編集部をやめ世界放浪の旅に出るという勝乃新(大東俊介)の告白にショックを受けた波美(倉科カナ)、もう会えないのかと気もそぞろで、吉野(室井滋)や啓(坂井真紀)も顔を見合わせる。はまもと荘では綾(田中こなつ)の披露宴が行われ、波美はなぜか一平(武田航平)とデュエットすることに。間の悪いことに波美が結婚式に出席している間に、勝乃新が最後の出勤で編集部に来てしまう。
波美の気持ちを察した啓は一計を案じるが、そこに立ちふさがったのは勅使河原(益岡徹)で…。一方はまもと荘では、嵐の中、漁に出た泰三(芦屋小雁)が戻って来ず大騒ぎに。哲也(石黒賢)や加代(羽田美智子)の心配をよそに無事に帰って来た泰三は、無理がたたり熱を出してしまう。そして波美のアパートを訪ねて来た泰三が重い口を開いて語る驚くべき話とは…。
波美は勝乃新を、ようやく夕飯に誘い出すのに成功。最後のチャンスとばかりに初デートを楽しむが、世界放浪中の連絡先を聞く波美に、勝乃新が語るのはロボット工学の究極の挑戦について…。わけがわからずまた大喧嘩。落ち込む波美は翌日、吉野からある原稿を渡される。それは、勝乃進が編集部での波美の日常を観察してつづったマンガだった…。