工場を出て行こうとする辰造(でんでん)を照子(浅野ゆう子)や和人(錦戸亮)は必死でとめる。すると一人の女性客が、一連の騒動を見て店の外に出てくる。その女性は辰造の娘・知香子(松本麻希)であった。ラジオ放送の内容を手がかりに、池田まで探しに来ていたのだった。春男(岸谷五朗)は、冬子(石原さとみ)がよけいなことをして申し訳ないと知香子に告げるが、知香子は逆に頭を下げて…