嵐の海で救出活動をしていて、遭難してしまった1号。ふと気が付くと、海岸に打ち上げられていた。去っていく少女の後ろ姿に気付いた1号は、なんとか命の恩人の正体を知りたいと思うが、手がかりはまるでない。話を聞いたミチ子は、スミレのラジオ番組に投稿する。ハガキを見たスミレはカンカン。実は、少女の正体は人口呼吸のためにマスクを外した3号だったのだ。そうともしらず、すっかり妄想の中にいる1号は、3号の前で「将来結婚するんならあの子以外考えられない」と口走る。俄然やる気になった3号は「一生の問題なの」と4号を抱き込み、人工的に嵐を起こして1号を遭難させる。気が付くと、覚えのある感触に1号は包まれていた。命の恩人だと確信した1号は、顔を見て絶句する。すっかり女房気取りの3号と、それに嫉妬するミチ子に挟まれて悲喜こもごもの1号であった。