新発見!奇想の絵師・伊藤若冲の金屏風は、なんとあの円山応挙との合作コラボだった。躍動する鶏を超絶技巧で描いた若冲、対する応挙は神業のような鯉を練達の筆致で。江戸時代の半ばの18世紀、京の町で暮らした二人は実はご近所さん。 しかし、17歳も年の離れた二人に交流の史実はほとんどありません。では、なぜ夢のような競演を成し遂げたのか。合作の根拠は?どちらが先に描いたのか?一体、発注者は誰なのか?奇跡のコラボのゾクゾクする真相に迫ります。 <Art Traveler>渡辺いっけい <ナレーター>磯村勇斗