて進む軍艦。手に取るだけでワクワクしたプラモデルのボックスアート。膨大なジャンルの絵を手掛け、暴れる空想力で少年の心を鷲掴みにした男がいました。名を、小松崎茂。 彼の人生の軌跡は、まさに「昭和」とシンクロします。キラキラとしたあの時代に思いを馳せるとき、誰もが思い出すのは、彼の絵。子どもたちの夢と希望を紡いだ“異能の画家”。希少プラモデルを作りながら、その魅力に迫る! <Art Traveler>加藤夏希 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E298 北欧生まれの心地よい灯り「PHシリーズ」×田辺誠一

    • March 29, 2025
    • TV Tokyo

    誕生から100年、様々なバージョンが生み出されてきたデンマークの傑作照明「PHシリーズ」。手掛けたのは、生涯200種類以上もの照明を手がけたポール・ヘニングセン。複数のシェードが重ねられた美しいフォルムは、眩しさを嫌ったヘニングセンが、明かりを徹底的に計算して辿り着いた究極のかたち。 それが一体なぜ、日本の伝統家屋にも調和するのか?そこには北欧と日本の意外な関係が。さらに、俳優の田辺誠一さんが、北欧の名作照明を使って心地よい空間づくりに挑戦! 灯りを変えると暮らしが変わる? <Art Traveler>田辺誠一 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E299 春を感じてアート旅①「上野恩賜公園」×本仮屋ユイカ

    • April 5, 2025
    • TV Tokyo

    春の上野公園でアート旅!なぜ上野はアートの発信地となったのか?その秘密を400年前に誕生した巨大寺院から地下空間の巨大オブジェまで時代を象徴する作品を楽しみながら探っていく。広重の浮世絵に描かれた情緒ある上野のお山。 明治以降は公園に生まれ変わり日本の近代化の舞台となった。日本初の動物園や音楽ホール、美術館が次々と誕生して上野は文字通り文化の中心となっていく。そんな上野公園の華麗な美の歴史を俳優の本仮屋ユイカさんが辿る。 <Art Traveler>本仮屋ユイカ <ナレーター>上野樹里

  • S04E300 春を感じてアート旅②「石川雲蝶の天井彫刻」×シシド・カフカ

    • April 12, 2025
    • TV Tokyo

    石川雲蝶は、幕末から明治初期にかけて新潟県で活躍した天才彫刻師です。県内の寺社仏閣などに色鮮やかで躍動感溢れる木彫刻を数々残しました。その力量は、襖絵や鏝絵・書院障子の組子細工など多種多様で、現在も県内には、1000点以上の作品が現存しています。 中でも畢生の大作と言われているのが、魚沼市の西福寺・開山堂にある天井彫刻『道元禅師猛虎調伏の図』。畳18畳分の広さの彫刻は、まさに息をのむ迫力です。そんな神業とも言える恐るべき超絶技巧にシシド・カフカが迫ります。 <Art Traveler>シシド・カフカ <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E301 春を感じてアート旅③「岡山後楽園」×山崎怜奈

    • April 19, 2025
    • TV Tokyo

    岡山後楽園は1687年、岡山藩主・池田綱政によって造営開始された大名庭園です。広々とした芝生に工夫を凝らした橋や庭石、一年中絶えることのない季節の花など散策すると様々な景色を楽しめます。特に「曲水」という曲がりくねった水路は庭園全体を駆け巡り風情を醸し出しています。 さらに殿様の居間「延養亭」からの歴代藩主が最も愛した眺めを体験! 築庭から300年以上が経った今もなお美しい、岡山後楽園の秘密に山崎怜奈が迫ります。 <Art Traveler>山崎怜奈 <ナレーター>上野樹里

  • S04E302 「世界で最も美しい美術館」下瀬美術館×田中道子

    • April 26, 2025
    • TV Tokyo

    ユネスコで「世界で最も美しい美術館」に選ばれた広島の下瀬美術館。瀬戸内の美しい小島の風景をイメージして2023年に開館。展示室が水に浮かんで動くオンリーワンの仕掛けを作り出したのが建築家の坂茂だ。 フランス印象派のルノワールやガラス工芸作家のガレなど展示されている銘品はもちろん、敷地内には坂茂が考案した紙管のヴィラ、季節の味を楽しめるレストランも併設されて、これまでにないアート体験ができる場所になった。そんな美術館を一級建築士の試験に合格した俳優の田中道子が訪ねる。 <Art Traveler>田中道子 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E303 ボッティチェリ作「美しきシモネッタ」の秘密×咲妃みゆ

