青い薔薇の発表を理由にローゼンクロイツと名乗る謎の人物に薔薇十字館に集められた招待客たち。そこで待ち受けていたのは奇怪な連続殺人だった。朝食にも毒が盛られていないかと疑心暗鬼になる招待客たち。高遠は無差別殺人の可能性はないと断言し、全滅させる気なら夜にでも館に火を放てばいいと発言する。みるく、白樹、八重姫、佐久羅、ジゼル、毛利は火という言葉を聞いて一斉に表情が強張り、はじめは集まったメンバーの共通点は薔薇と火と考える。 この後、高遠は異母妹にこだわる理由をはじめに打ち明ける。高遠には会った事もない本当の父親がいて、異母妹が自分のルーツを知る唯一の手がかりだという。しばらくすると、毛利はローゼンクロイツのメッセージを皆に届ける。はじめと美雪が受け取ったメッセージには午前11時55分に南端の部屋の外に来いと書かれていた。南端の部屋は開かずの間だった。はじめと美雪は玄関ホールから外に出て、棘に触れないように薔薇のアーチを慎重に通って南端の部屋の外にやってくる。 その時、南端の部屋から女性の悲鳴が聞こえてくる。はじめが窓を叩くと、一瞬、カーテンがめくれ、窓に押し当てられたみるくの着物が見える。はじめたちは地下の階段から南端の部屋に入る事に。はじめたちは1階ホールにいた白樹と共に地下ダイニングへ。地下ダイニングには毛利がいて、そこに八重姫、ジゼルが続けてやってくる。この後、はじめは皆と共に地下の南端の部屋前に行って高遠と遭遇する。高遠がローゼンクロイツに来いと指示された場所は南端の部屋前だった。 はじめたちが地下