欧介(堤真一)は、魚春の差し押さえを防ぐために金策に奔走するが、徒労に終わる。桜子(松嶋菜々子)は、若葉(矢田亜希子)から魚春の土地に東十条(東幹久)の病院が建つことを知らされるが、気にも留めない。そんな折、欧介は得意先で馬主の六助(西村淳二)に持ち馬が全く勝てないと相談される。欧介は数式を駆使して馬の勝率を計算し、勝率が99%と弾き出す。翌日、その馬がレースで圧勝。感心した六助は未勝利の持ち馬が勝てるか相談し、欧介を週末の馬主席に招待する。計算上、馬が勝つことが分かった欧介は、魚春を救うために馬券を買う。レース当日、欧介が馬主席にいることを知った桜子は馬主との出会いを求めて競馬場に駆け付ける。
東十家打算在代官山收購土地興建新醫院,正巧選中歐介家附近的地方,而歐介因經營不擅,被信用金庫追討貸款,限期前未能本息償還,便要扣押土地及魚店。歐介的其中一名客戶壇老先生因買了歐介所計算的冷門馬,而贏得巨款,於是償了五十萬給歐介,歐介將償金投注於另一匹冷門馬「幸運壇」身上,果然「幸運壇」勝出,可惜最後遭抗議而被取消資格,想藉以五十萬贏取三千萬來還債款的美夢落空,歐介只好欣然接受魚店倒弊。不過,櫻子從中協助歐介,向東十司表示不喜歡代官山,更以取消婚約威脅,終於令魚春魚店避過被沒收的命運。