桜子(松嶋菜々子)と東十条(東幹久)の結婚の準備が着々と進んでいた。だが、東十条は桜子が欧介(堤真一)のために病院建設に反対したと疑っていた。一方、桜子は欧介の母・富士子(市毛良枝)に言われた欧介がもつ“たったひとつのもの”が気になっていた。そんな中欧介は、桜子が病院建設を撤回させてくれたことを知り、礼を言うため現れる。立ち去ろうとする欧介を桜子は「聞きたいことがある」と呼び止める。
在櫻子的要求下,東十條決定另找地方他的建造新醫院。這使歐介的小魚店得以繼續存在下去。歐介得知是櫻子暗中相助,感動不已。他決定要當面向櫻子表達謝意。兩人見面後櫻子卻輕描淡寫地說:「我這樣做並不是為了你,只是不滿意你那塊地罷了。」但當櫻子說這些話的時候不自覺地想起了富士子的話「其實你心裡一直很清楚,世上有比金錢更重要的東西,那就是和歐介在一起。」櫻子對歐介道:「帶我去你常去的地方吧。」於是,歐介帶著櫻子去了河邊的壽司屋、彈子房。櫻子還是第一次到這些地方,好奇感快樂感溢滿全身。 東十條來到櫻子的住處,他驚訝地發現櫻子住的並不是什麼高級公寓,只是一般的租用房。