壱晴(藤ヶ谷太輔)は、スピーチの途中で突然声が出なくなり、人々の中で立ち尽くしてしまう。一方、桜子(奈緒)は、個展の案内に手紙が添えられていたことに気付く。そこには、完成した「桜子のいす」に込めた壱晴の思いがつづられていた。壱晴は、やりきれない思いといら立ちを抱え、街をさまよう。