トキワ自動車経営戦略室次長・君嶋隼人(大泉洋)は天敵である常務・滝川桂一郎(上川隆也)と対立し、府中工場へと飛ばされてしまう。出世の道を絶たれてしまった君嶋の新たな肩書は府中工場総務部長、そして−大赤字の弱小ラグビー部のゼネラルマネージャーだった!妻・真希(松たか子)や息子達に支えられながら、君嶋は再起をかけた大一番の勝負に打って出るが、君嶋の前には大企業の陰謀渦巻く様々な敵が立ちはだかり…
府中工場で戦うことを決意した君嶋(大泉洋)は、新監督候補を探す中で、因縁の同級生(大谷亮平)と再会を果たす。しかし、そこにまたもや天敵・滝川(上川隆也)が立ちはだかり…家でもため息ばかりで妻(松たか子)にも怒られる始末。「チームを強くしながら経費を削る」無理難題に直面する君嶋は、チーム人事を見て、ある秘策を思いつくが…君嶋の運命を左右する役員会議、君嶋を待っているのは公開処刑か、大逆転劇か?
初公式戦を控えた新生アストロズは相撲部屋での稽古など練習に余念がない。そんな中チームの赤字脱却を目指す君嶋(大泉洋)が提案したのは「チームの知名度を上げ、客席を満員にする」ためのボランティア活動だった。しかし一向に増えないファンに、選手からは批判の声が上がり、ボイコットする者まで現れる。大一番を前にバラバラになるチームにさらなる悲劇が起き…勝利とは程遠い中、迎えた試合当日、涙の大逆転なるか!?
君嶋(大泉洋)は戦力不足を補うため、救世主となる選手をリクルートするも中々上手くいかない。一方本社では、買収成立により滝川(上川隆也)の勢力が増し、アストロズへの風当たりが強まる。そんな中、ある選手のミスにより、大型の商談がキャンセルに…チーム内にはリストラの噂が持ち上がり、選手たちは集中力を欠いていく。チームの真価が問われるピンチの時—果たして最後まで、仲間を信じ抜くことができるのか!?
優勝まであと一歩のアストロズであったが、宿敵・サイクロンズとの力の差を突きつけられる。柴門(大谷亮平)はある突破口に気づき選手たちは最後の望みをかけて特訓に励む。一方、君嶋はカザマ商事社長・風間有也(中村芝翫)と滝川(上川隆也)とのある秘密に気がつき、買収の裏に隠された真実を探り始める。そして—運命の決戦前、君嶋(大泉洋)は選手たちにあるサプライズを用意する。全てが決まる日…運命の行方は!?
宿敵サイクロンズに惜しくも負け、優勝を逃したアストロズに本社からは厳しい声が。「今年がラストチャンスだ」と悟った君嶋(大泉洋)は、赤字改善のため日本蹴球協会に改革案を提出するが、門前払いされてしまう。一方柴門(大谷亮平)も再挑戦へ向けある男と対面する。そんな中、君嶋に悲願の本社復帰のチャンスが…腹をくくった君嶋は「GMとしての最後の仕事」に乗り出す。アストロズを待っている涙の別れとは…!?
本社では天敵・滝川(上川隆也)の社長交代が現実味を帯び、君嶋(大泉洋)率いるアストロズは存続の危機に。何としても今年は優勝を果たしたいアストロズだったが、宿敵・サイクロンズから引き抜きの魔の手が…エース浜畑(廣瀬俊朗)がチームを裏切るという噂が広まり、選手たちの心はざわめき立つ。目指すのはチームとしての優勝か?ラグビー選手としての自身の夢か?仲間のため選んだ、アストロズとしての戦い方とは!?
カザマ商事買収成立を目前に、滝川(上川隆也)社長誕生へのカウントダウンが始まる。現社長・島本(西郷輝彦)という後ろ盾を失えば、アストロズの廃部は決定的。絶体絶命の中、君嶋(大泉洋)は、カザマ商事の抱えるある重大な秘密に気がつく。そんな中、アストロズは開幕戦レギュラー決定のための部内マッチの日を迎える。正々堂々と戦う選手の姿を目の当たりにした君嶋は、自身も最後の大勝負に打って出るが…
去年宿敵・サイクロンズに惜敗したアストロズにとって、雪辱戦となる2年目のシーズンが幕開ける。ルーキーである七尾(眞栄田郷敦)の加入で順調な滑り出しをみせるも、監督・柴門(大谷亮平)にはある懸念があり…一方で、カザマ商事買収の裏に隠された秘密を暴いた君嶋(大泉洋)に真の敵が立ちはだかる。そして天敵である滝川(上川隆也)の意外な一面を知った君嶋は…チームを守るための最後の闘いが幕を開ける!
自分を府中工場へと飛ばしたのは滝川(上川隆也)ではなく、最も信頼していた上司・脇坂(石川禅)だったとついに気がついた君嶋(大泉洋)。予算削減に向けて微塵の容赦もない脇坂により、廃部の危機が迫る。アストロズを守るため、運命の取締役会で最後の大勝負に出るが…一方選手たちも頂上決戦の日を迎える。一年越しの雪辱を晴らすことはできるのか?崖っぷちの男たちの最後の戦いが始まろうとしていた…!