高校生・柴木耕太は、小学生時代はスカートめくりの名手として、中学時代は充実のエロ本ライブラリを持つことで名を馳せ、そして今、本人にとっては実に不本意であるが、女生徒たちから「エロ大王」の称号までをつけられてしまっていた。 FHK(不思議発見クラブ)に属する彼は、ある日図書館で偶然見つけた『魔女召還教本』に従って魔女を呼び出す。 願い事は「女の子のパンツ」。 しかし、彼は知らなかった。 願いを叶えてもらうということは、魔女と契約し引き換えに自分の命を差し出すことを意味していたとは……。 翌日、パンツを手に入れた耕太の前に、魔女・るるもが現れる。 るるもは彼に「お前は2日後死ぬ」と宣言され、衝撃を受けるが、受け取ったパンツが彼女の履いていたものだと知った耕太は……。
再び現れたるるもから、彼女の魔法が自由に使える「魔法のチケット」をもらった耕太。 チケットを人間に使い切らせることが、格下げされた彼女にとっての修行だった。 だが、チケットを使い果たしたとき持ち主が死んでしまうことを、るるもは知らない。 そのことをるるものチロから聞かされた耕太は、二度とチケットを使うまいと誓う。 ある日、「MJ(未確認人物)の正体を暴く」ために公園に向かった耕太とFHKのメンバーは、テント生活をしていたるるもを発見。 彼女の着替え姿を撮影しようとする部員たちを止めるため、耕太は魔法を使ってしまう。 修行が終わるまでるるもが魔界に帰れないことを知った耕太は、彼女を自宅に連れ帰ることにしたのだがーーー。