東京オリンピックが終わり、まだその余韻も残るある日、喜介(有薗芳記)が春男(岸谷五朗)に独立したいので工場を辞めたいと言いだした。そして、工場長の辰造(でんでん)までもが、今年いっぱいで工場を辞めたいと言いだす。そんな中、春男は都子(紅萬子)たちから、東京に行った夏子(上原多香子)がなかなかテレビに出てこないと言われ面白くない。春男は、今は辛抱の時期…とてるてる坊主を作る。