    • May 3, 2025
    • TV Tokyo

    15世紀イタリア・ルネサンスの傑作がなんと日本に!巨匠ボッティチェリが実在したひとりの女性の横顔を描いた「美しきシモネッタ」。後に数々のヴィーナス像を生むきっかけになったと言われる肖像画を巡るミステリー。いったいどんな女性だったのか。 ルネサンスの栄華の終わりと共に忘れ去られてしまったその絵に再び光が当てられた奇跡とは。そんな貴重な絵がなぜ日本にあるのだろうか。俳優の咲妃みゆがいくつもの謎に挑む。 <Art Traveler>咲妃みゆ <ナレーター>上野樹里

  • S04E304 ホッコリかわいい「ねじのどうぶつ #ネジマル」×緒形直人

    • May 10, 2025
    • TV Tokyo

    番組史上初めてのアートです。だって素材は「ねじ」!作ったのは町工場のオジサン!でも、ホッコリ癒されるのです。無機質の金属なのに美しく輝いて。なぜ生まれたのか?どうやって作るのか? 町工場から生まれた唯一無二の美「ネジマル」の超絶技巧に迫ります。さらに今回、新作を依頼。発想から製作工程まで、“新種”の誕生をじっくりとお見せします!さあ、どんな「ネジマル」が仲間入りするのか?乞うご期待! <Art Traveler>緒形直人 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E305 未完の絶筆・神田日勝「馬」×八木亜希子

    • May 17, 2025
    • TV Tokyo

    十勝平野の北西部・鹿追町は、終戦の年に東京から開拓農民として神田一家が入植した土地です。その時日勝7歳。ここに神田日勝記念美術館があります。「馬(絶筆・未完)」は館内の一番奥に。後ろ脚の無い馬がすっくと佇んで。馬の毛並みが、実に精緻に描かれて。しかしこの絵は筆で描いたのではありません。しかもキャンバスではなくベニヤ板に。それは何故か? 19歳で画家デビュー。作品は開拓民に欠かせない農耕馬の姿。短い画家人生の中で苛烈な開拓の姿を描き、表現を模索し、時には爆発するような色彩の絵を描きます。ところが突然病に冒され、残されたのが黒い馬です。しかしその毛並みの中に画家の次なる表現方法が隠されていました。 <Art Traveler>八木亜希子 <ナレーター>上野樹里

  • S04E306 初来日の傑作静物画ミステリー!どこかおかしい野菜や果物の謎

    • May 31, 2025
    • TV Tokyo

    初来日!西洋絵画の一大ジャンル静物画のスペイン最古にして最高傑作、コターン「マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物」。不安定な構図に不自然に大きな黒い背景…見れば見るほど違和感を覚える理由を探るため絵の世界を立体で再現。 すると…実は見たままを描いていないという意外な事実が明らかに。読み解きのキーワードは「サスペンス」。すべての細部にピントを当てた普通ではない描き方に答えがあった。西洋絵画を学んだ和田彩花さんが静物画の歴史を辿りながら謎多き絵の正体に迫る。 <Art Traveler>和田彩花 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E307 最強怪獣VS現代美術!「ゴジラ・THE・アート」×加藤夏希

    • June 7, 2025
    • TV Tokyo

    日本映画史上、最強の怪獣「ゴジラ」!そのゴジラをテーマにした展覧会が開催されています。今やゴジラは、映画キャラクターにとどまらずアートのモチーフなのです。この巨大な怪物に挑むのは、現代を代表するアーティストたち。 絵画、彫刻、精緻なミニチュア。様々なアプローチで立ち向かい、「ゴジラとは何か?」を解き明かしていきます。「ゴジラ」VS「アート」!空前絶後の大激突!! <Art Traveler>加藤夏希 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E308 楳図かずお「ZOKU-SHINGO」×中川翔子

    • June 14, 2025
    • TV Tokyo

    楳図かずお最晩年の傑作「ZOKU-SHINGO」。一度は漫画を離れた楳図さんが27年の空白期間を経て描いたのは漫画ではなく101点の壮大な連作絵画! でもなぜ絵画だったのだろうか。 楳図かずお作品の特徴である圧倒的な画力と、途方もない創造力が生まれた源泉を探りながら、稀代の漫画家が最後に残したメッセージを紐解いていく。楳図さんのホームタウン、吉祥寺の楳図ハウスやほとんど公開されていない仕事場を、楳図かずおを人生の師と仰ぐ中川翔子さんが訪ねる。 <Art Traveler>中川翔子 <ナレーター>上野樹里

