田舎から転校してきた純朴少年、小山田耕太は、積極的な先輩、源ちずるに出会ったその日に押し倒されてしまう。 ちずるには人目を気にしない一途な性格と、他を寄せ付けない美貌やナイスバディだけでなく、隠されている秘密があった。なんと、ちずるの正体は狐の妖怪だったのだ。 ちずるの弟たゆらや、クラス委員長の朝比奈あかねを巻き込んで、妖怪も通う薫風高校のいちゃいちゃラブラブ学園ライフの幕が開く。
今日もゆやん、よよよんと日も高いうちからいちゃつく耕太とちずるの前に銀色の髪の少女が現れた。あどけなさの残る表情にゾクッとする妖気をあわせ持つ、その娘こそは狼の妖怪、犹守望だったのだ。 耕太のクラスに転入してきたその日に「私、耕太のモノになる。」とあっけにとられるクラスメートを尻目に積極的にアプローチする。 望の転入の目的とは? 望が「兄さま」と呼ぶ存在とは? 謎を残しながらも耕太、ちずる、望の淫らな三角関係がスタートする。
朝から耕太の部屋に忍び込むちずる、その目的とは? なんと耕太のためにエプロン姿ではじめての手料理! 新婚夫婦のように出来立ての朝食をほお張る耕太だったが、甘さも苦さも同居する摩訶不思議な味にフラフラ。 さらに登校する耕太を待ち受けていたのはちずると望の手作りランチだった。海老や鯛のお稲荷にサンマやイナゴのホットドッグ、奇妙な料理を前に耕太が取った行動とは? 他の妖怪も交えつつぬちゃぬちゃぐちょぐちょが始まっていく。
ちずるは耕太との愛の跳び箱プレイを望に邪魔されて怒り心頭。何とか望を出し抜き耕太を独占しようと画策する。 薫風高校に隠されていた絶対封印を施されている妖怪アイテムから惚れ薬を見つけ出そうとするが、開かずの資料室で見つけたのは相手を一生虜にするバニー服だった。早速バニー服を身に着けてみるが、それには世にも恐ろしい絡新婦(じょろうぐも)の怨念がこめられていた。 バニー服が閃光を放つ時、妖怪も一般の生徒も巻き込んで一大コスプレ大会へと突入だ。
用意周到に誰も立ち入れない結界の中でいちゃつくちずると耕太。しかしその結界をあっさりと突き破り現れたのは望の兄で犹守朔であった。 ちずるに「お前に会いに来たのさ」と告げて耕太に性的興奮を苦痛に変える禁欲の腕輪をはめて消えてしまう。 ちずるは耕太ともいちゃつくことが出来ず、呪いを解くには朔のモノにならないと…絶体絶命のちずるは耕太を救うために朔に勝負を挑む。
ちずるは元旦早々耕太の部屋でまったりいちゃいちゃと。ところが望の乱入で邪魔されて一同そろって神社へと初詣に繰り出した。 おみくじ売り場や縁日の出店をひやかしていると、あかねやたゆらやいつものメンバーと遭遇。早く帰って耕太との続きを楽しみたいちずるをよそにワイワイにぎやかに元旦の一日が過ぎていく。
初雪のちらつく通学路、今日も元気に耕太とちずるはラブラブ真っ最中。そこに突然の猛吹雪が! ブリザードの中から現れたのは網タイツ姿の忍者だった。 ちずるの母からの使者である雪女の雪花は、人間の耕太は妖怪のちずるには相応しくないと言い放ち、二人の仲を裂くため大雪で薫風高校を陸の孤島にしてしまう。あっという間のサバイバル生活を強いられる生徒たち。 早く雪花を倒さないと凍死してしまう。雪に閉ざされた校舎の中、耕太とちずるは雪花の試練を乗り越えられるのか?
今日はいつものメンバーをお供に引き連れ、山奥の秘湯「玉の湯」へ。そこで皆の前に現れたのは女将姿のちずるの母親、玉藻。その真の姿は白面金毛(はくめんこんもう)九尾の狐の大妖怪であった。 ちずるの見初めた耕太に近づき、温泉で色目を使ってみたり。 「どう? 私の胸。ちずるさんと比べてみて」 極めつけは人間にはホレ薬の効能がある九尾湯(くびとう)を飲ませてしまったからさあ大変。耕太と望がちずるをそっちのけで求め合う、一体三人の関係はどうなってしまうのか? そして玉藻の狙いとは?
「耕太君、ちずるのおっぱい好きでしょ? あまえんぼさんしてって言って」 禁断の白い谷間に顔をうずめる耕太の姿を部屋の外から覗く二人の影、双子の妖怪ハンター蓮と藍。妖力を封じる薬をちずるに飲ませたところまでは良かったが、なんと薬の影響でちずるの豊乳がツルペタになってしまった。 泣き崩れるちずるのために皆が考えたオッパイ復活大作戦! 元の巨乳を取り戻すため耕太はちずるに豊乳マッサージを開始する。しかし、そのマッサージはより過激なプレイへと脱線していくのだった。
耕太と望はちずるの胸を復活させるため、朝も早くから豊乳マッサージに汗を流す。 九尾の狐を倒すために美乃里たちと共闘していた蓮と藍もその献身的な耕太の姿に胸をうたれ、ちずるは凶悪な妖怪ではないのではないか? と疑問を持つ。 そんな二人を歯牙にもかけず美乃里の薫風高校への侵攻作戦の最終章が始まった。薫風高校に忍び寄る魔物の群れ! 妖狐にもなれないちずるは、絶体絶命の耕太と薫風高校の危機を救うことが出来るのか?
耕太とちずる達はクラスメートと共に妖怪のための常夏のリゾート地でバカンスを満喫していた。初めてみる皆の水着姿に耕太とたゆらはウキウキワクワク大興奮。 波と日差しと戯れようとしていたそのときにどこからともなく香ばしい香りが流れてきた。その匂いの先には玉の屋という海の家が! そこに登場した玉の湯の玉藻と雪花。 なかなか二人っきりになれない耕太とちずる。一人思い悩むちずるは耕太に尋ねる。 「私のこと、どう思っているの?」 ちずるの問いに耕太は……
海水浴での事故からたゆらとあかねが急接近。張り切るたゆらを羨むちずる。 一方煮え切らない耕太はたゆらからもアドバイスされて二人の関係に対して決意を、ちずるも過去の失敗から学習して押しの一辺倒から待ちの一手に。 ところがタイミングを逸し続ける耕太に痺れを切らしたちずるは押してだめなら押し通せと、馬乗りに耕太を押し倒す。しかしちずるの性急な行動に応えられない耕太。このままではダメだと初めて会ったあの場所で……