主演映画のキャラバンで来日したタイの国民的俳優アティット(ガルフ)。“微笑みの王子”の愛称で愛される彼は、仕事に忙殺され、こっそり滞在先のホテルを抜け出してしまう。周りを気にせず自由に過ごせる喜びを噛み締めるアティット。そんな時、路地にポツンと佇む甘味処「とき和」を見つける。留学という夢を諦め、父が経営する甘味処で店番をしていた石田桜子(瀧本美織)。運命の出会いで、2人の止まった時間が動き出す…! [期間限定無料配信] 毎週木曜深夜24時30分からテレビ東京にて好評放送中!
つかの間の自由を謳歌するアティット(ガルフ)は、公園で迷子の子どもと遭遇する。一緒に親を探していると、誘拐犯に間違われ騒動に。言葉が通じず困っていたアティットだが、通りがかった桜子(瀧本美織)に助けられる。偶然の再会に喜んでいると、みなみ(岡本夏美)が大量のお団子の注文を受けてきたという。店主の父(風間杜夫)は入院しており、1日で用意できる量ではないが、2人が団子作りに協力してくれることになる…。
一緒にお団子を作ったことで、徐々に打ち解け始めたアティット(ガルフ)と桜子(瀧本美織)。頼まれたお団子を届けるため桜子たちはテレビ局を訪れると、そこはアティットが出演するはずだったバラエティ番組の収録現場だった…!そのことに気づいたアティットは身を隠すが、収録現場ではアティットの姿を見たという人物が現れて…!?そして、桜子の初恋相手の幼馴染・隼人(葉山奨之)が「とき和」にやってきて…。
突然、桜子(瀧本美織)に会いに「とき和」にやってきた父(風間杜夫)の主治医・隼人(葉山奨之)。お互いが初恋の相手だとわかり、20年ぶりの再会に喜びながらも照れる桜子。そんな2人をアティット(ガルフ)は複雑な表情で見つめている。翌日、アティットのおかげもあり「とき和」は大繁盛!閉店後、街へ出かけたアティットは、彼を探すリチャード(パオロ)とかえで(村川絵梨)に遭遇し、とっさに逃げ出してしまう…。
隼人(葉山奨之)からデートに誘われた桜子(瀧本美織)は、ひょんなことからアティット(ガルフ)とみなみ(岡本夏美)を交えた4人で遊園地に行くことに。アトラクションを楽しむ中、20年の空白を埋めるように桜子と隼人は少しずつ距離を縮めていく。そんな2人を間近で見たアティットは悶々としてしまう。一方、消えたアティットの足取りを掴んだリチャード(パオロ)とかえで(村川絵梨)は、「とき和」まで探しに行く…。
居場所を突き止めたマネージャーが残した手紙を読み、迷惑をかけている現状に動揺したアティット(ガルフ)。何かを決心したように、桜子(瀧本美織)に東京を案内して欲しいと頼む。翌日、2人はバイクで東京観光へ。東京を満喫し、桜子との優しい時間に癒されながらも、偶然街中でリチャードと遭遇してしまい、仕事のことが頭をよぎる…。束の間の自由を謳歌していたアティットに、人生の決断の時が迫ってくる――。
桜子(瀧本美織)との想い出を胸に、アティット(ガルフ)は現実に戻り、無事に主演映画の舞台挨拶に出席する。リチャード(パオロ)から今後の仕事について聞かされたアティットは、「もう逃げない」と覚悟を決める…。一方、桜子もアティットとの出会いをきっかけに、自分の夢に向かってもう一度頑張ろうと決心し、英語の勉強を始めることに。そして隼人(葉山奨之)と他愛もない時間を過ごす中で、2人の距離は縮んでいく…。
隼人(葉山奨之)と付き合うことになった桜子(瀧本美織)だったが、父・俊夫(風間杜夫)からは結婚を急かされ、つい口論になってしまう。一方、アティット(ガルフ)は日本でも活躍の場を広げ、映画のイベント以外にCM撮影などをこなす日々。仕事に邁進するアティットだが、ふとした瞬間に笑顔が消えてしまう。一方、仕事や恋愛、英語の勉強と忙しなく過ごす桜子は、偶然テレビに映るアティットを見て正体を知ってしまう…。
アティット(ガルフ)はタイの大スターだった!長い間一緒にいたのに、何も知らなかった桜子(瀧本美織)は、自分とは住む世界が違いすぎて動揺してしまう。みなみ(岡本夏美)は、そんな桜子を励ますために、アティットに会いにイベントへ行こうと誘う。桜子とみなみは、イベントを楽しみつつも“微笑みの王子”として輝かしく活躍するアティットの姿に複雑な想いが募っていく。そして、待望の再会を迎えたが…。
父・俊夫(風間杜夫)も無事に退院し、「とき和」に日常が戻ってきた。隼人(葉山奨之)との交際も順調に思えたが、桜子(瀧本美織)はどこか心ここにあらず。そして俊夫から隼人との結婚をほのめかされた桜子は気持ちが追いつかない。一方、アティット(ガルフ)は大きな仕事も決まり、改めてスターとして生きる覚悟を決める。しかしふとした瞬間に桜子との写真を見てしまうアティットに、マネージャーのリチャードは気づき…。
父・俊夫(風間杜夫)と喧嘩をし、家を飛び出した桜子(瀧本美織)。色々なしがらみを捨て自由になったつもりだったが、みなみ(岡本夏美)に言われた一言が胸に引っかかる。自分の人生、夢、そして恋…。見失っていたものがはっきり見え、桜子は改めて自分と向き合っていく。一方、アティットは日本での仕事を終え、タイへ帰ることに…。最後のインタビュー中に日本での思い出が頭をよぎったアティットは、ある思いを口にする。
エスケープをきっかけに出会ったアティット(ガルフ)と桜子(瀧本美織)。アティットは活躍の場を広げ仕事に邁進し、桜子は長年の夢だった留学に向け準備をしていた。旅立ちの日、俊夫(風間俊夫)が何かと世話を焼いているのをみなみ(岡本夏美)が微笑ましく見守っていた。外国の空気に触れ感動していた桜子は、アティットとの再会を果たす。異国の地で再会した2人はお互いの気持ちを確かめ合うように過ごしていく。