コピーに冷たく当たる1号を見かねたバードマンは一計を案じた。コピーが故障したと偽り、「磁力ワープ装置」を代わりに与える。行き先を念じ「パワープ」と唱えれば瞬間移動できるという代物だが、亜空間磁場では体が回転して眼が回るのが欠点だ。最初は喜ぶ1号だが、相次ぐ出動で次第にへばってくる。すぐいなくなるミツ夫に家族や友人もお冠。そこに、アメリカでロケ中のスミレに竜巻が迫っているとの知らせが。ふらふらの1号だが、なんとか3号とパータッチして逆回転で竜巻を消す。とばっちりを食ったパーマン仲間ににらまれているところに、バードマンが戻ってきた。コピーのありがたみを知った1号は「磁力ワープ装置」をバードマンに返す。バードマンは「修理した」コピーを1号に返すが、わざわざ「眼が回る忙しさ」と引っかけたと自慢して3号たちをヘコらせる。戻ってきたコピーに大喜びのミツ夫の耳には入っていなかった。