波美(倉科カナ)の書いた記事のために弥生の人生が台無しになったという弥生の祖父の抗議は、「発心を回収せよ」とエスカレート。吉野(室井滋)が波美を連れて謝罪と説明に行く。「回収することはできない」と深く頭を下げる吉野だが…。波美は記事を書くことが怖くなり、気の抜けたような記事しか書けずに吉野から叱責される。そんな波美に、須堂(坂井真紀)や勅使河原(益岡徹)が厳しくも語る、仕事をするプロの心構えとは?
一方哲也(石黒賢)は、サーフボード製作で世界的な技術を持つ黒磯(青木伸輔)の影響で、タヒチで店を開くのに必要とフランス語の勉強を始める。さらに、折しも現れたパリジェンヌのお遍路さん・カトリーヌと盛り上がり、地元の仲間達を巻き込んで即席フランス語教室を。連日、仕事もせずにカトリーヌと騒ぐ姿に、ついに加代(羽田美智子)の怒りは爆発する。
その頃、波美は佐古(長塚圭史)から大変な話を切り出されていた。活動の拠点をパリに移すので一緒に来てほしいというのだ。果歩(岩佐真悠子)に相談したところ「それはプロポーズだ」と言われ、仕事も手につかないほど動揺してしまう。数日後、波美がアルデへ行ってみると、そこにいたのは、世界放浪の旅から帰った勝乃新(大東俊介)だった…。