河辺(小野花梨)の過去に嫉妬し苦しむ山際(千葉一磨)の言葉を聞いていた足子先生(富田靖子)は、山際を一方的に断罪し、話し合いをそのまま打ち切ろうとする。
ところが、その場に居た中村(未来穂香)や紺野(齋藤隆成)、岬(西井幸人)などから中途半端に議論を打ち切らず、鈴木先生(長谷川博己)ともう少し話したいとの声があがり、足子先生はその場を去らざるを得なくなってしまう。
性をめぐる様々な価値観の間で揺れ動きぶつかり合う生徒たち。果たして鈴木先生はどう指導するのか!?
鈴木先生による課外授業が始まった!
数日後、課外授業の一件を麻美(臼田あさ美)に話した鈴木先生は、麻美から現在のような教育を目指したきっかけを尋ねられ、一人の生徒との出会いが教師としての在り方を決定付けることになったと打ち明ける。
それは、鈴木先生が教師になったばかりの頃。
問題児ばかりが揃ったクラスの担任をしていた鈴木先生は、生徒が起こすトラブルの処理に追われて、毎日へとへとに消耗していた。しかし、一番大事なことは、目立った事件とはかけ離れた日常生活の中で起こっていたのだ…。