まゆ子は風呂屋暮らしで、大学に通うお金ができるまで塾に通っている。ニアは押入れに住んでいる宇宙人で、部屋でUFOを作るのが好きだ。何年も前に宇宙人の船が着陸し、その船に乗っていた人たちが日本社会に溶け込んだ。まゆ子はお金もなく、食べ物もほとんどなく、ニアはフリーター。まゆ子は学校で、ちあ紀という昔の同級生に出会い、彼女の家に来てUFOを見たいと言う。同居人がいて生活環境が悪いことを恥ずかしく思い、遠慮する。そんな中、ニアがUFOを屋根に打ち上げてしまい、まゆ子の気持ちは揺らぐ。