  • S04E309 北鎌倉「明月院」×近藤サト

    • June 21, 2025
    • TV Tokyo

    「あじさい寺」として知られる北鎌倉・明月院。とりわけ「明月院ブルー」と称される紫陽花の青は、筆舌に尽くしがたい美しさです。でもなぜ青一色なのでしょう?その知られざる所以とは? さらに紫陽花以外にも、隠れた魅力が。900年の歴史が刻まれた、神秘の空間とは?谷特有の悪条件を逆手にとって、造り上げた庭園とは?鎌倉ならではの美が詰まっているのが、明月院。その多彩な魅力を、初めて明かされるエピソードとともにお届けします。 <Art Traveler>近藤サト <ナレーター>上野樹里

  • S04E310 草間彌生の浮世絵「七色の富士」×篠原ともえ

    • June 28, 2025
    • TV Tokyo

    世界が認めるアーティスト草間彌生が富士山をテーマに浮世絵を制作。カラフルでポップな草間ワールド全開の作品「七色の富士」はいかにして生まれたのか?草間さんといえば水玉に覆われたカボチャが有名だが…まだ芽が出ない頃に出会った「版画」という表現によって道を切り開くことができたという。 その版画表現の頂点とも言えるのが「七色の富士」だった。この作品、江戸に生まれた浮世絵の技を今に引き継ぐ職人たちとの共同制作。実は草間さん本人も驚く偶然が大きく関わっていた。衣装デザイナーでもある篠原ともえさんが作品の魅力を解き明かす。 <Art Traveler>篠原ともえ <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E311 伊東豊雄「せんだいメディアテーク」×知花くらら

    • July 5, 2025
    • TV Tokyo

    建築の歴史を変えた傑作「せんだいメディアテーク」は世界的建築家・伊東豊雄の代表作。13本の透明なチューブが薄い床を突き抜けて建物を支える独特の構造が目を惹く。この建築は選考過程を市民に完全公開した「奇跡の設計コンペ」によって選ばれた。 実現困難に思われたプランを形にしたのは、地元宮城で造船業に携わる溶接職人たち。美しさと堅牢さを両立させて今では市民の憩いの場として大いに活用されている。世界からも注目を浴びてきた名建築を二級建築士の知花くららが訪ねる。 <Art Traveler>知花くらら <ナレーター>上野樹里

  • S04E312 洋画家・野見山暁治のアトリエ×緒形直人

    • July 12, 2025
    • TV Tokyo

    戦後、日本の洋画壇で活躍し、文化勲章も受章した野見山暁治。爆発的な色彩と炸裂する構図で見るものを圧倒する作品を描き続けました。その制作の原動力となったのが、東京・練馬と、彼の故郷 福岡・糸島にかまえた自宅兼アトリエだったのです。 どちらも、動線と環境が見事に工夫された建物で、一体どんな“暮らし”をしてきたのか。その一途な美しき日常をふり返ると分かってくるのです。彼の描いた絵の真実が...生前の貴重な映像とともに偉大な画業に迫ります。 <Art Traveler>緒形直人 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E313 壮麗なるアール・デコの館「東京都庭園美術館」×真矢ミキ

    • July 19, 2025
    • TV Tokyo

    東京港区白金台の「東京都庭園美術館」は昭和8年に朝香宮家の邸宅として竣工。内部はフランスの芸術家ルネ・ラリックやアンリ・ラパン等によるガラスレリーフやシャンデリアなど数々のアール・デコ装飾で彩られています。 1925年のパリ万国博覧会に朝香宮夫妻が訪れ、アール・デコのデザインに触れたことがきっかけで誕生。以来92年、当時の最先端デザインが残る世界でも貴重な建築として重要文化財に指定されています。 <Art Traveler>緒形直人 <ナレーター>上野樹里

  • S04E314 鈴木英人のジャケットイラスト×荻野目洋子

    • July 26, 2025
    • TV Tokyo

    山下達郎の「FOR YOU」は時代を超えて世界で人気の名作アルバム。そのジャケットイラストを描いた鈴木英人が登場!80年代の若者を魅了した乾いた風と光の表現はどのようにして生まれたのか。今回は達郎さんが特別に声で出演!英人さんとのエピソードを語っている。 英人さんはアメリカ中を旅して自ら撮影した写真をもとに独特の技法で色をつけ、普遍的なイラストを作り上げた。それは達郎さんの音楽とマッチしてレコードは大ヒット。このアルバムを皮切りに現在まで二人のコンビは続いている。独特な英人ワールドの魅力に荻野目洋子が迫る。 <Art Traveler>荻野目洋子 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E315 藤本壮介「大阪・関西万博の大屋根リング」×山崎怜奈

