JR中央線・国立駅。その南口を出ると…、もうひとつの駅舎?これこそが、今日の作品「旧国立駅舎」。19年前に引退し、現在は市民のスペースとして活用されています。なぜ使命を終えた後も、ここに在り続けたのか? そこには、町のシンボル「赤い三角屋根」を愛した人々の熱き願いがありました。美しき駅舎と市民の100年物語を、国立市の高校で青春時代を過ごした六平直政さんが訪ね、懐かしさに浸りながら、美の秘密に迫ります。 <Art Traveler>六平直政 <ナレーター>上野樹里