パーマン人気を見込んだ編集者が、1号に自叙伝の執筆を打診してきた。その気になった1号は、正体が謎なのをいいことに、「パーマンは大天才のおぼっちゃま」と景気のいい話を書くが、「大衆は苦労を背にしたヒーローを好むのよ」と3号に一蹴される。1号の構想は、いつしか夢の中へ……。