ここは札幌すすきの……から地下鉄で5駅離れた街、北24条。そこにある小さな「スナックバス江」にふらりと1人の男がやってきた。男の名前は「山田」。スナックは初めてという彼は個性的なバス江ママ、チーママの明美、常連客のタツ兄のノリに気圧されながらも、お店が醸し出す独特の空気にいつのまにか引き込まれていく。 他、目玉焼きとかエッチなことの話とか。
店のバイトの面接にやってきた「小雨」は、何故か強盗に巻き込まれてしまう。しかしバス江ママと明美は何事も無い感じで面接を始めてしまう。狼狽する強盗に見せつけるは「スナックバス江」の素晴らしい接客術。果たして小雨はこの窮地を切り抜けられるのか?そして、そこに人情はあるのか? 他、クレープ食べたり。 あとは白馬の王子様を待ったり。
山田は職場のやや押しが強く面倒な先輩である「風間」に「スナックに行こう」と誘われて、スナックバス江に行く羽目になる。ただでさえ濃い面子に風間も加わりカオスな中、山田は風間に奇妙な質問ばかりされる。 他、明美狙いの常連「東美樹」が織りなす恋のバトルとか。 あとはタツ兄泣きっぱなし。
明美にガチ恋の「森田」は童貞の常連客。タツ兄と明美と恋愛観について語るが、明美の恋は減点法であった。果たして森田にチャンスはあるのか? 他、二日酔いの常連客「カワちゃん」の首についている謎の首輪を巡る死亡遊戯。 あとはピンキーユニコーンとかピンキーユニコーンとかピンキーユニコーンとか。
手相の応用で女性の手を触ろうとする常連客「東美樹」。彼はある男を妄信していた。その男の名は「ダグラス浜田」。果たしてバイト新人の小雨は、妄信的な彼の目を覚ますことができるのか? 他、人の悪口とかお馬鹿とか。 あとはバレンタインのお返しとか。
実は常連客「森田」と山田の先輩「風間」は中学校の時の同級生だった。テンションガリ上がる風間とは対照的に、余所余所しい森田。そこには大きな感情と認識の隔たりがあった。 他、勇者が来たりジャージが来たり。 あとは釣りに行きたくなってみたり。
山田は童貞ではない。 他、馬鹿っぽかったり。 あと森田はいじめ加害者らしい(自称)。
バイトの新人小雨は初めての一人店番。しかし、そこに人見知りの森田が来てしまった。気まずい空気の中、カラオケのリモコンを押し続ける森田。果たして小雨は初めての店番をやり遂げられるのか? 他、遊園地に行きたかったり、バルガスがやられたり。 あとはカワバンガ!!
とある禁欲生活をしている森田。彼は禁欲の果てにイケメンになれると信じているらしい。そんな愚かな森田に疑問を投げかける明美と、それを優しく見守るタツ兄。 他、くっせえ酒の話。 あとは真の強さの話。
最近友達ができたかと問う東美樹。彼は友達を増やすハウトゥー本にハマっていた。しかし森田は友達はたくさんはいらないという。実際のところ、友達はどれくらいが適正なのか? 他、明美の手作り料理とか。 あと、この新規のお客様達はどうでしょう?
何故かスナックバス江で勇者とラスボスが仲良くお酒を飲んでいる。その状況にまるで納得がいかない明美。しかしそこにはとんでもない理由が存在した。 他、ちゃんとした大人になりたかったり。 あとはトイレットペーパーの芯にナニが入るかどうかとか。
いつも通り森田が店にやってくると、見慣れない女性が先客でいた。彼女の名前は「三沢」。明美の友人である。人見知りが発動する森田に対して、酔っ払いガンガンで押してくる三沢。果たして森田は三沢とまともに会話できるのか? 他、ロマンが完成する話とか。 あとは大きいかどうかとか、今日も平和な感じ。
タイミング遅れのホワイトデープレゼントを持ってきた森田。しかしそれはどうみてもあれであった。 問題発言を繰り返す明美にバス江ママは一つのルールを提案する。あとは筋肉に支配されたり、悪い言葉を使ったり。