亀園(松尾れい子)を追い、コバルトブルーの海に囲まれた沖縄県黒島へ取材に来た波美(倉科カナ)と勝乃新(大東俊介)。編集部では勝乃新まで黒島に行ったことを知り、呆れる吉野(室井滋)、怒る勅使河原(益岡徹)。波美の取材時間は4日間だけ。波美は取材のため亀園に密着するが、肩透かしな答えばかり。
心配した哲也(石黒賢)がウェブ電話をかけてきて、波美が勝乃新と一緒にいることを知った一平(武田航平)の心配は最高潮に。そんな心配をよそに、波美は初めて勝乃新と向かい合う。が、口論の末、大喧嘩。勝乃新とは対照的に波美は亀園たちの会話の輪に加われず、ついには酔っ払って「海ガメなんてだいーっ嫌い!」と宣言してしまう。そして、悪天候により海ガメの放流も中止。
そんな時、砂浜で海の天気を神様に祈る歌を歌うおばぁ(吉田妙子)と出会った波美は、祈るような気持ちで一緒に歌う。そんなことで波がおさまるか、と勝乃新。そして最終日、波美は勝乃新とともに海ガメの放流を手伝うことに。ウェブ電話も通じ哲也、加代(羽田美智子)ら家族、一平や伊崎館長(温水洋一)も見守る中、波美は海ガメとともに泳ぐ。その時、青く透き通る海の中で波美は不思議な体験をする。