ふざけて留吉の包丁捌きを判定するヨシ夫。が、なかなかうまくはいかない。 たまたま飲みに言った店で、大将が病気で困っているところで、飲み物だけと断って手伝う。 が、壱升庵の板前と聞いて、馬鹿にされ、思わず、一升庵のとろろを作ってしまう。 それを見た珍品堂。 留吉の一件がおせんと清二の耳に入り、留吉は板場出入り禁止になる。 考えた留吉が、おせんにやめると告げると、おせんはあっさりそれを受け入れた。 駅前の店で働き始める留吉。 留吉のことを心配するヨシ夫だが、 シズに、「自分のことを考えろ。女将が決めたことに反対する腕があるのか」と諭され 、おせんを信じることに決めてがんばることにする。 ある日、留吉が働き始めた店の閉店後におせんが訪ねてくる。 最近考え始めた塩麹のつけものを考えて作って欲しいと頼まれた留吉は一生懸命つくり、 おせんは、留吉が作ったことは内緒で清二に振舞う。 清二に、留吉が心を入れ替えていると説得し、留吉は壱升庵に戻ってくる。