ザ・バンド。
「アメリカそのもの」と讃えられるサウンドを持つ、唯一無二のグループ。
カントリー、ゴスペル、R&Bといった様々な音楽の豊かな響きがロックのもとに渾然一体となった彼らの音は、サイケ全盛の60年代に、大きな衝撃をもって迎えられた。
ミュージシャンズ・ミュージシャンとしていまなお多くのアーティストからのリスペクトを集めるザ・バンドの代表曲といえる「ザ・ウェイト」。
そこには深遠な音楽の謎と、尽きせぬ味わいがある。
番組では、ザ・バンドのメンバーであるリヴォン・ヘルムとガース・ハドソンに取材。
『ラスト・ワルツ』から30年以上を経た現在もなお理想の音楽を追い求める彼らの姿を、最新のライヴ映像と共に紹介する。