故郷・美波町の「道の駅」でバイトを始めた波美(倉科カナ)。お遍路さんや観光客に情報や地元産品を提供するという、雑誌の編集とは勝手が違う仕事に戸惑いも多い。駅長の吾妻(江良潤)から任されたキャッチコピーやブログの文章を綴ることに編集者としての経験を生かしていた。徳島から1時間半かけて通う波美の姿に、加代(羽田美智子)の心配は募り、勝乃新(大東俊介)も研究をやめ自分も就職すべきなのかと悩む。
そんな時、はまもと荘を訪れたお遍路さん・高木(西村和彦)が、実は加代の初恋の人だったことがわかり、哲也(石黒賢)は波美が止めるのも聞かず、高木に接近を試みる。新聞記者だった高木は、波美が「発心」の編集者だったと聞いて興味をもち…。一方、清州教授(あがた森魚)からアドバイスを受けた勝乃新はウミガメロボットの研究のため、海に近い美波町に住む方がいいと考え始める。
さすがに厳しくなった生活に、波美と勝乃新は美波町を生活の拠点にしたいと哲也・加代に申し出、ある思惑を抱いていた哲也もこれを了承。とうとう波美夫婦が浜本家と同居することに!引越しの日、久しぶりに吉野(室井滋)、啓(坂井真紀)、友近(正名僕蔵)らが集まった…。引越しをすませ、はまもと荘の波美の部屋で、ここから二人で再出発しようと誓い合う波美と勝乃新だったが…。