1970年代、ハード・ロックが世界の音楽シーンを揺るがせた。中でもディープ・パープルは、その並外れて優れた楽曲、サウンド、演奏力でブリティッシュ・ハード・ロックの王者として君臨していた。彼らの代表作のひとつが「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。
シンプルでハードなリフは当時、世界中のギター少年がコピーし、ギタリストのリッチー・ブラックモアは彼らの永遠のヒーローとなった。この曲の歌詞は、彼らの7番目のアルバム『マシン・ヘッド』をスイスでレコーディングした時のエピソードがそのまま歌われている。番組は、グループが誕生したロンドン、そして、この曲が誕生したスイスのジュネーブを訪ね、ゆかりの人々にこの曲が誕生した背景を聞く。