冬子(石原さとみ)は、ラジオ放送のリクエストコーナーに、“離れ離れになった辰造(でんでん)の家族を探しています”という内容のはがきを送る。そして、そのはがきがラジオで読まれる。ある日、学校から戻った冬子にラジオ局から電話がかかる。辰造の家族らしき人からラジオ局に問い合わせがあり、もう少し具体的な話を聞きたいと言ってきたのだ。冬子が辰造にそのことを伝えると喜ぶどころか、激しいけんまくで怒り出す。