はじめは皆を太陽荘の食堂に集め、今回の連続殺人事件の真相を明らかにしていく。太陽荘でも月光荘でも殺人が起きたのは授業中。氏家は皆にアリバイがあり、犯行は不可能と訴える。すると、はじめは地獄の傀儡師、高遠の入れ知恵でスパロウは不可能を可能にしたと反論する。はじめはこの連続殺人は極問塾本校で起きた茂呂井殺害事件から始まったと説明。真犯人スパロウは合宿中に6人をまとめて殺害しようと考えるが、茂呂井は塾を辞めたため、模擬テストの時に狙ったのだ。 はじめはアリバイトリックを暴くため、太陽荘と月光荘のスケジュール表を提示。月光荘で殺人が起きた時、太陽荘は休憩や食事などで誰にもアリバイがなく、逆に太陽荘で殺人が起きた時、月光荘は自由時間などで誰にもアリバイがなかった。つまり、2つの時間割は殺人計画のための作られたものだった。はじめは犯人が太陽荘と月光荘に1人ずついたと推理する。太陽荘の犯人は月光荘の犯人のアリバイが成立する絶妙のタイミングで近衛と海堂を殺害。はじめは近衛と海堂が教室を出て行ったのは偶然ではなく必然だったと訴える。はじめはそれを演出できたのはスパロウの氏家だけだと言い放つ。 近衛にチョークを取りに行かせただけでなく、海堂がテストを早く終えて教室を出たのも氏家の罠だった。皆のテストに難しい問題を用意し、海堂の問題用紙にだけはヒントが書かれていたのだ。同じように太陽荘の絵波がトイレに行ったのも巧妙に仕組まれた必然だった。はじめは昼食の携帯食に腹痛になる毒が盛られていたと推理。そばアレルギーの絵波だけは解毒剤入りのそ