就職先が決まるまで、勝乃新(大東俊介)と同じくアルデでアルバイトをすることになった波美(倉科カナ)。バイト以外に就職活動や研究に忙しい二人。ついに勝乃新が過労でダウン。続いて波美も倒れてしまう。果歩(岩佐真悠子)と綾(田中こなつ)から「夫に遠慮してるのか」と問い詰められる波美。話を聞いた哲也(石黒賢)と加代(羽田美智子)も心配になる。就職も決まらず、新婚生活もすれ違いの波美に、加代がしたアドバイスとは…。
「結婚のお礼がしたい」という波美の願いをうけ、加代は、北海道旅行に行くことに決める。娘の成長を感じ涙ぐむ加代。出発の朝、哲也とともに久しぶりの夫婦水入らずの旅行にウキウキした様子の二人。そのころアルデには、吉野(室井滋)が姿を見せ、波美を喜ばせる。吉野がアルデに来たのは、ある本の出版を相談するためだった。波美はそのとき、美波町の「道の駅」駅長・吾妻(江良潤)と出会う。全国を転々としてきた人生を振り返り「道を行けば誰かに会える」と語る吾妻に感銘を受ける波美。
その夜、勝乃新に吾妻との出会いを話す波美。久しぶりに波美の笑顔を見て、勝乃新はうれしくなる。吾妻の仕事場を訪ねた波美は、道の駅でアルバイトを募集していることを知り、哲也と加代に、道の駅でのバイトのため片道1時間半かけても徳島から通いたいと切り出す。それを聞いた加代は、いっそはまもと荘に同居させたらどうかと哲也に相談するのだが…。