芹沢理一(妻夫木聡)は、自宅マンションで広瀬歩美(小林麻央)とキス。しかし、それ以上の進展はなく、歩美はすぐに帰って行った。理一は、キスを許した歩美の胸中が分からず混乱してしまう。一方、牧野衣咲(深津絵里)は、英介(藤木直人)のバーの、一人目の客となる。これが自分と相性がバッチリの人との“接点”になったりはしないだろうと思いながらも、店を出た衣咲の足取りは軽い。
翌日、未だに歩美との出来事で混乱している理一は、一坂進(温水洋一)の最後の教習にOKの判を押した。大喜びの一坂は、卒業検定も理一が見てくれるのものと思っている。だが、理一は卒業検定が出来ない立場。少しガッカリした様子の一坂だったが、理一からがんばるように励まされると、サービスするから、と言って弁当屋のチラシを差し出した。その後、ぼんやりしていた理一の元に、長谷部幸平(田中圭)から召集を告げる連絡が入った。
夜、理一が幸平に指示された『夢の蔵』に行くと、衣咲が西山順子(村岡希美)を連れて来た。何やら相談がある幸平は、理一だけでは心もとないから、と、男子代表として木田貴司(西野亮廣)を、女子代表で衣咲を呼んでいた。すると突然、衣咲が「チュウしたんだってね」と、びっくり発言。なんで知ってるんだ…と理一はビックリするが、実はそれは理一と歩美のことではなくて、幸平と小池実乃(広末涼子)の話だった。幸平は、自分にキスをしてきた実乃の気持ちを知りたかったのだ。「どう思う?」と、問いかけられた理一は返事につまる。すかさず、「自分の身に置き換えていたりして」と突っ込む