    • August 2, 2025
    • TV Tokyo

    大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」は、日本の伝統構法を応用して作られた全長2キロにも及ぶ世界最大の木造建築。世界で活躍する建築家・藤本壮介さんが設計に込めた深いメッセージを自ら語る。 その建設費などを巡り様々な批判の声を浴びた藤本さん、実はその答えとも言える「ある場所」を会場の真ん中に作っていた!山崎怜奈が大屋根リングの様々な造形の工夫や意外な機能を楽しみながら、万博の知られざる新たな魅力を発見していく。 <Art Traveler>山崎怜奈 <ナレーター>上野樹里

  • S04E316 新発見!若冲の金屏風は、応挙との合作コラボ…その真相に迫る!

    • August 9, 2025
    • TV Tokyo

    新発見!奇想の絵師・伊藤若冲の金屏風は、なんとあの円山応挙との合作コラボだった。躍動する鶏を超絶技巧で描いた若冲、対する応挙は神業のような鯉を練達の筆致で。江戸時代の半ばの18世紀、京の町で暮らした二人は実はご近所さん。 しかし、17歳も年の離れた二人に交流の史実はほとんどありません。では、なぜ夢のような競演を成し遂げたのか。合作の根拠は?どちらが先に描いたのか?一体、発注者は誰なのか?奇跡のコラボのゾクゾクする真相に迫ります。 <Art Traveler>渡辺いっけい <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E317 シリーズ“美しきニッポンの駅”③「旧国立駅舎」×六平直政

    • August 16, 2025
    • TV Tokyo

    JR中央線・国立駅。その南口を出ると…、もうひとつの駅舎?これこそが、今日の作品「旧国立駅舎」。19年前に引退し、現在は市民のスペースとして活用されています。なぜ使命を終えた後も、ここに在り続けたのか? そこには、町のシンボル「赤い三角屋根」を愛した人々の熱き願いがありました。美しき駅舎と市民の100年物語を、国立市の高校で青春時代を過ごした六平直政さんが訪ね、懐かしさに浸りながら、美の秘密に迫ります。 <Art Traveler>六平直政 <ナレーター>上野樹里

  • S04E318 京都嵐山ふたつの名庭園×本上まなみ

    • August 23, 2025
    • TV Tokyo

    京都嵐山を借景とするふたつの名庭園を巡る、ひとつは天龍寺「庭の国宝」と言われる曹源池庭園。禅宗の修行のために凝らされた様々な工夫が飽きさせない。もう一つはその隣にある大河内山荘庭園。昭和の銀幕スター・大河内傳次郎が作り上げた広大な回遊式庭園。 実はこのふたつ、同じ嵐山を借景としているがその見え方はずいぶん違う。そこに庭を築いた者たちの深い思いが込められていた!京都在住の俳優、本上まなみさんが二つの庭をたっぷり楽しむ。 <Art Traveler>本上まなみ <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E319 ライアン・ガンダーの世界×市川紗椰

    • August 30, 2025
    • TV Tokyo

    しゃべるカエルやネズミのロボットに床一面に並べられたカラフルなオモチャ。いま世界が注目するライアン・ガンダーの不思議なアート。カワイイ裏に常識を覆す驚きの発想が!今回は特別講義スタイル!イギリスにあるガンダーのアトリエを訪ね作品の意味や問いかけを本人に解説してもらう。 アートは制作者だけのものではなく、見る人がいることで初めて作品として成立するというガンダーの強い思いに貫かれたアートに、市川紗椰が挑む。解らない…と考えてしまうことにこそ意味がある?! <Art Traveler>市川紗椰 <ナレーター>磯村勇斗

  • S04E320 葛飾応為「吉原格子先之図」×高島礼子

    • September 6, 2025
    • TV Tokyo

    あの北斎の娘、葛飾応為が描いた異色作が、今回の作品「吉原格子先之図」。華やかな吉原の情景が、光と影の強烈な対比によって描かれています。浮世絵に精通した彼女は、独自の技法を駆使し、様々な光と影を描き分けています。そんなこの絵には、ある謎が。 居並ぶ花魁の表情はなぜか隠され、全身が黒く塗りつぶされた者までいます。自ら北斎の影として生きた女性絵師、葛飾応為は、この光と影の中に、吉原の何を描こうとしたのでしょう? <Art Traveler>高島礼子 <ナレーター>磯村勇斗