波美(倉科カナ)が漁船に同乗して一平(武田航平)を取材中、網に迷い込んだウミガメ。保護したカメをウミガメ館に運んだ際、伊崎館長(温水洋一)の指示のもと、てきぱきと処置をする学芸員・亀園(松尾れい子)と出会う。波美はなんとか一平の記事を書き上げるが、吉野(室井滋)の判断は厳しく、勅使河原(益岡徹)からは「絵日記」と酷評されボツ。しかも代わりに採用されたのは勝乃新(大東俊介)の企画で…。
須堂啓(坂井真紀)を手伝ううち、郵便局員だった頃の啓を吉野が取材していることを知った波美は、当時の記事を読み啓と亀園は似ていると感じる。カメに魅せられOLから学芸員に転身した異色の人物・亀園を取材したいと考えた波美。吉野のOKがでるが、肝心の亀園は海ガメ施設のある沖縄の黒島へと旅立ってしまう。追跡取材をしたい波美は、勝乃新(大東俊介)が語る海ガメの壮大な話に感動。勝乃新の力を借りて何とか給料前借りで黒島に行くことが認められる。ただし企画が通らなければ自腹という条件つき。
その頃、哲也(石黒賢)のもとを、ロサンゼルスの有名なサーフボード会社の代理人と名乗る外国人が訪ねてくる。「伝説の男」と持ち上げられた哲也はまんざらでもない。怪しい儲け話にのった哲也に加代(羽田美智子)はあきれて…。飛行機が取れず沖縄まで船で行くことになった波美。フェリーターミナルに行くとなぜか勝乃新の姿が…。